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マドリード (Madrid) はスペインの首都で、イベリア半島のほぼ中央部、メセタ(乾燥高原)地帯のマンサナーレス川沿いに広がる都市である。人口は約313万人であり、EU圏内では、ロンドン、ベルリンに次ぐ大きな街として知られている。マドリード州の州都、マドリード県の県都でもある。
[1](日本語あり)、
[2](英語・仏語・西語)
[編集] 分かる
[編集] 歴史
マドリードの歴史は古く、既に先史時代から人が住みついていたとされている。名前の由来は市内を流れるマンサナーレス川で、アラビア語で「アル・マジュリート」(「水の源」の意)と呼ばれていたものが、後に地名として使われるようになり、さらにそれが転訛して「マドリード」となった。
マドリードがスペインの首都となるのは16世紀半ばであり、フェリペ2世が宮廷をトレドからマドリードに移したことに由来する。スペインは15世紀に既に大航海時代を迎えており、北アメリカやアフリカとの航路が開かれた結果、続く16世紀に新大陸から流入する銀などによって大いに栄え、この時期にマドリードも繁栄を謳歌した。18世紀には、フェリペ5世により王宮が建てられたほか、カルロス3世の時代の都市計画で近代的な都市へと発展を遂げた。
19世紀初頭にフェルナンド7世が父親であるカルロス4世に退位をせまったアランフエスの蜂起やナポレオンの部隊によるマドリードに入城とフランス軍に対する市民の反乱・鎮圧などの騒擾を経験(ちなみに、このときの様子を著名な画家であるゴヤが「5月2日」「5月3日」という作品に残している)。1814年にフェルナンド7世による王政に復帰したが、19世紀から20世紀にかけては、自由主義派と保守派の争いである「カルリスタ戦争」やスペイン内戦(1936年~1939年)などの戦争で国内が荒廃し、特にスペイン内戦ではマドリード市内も戦場となったため大きな被害を受けた。その後、フランコによる独裁時代を経て現在の民主制に至っている。
[編集] 気候
標高650m前後の高原地帯に位置しており、季節や昼夜による寒暖の差が比較的大きい。夏場でも朝晩冷え込むことがあるので、薄手の上着を1枚用意しておくとよい。空気が乾燥しており、年間を通じて降雨量は少ない。
マドリードの平均気温と降水量
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| 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年 間 |
| 平均気温 (℃) | 6.1 | 7.5 | 10.1 | 12.0 | 15.6 | 20.7 | 24.4 | 24.2 | 20.7 | 14.6 | 9.7 | 6.9 | 14.4 |
| 降水量 (mm) | 38.3 | 39.8 | 27.6 | 47.6 | 50.5 | 25.9 | 13.9 | 10.1 | 27.2 | 51.3 | 54.5 | 53.6 | 440.3 |
| ※データ出典 |
[編集] 着く
[編集] 飛行機で
- 現在のところ日本からマドリードへの直行便は就航していないので、アムステルダム、パリなど他のヨーロッパの他の都市から乗り継ぐ必要がある。
- マドリードの空の玄関口はバラハス空港であり、空港は市内の中心部から15kmほど郊外に位置している。ターミナルが4つあるので、利用する便がどのターミナル発着なのか要確認。
- 空港から市内への主な交通手段としては、地下鉄、バス、タクシーがある。地下鉄利用の場合、市内まで€2均一で所要1時間弱(ターミナルによって空港内の駅が異なるので注意)。また、深夜に空港からプエルタ・デ・ソル付近までタクシーを利用した場合の料金の目安は€30前後である。
[編集] 列車で
マドリードにはチャマルティン駅 (Estación de Chamartín) とアトーチャ駅 (Estación de Atocha) の2つのターミナル駅があり、両者はそれぞれ国鉄近郊線と地下鉄で結ばれている。チャマルティン駅は市の北部にあり、パリやリスボンなどとマドリードを結ぶ国際列車やスペイン北部地方からの長距離列車、近郊線などが発着する。また、アトーチャ駅は市の南部にあり、近郊線のほか、スペイン版新幹線であるAveや特急列車「タルゴ (Talgo)」などの長距離列車などが発着している。どちらの駅も観光客が多く利用するため、観光案内所やホテルの予約カウンターなどの施設がそろっている。
[編集] 車で
[編集] バスで
マドリードの主要なバスターミナルとしては、アベニーダ・デ・アメリカ・バスターミナルと南バスターミナルの2つがある。アベニーダ・デ・アメリカ・バスターミナルは市の北部にあり、地下鉄4、6、7、9号線、アベニーダ・デ・アメリカ駅と地下連絡通路で繋がっている。バスターミナルからは主にスペイン北部の各地方へのバスが発着している。
南バスターミナルは市内最大のバスターミナルで、国鉄アトーチャ駅から3駅先のメンデス・アルバロ駅(地下鉄1号線パシフィコ駅で6号線に乗り換える)近くにあり、地下鉄駅と連絡通路で繋がっている。南バスターミナルからはトレドやアランフェスなどの近郊の街、アンダルシア地方、フランスやポルトガル方面への長距離バスが発着している。バスの発車時刻やプラットホームの番号、バス会社やチケットの発売カウンターの番号などはすべて中央の電光掲示板に表示されているので、それを確かめた上でチケットを買うようにするとよい。ターミナル内には案内所や旅行代理店、食堂などの関連施設がそろっている。
[編集] 船で
[編集] 動く
地下鉄とバスの共通回数券、"Metrobus"を購入しておくと便利。1枚€6.4で、10回乗車が可能。改札機を通るたびに使用回数が表示され、また券面の裏側にも使用記録が印字される。割引運賃になっており、大体7回使うと元が取れるしくみになっている。
[編集] 列車で
[編集] 地下鉄
マドリードは地下鉄の路線が縦横に発達している。駅間が短くほとんどの観光スポットがいずれかの地下鉄駅でカバーされている上、路線間の乗り換え駅も多数あるのであらゆる方向の移動にも一通り対応でき、またバスほど複雑な路線でもないので、ある地点から特定の目的地を目指す場合や街歩きに疲れたときなどのちょっとした移動などに非常に便利である。案内板も分かりやすいし、路線に不案内な観光客であっても乗り換えが比較的スムーズにできる。
改札は入場のみで出場の改札口には切符の投入口はなく、単に改札機のバーを手で押して外に出ればよい。なお、車両のドアは自動では開かないので、駅に到着したときドアに付いているレバーやボタンを操作してドアを開ける必要がある(わからなければ他の人が降りるときにドアを開けてもらって一緒に出るとよい)。
[編集] タクシーで
市内にはタクシーが多数走っており、地下鉄などが運行されていない夜中でもプエルタ・デ・ソルなどの主要な観光スポットの付近で簡単にタクシーを拾うことができる。タクシースタンドのほか、流しのタクシーを拾うことも可能。空車は車の上部に緑色のランプが点灯している。平日と深夜・休日の2つの料金体系があるほか、空港に乗り入れる際と空港から出る際には別途料金がかかる仕組みとなっている。
[編集] バスで
[編集] マドリード・ビジオン
市の中心部をざっと見るには、観光バス、マドリード・ビジオン (Madrid Vision) が便利。市内の主だった観光スポットを結ぶ循環ルートの2階建て観光バスで、2階部分がオープンデッキになっている。Ruta1とRuta2という2つのルートが運行されており、Ruta1は王宮、マヨール広場、プエルタ・デ・ソル、ソフィア王妃芸術センター、プラド美術館、ティッセン・ボルネミッサ美術館、グラン・ビアなど市の中心部の主だった観光施設を、またRuta2は市の北部、サラマンカ地区のショッピング街やサッカーチーム、レアル・マドリードの本拠地であるサンティアゴ・ベルナベウスタジアムなどをそれぞれ結んでいる。マドリードの主要な観光スポットは概ねカバーされており、利用価値は高い。なお、どちらのルートも1周するのに約75分かかる。
バスは概ね10分~25分おきに運行されており、Círculo Bellas Artes(Ruta1の停留所番号8、Ruta2の停留所番号14(停留所名はAlcalá, 39))、Museo del Purado(プラド美術館。Ruta1の停留所番号12、Ruta2の停留所番号1)、Puerta de Alcalá(アルカラ広場。Ruta1の停留所番号13、Ruta2の停留所番号13)、Plaza de Colón(コロン広場。Ruta1の停留所番号15、Ruta2の停留所番号3)、Plaza de Cibeles(シベーレス広場。Ruta1の停留所番号16、Ruta2の停留所番号2)の5つの停留所でそれぞれ乗り換えが可能(ただし2つのルートの乗り換え地点が同じ場所にあるのではなく、30mほど離れた別の場所や道路の向かい側などにあるので注意)。
チケットは1日券が€15.3で、バスの中で購入できる。チケットは上記2つのルート共通でどちらへも乗り降り自由。チケット購入時にもらえるイヤホンを座席前のイヤホンジャックにつなぐと、停留所とその途中のルート上にある主だった観光スポットの解説を各国語(英・西・仏・独・伊・葡・蘭・日)を聞くことができる。どちらのルートも1方向のみの運行なので、走行地点より後ろの観光スポットを訪れるのには余計に時間がかかる。その際には、一旦バスを降りて歩きと地下鉄で一部分をカバーし、マドリード・ビジオンのバス停で再びバスに乗るなど、複数の移動手段を組み合わせることでより効率的に街歩きを楽しめる。なお、マドリード・ビジオンについて詳細はマドリード・ビジオンのHP参照。
[編集] 足で
マドリードは見どころがいくつかのエリアにまとまって立地しており、それらのエリア内なら徒歩で回ることも十分可能(また、その方が街の雰囲気を味わえる分楽しい)。なお、エリア間は多少距離があるので、移動には地下鉄やバス、あるいはマドリード・ビジオンなど他の交通手段を組み合わせたほうが効率的である。
[編集] 観る
| プエルタ・デル・ソル (Puerta del Sol)
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| マドリードの中心部、いわばヘソのような場所で(実際、東京の日本橋のようにスペイン各地との距離の基準点になっている)、 夜遅くまで多くの人で賑わっている。3つの地下鉄線の駅や観光バス「マドリード・ビジオン」の停留所があるほか、王宮やマヨール広場、グラン・ビア、サン・イシドロ教会などもここから歩いて行ける距離にあるため、観光の起点として非常に便利。付近には多くの店やレストラン、バル、ホテルなどが密集している。
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| 所在 地下鉄1、2、3号線ソル駅下車。
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| 王宮 (Palacio Real)
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| 1931年のスペイン革命によってブルボン王朝に代わり第二共和政が成立するまで、王宮として使用されていた建物であり、プラド美術館と並んで人気のある観光スポット。入り口そばの大階段を登って2階の見学コースに入ると、かつて王の居間や書斎、あるいは寝室だった大小さまざまな部屋が次々と目の前に現れてくる。一つ一つの部屋の、その贅の限りを尽くしたような装飾や調度品には見ていて思わず溜息が漏れてくるほど。何気なく架けてある絵がゴヤの作品だったり、また世界に数えるほどしかないストラディバリの楽器がいくつも無造作に展示されていたりして、当時のスペイン王朝の権力と財力がどれほどのものだったかうかがい知れる。部屋に何気なく置かれているものが実はとても貴重な文物や有名な画家による作品だったりするので、日本語のガイドブックや有料で貸してもらえる英語の音声ガイド、あるいはそれぞれの展示室にある英語の説明などを参照しながら見学コースをまわるとよい。そのようにすれば重要な展示物を見落とさずに済む。
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| 所在 Calle Bailén 28071 (MADRID). 地下鉄2番、5番オペラ駅下車徒歩5分、マドリード・ビジオンRuta1 Palacio Real 下車。
| 電話 (+34) 914-548-800
| WEB [3]
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| 開場時間 月~土:9:00~18:00、日・祝9:00~15:00。季節により若干の変動あり。また、元旦やクリスマスイブ、公式行事が行われる日など年間何日かの休館日があるので事前に確認を。
| 料金 €8
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| マヨール広場 (Plaza Mayor)
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| プエルタ・デル・ソルから歩いて5分ほどのところにある広場。四方を建物に囲まれており、広いパティオ(中庭)のような造りになっている。既に16世紀初頭にはあったとされており、歴史的にも古い広場。かつてはここで闘牛から処刑に至るまで様々なイベントが行われていた。大火をきっかけとして現在のような形になったのは19世紀半ば頃。広場の周りにはカフェやバルが集中しており、市民や観光客で賑わっている。
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| 所在 地下鉄1、2、3号線ソル駅、2、5、R号線オペラ駅などからそれぞれ歩いて5分程度。
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| プラド美術館 (Museo Nacional del Prado)
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| スペイン王朝のコレクションを基にして作られた美術館で、まず間違いなくマドリード観光の白眉、イチオシのスポット。ゴヤ、ベラスケス、エル・グレコなど超一流のスペイン画家の傑作を堪能することができ、絵画好きにはたまらない場所。少しゆっくりとみたければ最低半日はかけたいところである(ただ、あまり長い時間をかけてじっくり見ていると、最後は多少食傷気味になってくるので、自分の好きな作品を「ねらい撃ち」で見るか、あるいは時間とお金に余裕があるなら2日に分けて見るといいかもしれない)。入り口で音声ガイド(€3.5。日本語なし)を借りることができるほか、自動販売機で主な作品を案内した小冊子(€1。こちらは日本語あり)を購入することができる。
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| 所在 Paseo del Prado, s/n 28014 Madrid. 地下鉄1号線アトーチャ駅、2号線バンコ・デ・エスパーニャ駅下車徒歩10分前後。
| 電話 (+34) 915-420-059
| WEB [4]
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| 開場時間 9:00~20:00、月曜休み。
| 料金 €6、日曜日は無料。
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| ソフィア王妃芸術センター (Museo Nacional Centro de Arte Reina Sofia)
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| アトーチャ駅近くにある現代美術中心の美術館。3Fは企画展示スペースで、2F、4Fが常設展示室になっている。ピカソの「ゲルニカ」が展示されているのは2Fの奥。美術の教科書などによく登場する有名な絵だが、実際に見るとその大きさや絵の持つメッセージ性に圧倒される。ピカソの他の作品やダリなどの作品も数多く展示されており、現代芸術を中心としたコレクションが充実しているが、ゲルニカ一枚を見に行くだけでも十分に行く価値がある。
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| 所在 Plaza Santa Isabel. 52-28012
| 電話 (+34-91) 774-1000
| WEB [5]
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| 開場時間 月及び水~土:10:00~21:00、日10:00~14:00、火曜休み。
| 料金 €6。
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| ティッセン・ボルネミッサ美術館 (Museo de Thyssen Bornemisza)
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| 14世紀頃のイタリア古美術や宗教画から現代のポップアートに至るまで、数多くの作品が年代順に展示されている。音声ガイドの貸し出しあり(ただし日本語はない)。オーディオシステムの解説をたよりにゆっくりまわっていたら、4、5時間あっても足りないくらい。常設展示と企画展のコーナーがあり、それぞれ料金が異なっている。プラド美術館、ソフィア王妃芸術センターと並び、マドリードの三大美術館の一つに数えられる。
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| 所在 Palacio de Villahermosa Paseo del Prado, 8. 28014 Madrid
| 電話 (+34) 913-690-151
| WEB [6]
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| 開場時間 10:00~19:00(入場チケット発行は18:30まで)、月曜休み。
| 料金 €6、その他企画展に応じた異なる料金。
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| レティーロ公園 (Parque del Retiro)
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| プラド美術館の裏手に広がる広大な公園。ここがマドリードの中心部かと疑いたくなるくらい公園内は木々が鬱蒼と生い茂っている。都会の喧騒から離れてのんびりと散策するにはもってこいの場所。時間がない場合には入り口近くの池とアルフォンソ12世のモニュメントの周りだけでも歩いてみるとよい(公園内を隅から隅まで歩こうと思ったら、何時間あっても足りない)。
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| 所在 地下鉄2号線レティーロ下車、マドリード・ビジオンRuta1・2 Puerta de Alcalá 下車。
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| グラン・ビア (Gran Vía)
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| 地下鉄2号線バンコ・デ・エスパーニャ付近、スペイン銀行の斜め向かいにあるメトロポリスビル(冒頭の画像参照)からスペイン広場にかけて、1.3kmほど続くマドリードの目抜き通り。20世紀初頭に整備された通りで、周辺には当時流行していた派手な装飾の付いた造りのビルがいくつも並んでいる。マドリード・ビジオンRuta1の停留所16番(アルカラ広場)付近から20番(スペイン広場)付近までがちょうどグラン・ビアを通り抜けるコースになっているので、雰囲気だけ楽しみたいのならバスで通り抜け、気が向いたら停留所17番から19番あたりで降りて散策してもよい。また、地下鉄1号線、5号線グラン・ビア駅、地下鉄3号線、5号線カリャオ駅など(グラン・ビア周辺には地下鉄の駅がいくつかある)から通り沿いを1駅分くらい歩いてみるといった歩き方もある。
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| エスパーニャ広場 (Plaza de España)
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| グラン・ビアの西の外れにある広場。ごく普通の、ちょっと小ぎれいな公園といった感じのところで、(一部のガイドブックに大々的に取り上げられている割には)大して面白いところではない。ただ、文豪セルバンテスを記念したモニュメントやドン・キホーテとサンチョ・パンサの銅像があることで有名であり、銅像を見に(あるいは一緒に写真に収まりたいがために)ここを訪れる観光客も多い。
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| 所在 地下鉄3、10号線プラザ・デ・エスパーニャ駅下車。
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| サン・イシドロ教会 (Santa Iglesia de San Isidoro)
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| マドリードの守護聖人であるサン・イシドロを祀る教会。内部は全体に重厚な造りで、外の喧騒とは打って変わって静寂な空間が広がっており、聖母マリアなど、中央のベンチを取り巻くようにしてあるいくつもの祭壇には、献花や献灯、あるいは祈りのために訪れる人々や観光客が絶えない。もしミサなどが行われていなければ、夕方訪れてみるとよい。夕日が天井のドームから教会内に差し込んでとてもきれいである。街歩きに疲れたときなどにおすすめの場所。
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| 所在 マヨール広場と地下鉄5号線ラ・ラティーナ駅との間にある(どちらからも歩いて3分程度)。
| 電話
| WEB
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| 開場時間 7:30~13:00、18:00~20:30。曜日や季節、行事の有無により若干の変動あり。
| 料金 無料。
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| ラス・ベンタス闘牛場(Plaza de Toros de las Ventas)
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| 収容人数23,000人、スペイン最大の闘牛場。チケットは当日に闘牛場のチケット窓口でも購入可能だが、闘牛は日没前の2時間ほどで行われるため、日があたる席(Sol)だと強烈な西日を浴び続けながらの観戦となる。料金は高くなってしまうが、日陰の席(Sombra)や間近の席を希望するならば、あらかじめホテルのコンシェルジェに依頼して手配するか、あるいは旅行会社のツアーを予約して参加するかという方法もある(検索エンジンで「マドリッド 闘牛 チケット」とキーワード検索すれば、たくさん結果が出てくる)。
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| 所在 C/ Alcalá 237 地下鉄2・5号線Ventas駅すぐ。
| 電話
| WEB (スペイン語のみ)
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| 開場時間 3~10月の日・祝日の夕方に開催(聖イシドロ祭りの期間は毎日)。開催日には旗が掲げられる。
| 料金 開催日・席によって異なる。
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[編集] 遊ぶ
| 聖イシドロ祭り (Feria de San Isidro)
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| マドリードの守護聖人である聖・イシドロを祝う祭り。聖人を祝う日は毎年5月15日だが、祭りそのものは5月中旬頃から6月上旬頃にかけて行われており、期間中マドリードではコンサートをはじめ、様々なイベントが催される。聖人の祝日である5月15日には伝統衣装に身を包んだ市民が、サン・イシドロ教会まで聖なる泉の水を飲むため巡礼するなどの伝統行事を目にすることができる。また、この祭りはマドリードにおける闘牛シーズンの開幕を告げる「闘牛祭」としても知られており、祭りの期間中市内のラス・ベンタス闘牛場では毎日闘牛が催される。
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[編集] 学ぶ
[編集] 働く
[編集] 買う
[編集] 食べる
マドリードもヨーロッパの他の大都市同様食事代が高く、きちんとしたレストランでまともに食事をしようとすると、どうしても€15~€20ほどかかってしまう。もしエコノミーに上げたいのなら、バルでバゲットのサンドイッチ類(ボカディージョ)やおつまみ類(タパス)を頼むなり、ファーストフードを利用するとよい。マドリードのレストランは全体に料理のボリュームが大きく、とても食べきれない場合が多いので、むしろバルなどで簡単な料理を頼むほうがいい場合もある。
[編集] 安食堂
| ムセオ・デル・ハモン (Museo del Jamón)
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| プエルタ・デル・ソルからマヨール広場に行く途中のマヨール通り沿いにあるバル兼レストラン(他にもグラン・ビアやアトーチャ駅近くなど市内に5店ほどチェーン店がある)。店中にハモン(生ハム)が所狭しと並べて架けられているのが外からでもわかるのですぐ見つけられる。1階がスタンドバー、2階がレストランになっており、同じものを注文しても1階で食べる方が若干安い。派手な店の造りの割に、定番のハムサンドイッチ (Bocadillo del Jamón) は周りの店より安く、€2ほど。軽く食べるだけなら飲み物と合わせて頼んでも€4前後で済んでしまうのがうれしいところである。もちろんのこと、「ハムの博物館」を名乗るだけに味も確か。
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| 所在 Calle Mayor沿い。
| 電話 (+34) 915-654-704
| WEB [7]
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| 営業時間 9:00~翌0:30。
| 予算 €5~€20前後。
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| Bar Restaurante Chano
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| マヨール広場近くにあるリーズナブルなレストラン。写真付きのメニューなので注文しやすい。コンビネーションメニュー (Platos Combinados) は€7~€14前後。味は可もなく不可もなし、といったところ。
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| 所在 Calle de las Hileras 12. カフェ・イルーニャの並び。
| 電話 (+34) 915-471-066
| WEB
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| 営業時間
| 予算 €12前後。
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[編集] 中級
| イロギ (Hylogui)
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| プエルタ・デル・ソルからマヨール広場とは反対方向に10分ほど歩いた路地にあるレストラン。メインディッシュを10種類くらいの中から選び、飲み物(ビール、ワイン、ミネラルウォーターから選ぶ)からデザート(プリン、季節の果物、ケーキなどから選ぶ)まで付いた定食は€18でボリューム満点でしかもうまい。メニューはスペイン語のみで店員も英語を解さないので、料理の解説の付いたガイドブックなり会話集を持って行くとよい。禁煙席あり。
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| 所在 Ventura de la Vega 3
| 電話 (+34) 914-297-357
| WEB
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| 営業時間 13:00~16:30、21:00~24:00。
| 予算 €20前後。
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| カフェ・イルーニャ (Café Iruña)
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| マヨール広場近くにある中級レストラン。どことなく下町のレストランといった雰囲気で、中の調度などは相当使い古されてくたびれているが、そんな中にもどことなく老舗の落ち着いた雰囲気がある。料理はとてもうまい。ただし食べきれないくらいの量があるので、調子に乗っていろいろ頼まない方がよい。
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| 所在 Calle de las Hileras, 8
| 電話 (+34) 915-481-849
| WEB
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| 営業時間
| 予算 €25前後。
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| サン・ミゲル市場 (Mercado de San Miguel)
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| 2009年6月にリニューアル・オープン。鮮魚、青果、生ハム、パスタ、生牡蠣などの店が並び、買い物だけでなくその場で味わうことができるテーブル席のスペースもある(ビールやワインを供する店多数)。
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| 所在 Plaza de San Miguel マヨール広場のすぐ西。
| 電話
| WEB (スペイン語のみ)
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| 営業時間
| 予算
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[編集] 高級
[編集] 飲む
| Bar la Ideal
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| マヨール広場横にあるバル。飲む方はもちろんのこと、本格的なレストランではないが、お昼前の軽食を取る人たちで賑わっている。細長いカウンターのガラスケースに料理が陳列されているので、スペイン語がわからなくても、ある程度は指で指しながら頼むことができる。看板料理は店先で揚げているイカフライで、地元の人がテイクアウトのサンドイッチにしてもらっている。ハモン・セラーノのサンドイッチ(ボカディージョ・デ・ハモン)やスペイン風オムレツもうまい。
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| 所在 Calle de Botoneras. マヨール広場横。
| 電話
| WEB
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| 営業時間
| 料金 €5前後~。
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[編集] 泊まる
バラハス空港のホテルカウンターはターミナル1にしかない。空港の建物は広く、別のターミナルに到着した場合にはカウンターにたどり着くまで相当歩くことを覚悟しなければならない。カウンターの営業時間は24:00まで。紹介しているホテルの最低ラインは€50前後でオスタルのような安宿は扱っていないが、プエルタ・デ・ソル付近など市の中心部のホテルが紹介してもらえる。なお、カウンターに内金(プラス手数料?)として€6支払う仕組みとなっている。
マドリードの中心部、プエルタ・デ・ソルの周辺やアトーチャ駅周辺などにはオスタルなど比較的安い宿が集中している(全般に看板があまり目立たないため、慣れないうちは大変かもしれないが、少し街歩きをして目が慣れてくると、いろいろなタイプの宿を見つけることができるはず)。あまり遅い時間だと探すのが大変かもしれないが、比較的早い時間にマドリードに到着できるのであれば、これらの地域なら予約なしでも十分飛び込みで宿を探すことができる。
[編集] 安宿
[編集] 中級
| Madrid Lodgings
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| マドリードにあるいくつかのロッジを紹介している。
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| 所在 Hortaleza, 46.
| 電話 (+34) 91 524 96 71
| WEB [8] e-mail [9]
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| 時間
| 料金 €80~€120前後。
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| ホテル・ネプトゥーノ (Hotel Neptuno)
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| プエルタ・デル・ソルから歩いて1分ほどのところといった絶好のロケーションにあるホテル。繁華街ではあるが、近くには警察署があるし、また付近一帯は夜中まで明かりが灯り、人通りの絶えることがないのでとりあえず安全。ホテルの中は小ぎれいで、掃除も行き届いており、またスタッフもとてもフレンドリー。簡単な朝食付き。
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| 所在 Montera, 6
| 電話 (+34) 915-219-298 FAX (+34) 915-219-452
| WEB
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| 時間
| 料金 €65前後。
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[編集] 高級
[編集] 連絡する
[編集] 気を付ける
一時治安が非常に悪いとされていたマドリードだが、最近は治安の向上に力を入れているようで、観光スポットにも警察官の姿が目立つ。夜間であってもプエルタ・デ・ソルなど人通りの多い繁華街であれば歩いていて特に危険を感じることはないので、必要以上に神経質になる必要はない。ただし、依然として日曜・祝日やお昼時(14:00~16:00頃)など、人通りの少なくなる日や時間帯に犯罪が多発している傾向があるので、それなりの注意は必要。
[編集] 暮らす
[編集] 出かける
トレドをはじめとして、マドリード近郊には世界遺産に指定されているような見どころが数多くある。どの街もマドリードから鉄道やバスで1~2時間程度の距離であり、マドリードからは鉄道やバスが頻発しているが、街どうしの連絡はさほどよくない(鉄道がなかったり、バスがあっても1日数便程度)。このため、どの街に行くにしろマドリードを基点にして目的地への移動を考えた方がプランが立てやすい。なお、現地で日本語ガイドによる半日程度の観光も催行されている。詳しくはこちらを参照(国名で「スペイン」、商品名で「観光」を指定するとメニューが出てくる)。
トレド — アトーチャ駅から高速列車で1時間弱、タホ川沿いに広がる城郭都市。タホ川があたかも掘のように街を取り囲み、自然の砦のような険しい地形に張り付くようにして街が形成されている。イスラム時代には、イスラム教、キリスト教、ユダヤ教の3宗教が共存し、それぞれ影響を与え合ったことで独特の文化と街並みを生み出した。町全体が世界遺産に指定されている。トレドはエル・グレコが生涯活動の拠点としたことでも知られており、市内にはエル・グレコ縁の建造物や彼の作品が多数残されている。
アランフェス — マドリードからバス・電車で40分ほどの距離にある。周辺の乾燥地帯とは一変した、タホ川が造りだす落ち着いた潤いのある風景と豊かな緑に恵まれた静かな街。16世紀に建てられた王宮と、その周りに広がる広大な庭園が「アランフェスの文化的景観」として世界遺産に登録されている。
セゴビア — マドリードから北西に100kmほどのところにある古都。ローマ時代の水道橋などがあることで知られており、旧市街の景観と水道橋が世界遺産に指定されている。