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ブダペスト

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ブダ地区からドナウ川越しに見るペスト地区の街並み

ブダペストハンガリーの首都。街の美しさから「ドナウの真珠」とも言われる。ドナウ川を挟んで西側がブダ地区であり、東側がペスト地区。もともと別の町だったものが19世紀に合併して現在の町になった。 [1]


分かる[編集]

概要[編集]

言わずと知れたハンガリーの首都であり、ハンガリー最大の都市で産業・交通・文化活動の中心である。ハンガリー語では「ブダペシュト」と発音する。

街の中心をドナウ川が縦断するが、西側のブダ地区と東側のペスト地区はかつでは別々の町であった。ブダ地区は丘の上にブダ城(かつての王宮)や要塞があり政治的・軍事的拠点なのに対し、ペスト地区は平野部に位置し経済的拠点であった。

西暦89年ごろローマ帝国が現在のオーブダ地区の近くにアクインクムを建設したのがブダペストの起源とされる。その後ウラル山脈周辺よりマジャール人が移住してきてハンガリー王国が誕生した。

その後オスマン帝国やハプスブルク帝国の支配を経て、1867年のアウスグライヒで誕生したハンガリー王国の首都として1873年にオーブダ・ブダ・ペストの3地区が合併しブダペストが誕生した。20世紀前半には都市圏を郊外にまで伸ばし、ハンガリー人民共和国、そしてハンガリー共和国の首都として現在に至る。

気候[編集]

ブダペストの平均気温と降水量
 1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月年 間
平均気温 (℃)-0.61.56.011.116.219.321.120.916.310.74.50.710.7
降水量 (mm)30.224.326.740.860.857.255.545.843.237.948.037.8508.2
データ出典

観光案内所[編集]

  • ハンガリー政府観光局版ブダペストガイド — 日本語の観光情報をPDFファイルで提供している。  WEB  [2]

着く[編集]

飛行機で[編集]

西駅から空港行きの列車に乗る際の注意点

西駅(Nyugati pu.)から空港行きの列車を利用する場合、空港が終点ではないので注意が必要である。この列車はIC(特急列車)で、うっかり空港の最寄り駅であるFerihegy駅で降り損ねると、次の停車駅であるCegréd駅まで30分以上停まらない。Ferihegy駅まで戻ってくるまでの間、1時間以上のロスタイムとなってしまうため、時間的にかなり余裕を持って空港に向かっている場合ならともかく、下手をすると飛行機に間に合わなくなるおそれがある(帰国の場合であれば、ブダペストで飛行機に乗り遅れる結果、経由地から日本までの飛行機にも間に合わなくなることもある)。

Ferihegy 駅の駅名板の横には飛行機のマークが書いてあるが、それが「空港最寄駅」を表すサインであることをすぐには判別できないこともありうるし(あるいは、成田空港などのように、ターミナルごとに駅が別れているのか分からず、迷っているうちに降り損ねることもありうる)、第一ハンガリーの鉄道は基本的に到着駅のアナウンスをしてくれないので、結構な確率で降り損ねる可能性がある。ブダペスト市内から空港へ向かう場合、もし確実に降りる自信がないのであれば、鉄道は使わず、本文で紹介されているような地下鉄3号線とバスの200Eを利用して空港に向かうパターンか、もしくはタクシーを利用した方がよい。

ブダペスト・フェリヘジ国際空港(BUD, Budapest - Budapest Ferihegy International Airport) [3]

ブダペスト市街の東南東16kmに位置する。鉄道はターミナル1から西駅(Nyugati pályaudvar)までおよそ25分(300フォリント)、バスは200E番が地下鉄3号線の終点であるケーバーニャ・キシュペシュト(Kőbánya-Kispest)まで運行(300フォリント)し、そこから地下鉄に乗って市街へ行くことができる。タクシーを利用する場合は39ユーロ[4]

逆に、西駅発空港方面行きの列車は、12番~14番線あたりから発車する(発車ホームは特に固定されていない)


列車で[編集]

ブダペストには東駅(ケレティ、Keleti pu.)、西駅(ニュガティ、Nyugati pu.)、南駅(デーリ、Déli pu.)の3つの駅があり(南駅のみブダ側で、あとの2つはペスト側。それぞれが終末(ターミナル)駅で、お互いにつながってはいない)、国際列車は東駅と西駅に主に発着する。これらの駅から町の中心までは、地下鉄やトロリーバスなどが頻発している。

  • 東駅
    東駅 (Keleti pályaudvar, Keleti pu.) — ブダペスト最大のターミナル駅で、ブダペストを発着する国際列車の大部分がこの駅を用いている。19世紀末に建てられたとても瀟洒な造りの駅舎で、観光スポットの一つとしても知られており、実際、国際列車を利用せずとも、駅の外観を見に訪れるだけでも行く価値がある。駅の構内には両替や飲食などの施設などのほか、ホテルの案内所を兼ねたツーリストインフォメーションなどもあり、ブダペスト観光の起点としてもとても便利。
  • 西駅
    西駅 (Nyugati pályaudvar, Nyugati pu.) — ブダペストを発着する国際列車のうち、チェコウクライナ方面等一部の国際列車がこの駅から発着しているほか、ブダペスト近郊のエステルゴムや、フェリヘジ国際空港行きの列車の便もある。駅舎は19世紀末にエッフェル社(エッフェル塔の設計者として知られるギュスターヴ・エッフェルの起こした会社)が建設したものを現在も用いている。
  • 南駅
    南駅 (Déli pályaudvar , Déli pu.) — ブダペストに3つあるターミナル駅の中で唯一ブダ側にある駅。バラトン湖方面をはじめ、国の南西部方面や近郊区間の列車が主に発着する。共産主義時代(1975年)に建てられた駅舎で、この時期に建てられた他の多くの建築物同様、機能面を重視したような、無機質なデザインとなっている。他の2つのターミナル駅とは異なり、駅舎自体を見に訪れる価値は正直ない。

車で[編集]

バスで[編集]

  • Eurobus(国際)[5]
  • Orangeways(国際)[6]
  • Volánbusz(国内)[7]

主要バスターミナル:

  • ネープリゲット (Népliget autóbuszállomás) - 海外、ハンガリー西部方面
  • ステーション (Stadion autóbuszállomás) - 東部ハンガリー方面
  • アールパード橋 (Árpád híd autóbuszállomás) - センテンドレエステルゴムヴィシェグラードなどブダペスト近郊をつなぐ。

船で[編集]

Mahart[8]

動く[編集]

ブダペストの公共交通機関[編集]

1回券の切符
車内の改札機

ブダペストには以下に記述するように、地下鉄、バス、トロリーバス、トラム、HEVなどの公共交通機関がある。それらの路線が市内に網の目のように張り巡らされており、公共交通機関のみを乗り継ぐだけでも市内にある大概の観光スポットに行くことができる。路線が多くとても覚えきれるものでもないが、地下鉄にしろ、トラムやバスなどにしろ、観光客が利用する路線や区間は大体限られているので、それらを覚えてしまえば比較的迅速かつスムーズな移動が可能である。

公共交通機関を利用する際にはあらかじめ切符を購入する必要があり、それらの切符を地下鉄は乗車時のゲートにある改札機で、また、バスやトラムなどは乗車後車内にある改札機でそれぞれ改札を行う。切符は停留所内に設置されている自動販売機やキオスクなどで買い求めることができる(一部の路線については車内の運転手から買うこともできる)。料金はブダペスト市域内が固定制料金となっており、HEVのように市域を超えて郊外を走る公共交通機関については、市外の乗車区間について別途料金を支払う。

乗車券には通常の1回券のほかに10枚綴りの回数券や24時間日パス、72時間パスなどいろいろな種類がある。パスなどを除き、切符は右上の画像にあるような短冊形をしており、改札は、短冊状の切符をやはり右上にあるような赤いパンチに挿入して黒い挿入口を手前に引き、切符に穴を空ける。その際、切符に書かれた9つのマス目のいくつかに穴が開くが、このパターンが路線ごとに異なっており、検札時にはそのパターンを見ることで、車内できちんと改札された切符なのか、他の路線で使用済みの切符を持ち歩いてキセルを行っているのかを識別している。なお、地下鉄では改札口の改札機にやはり切符を挿入し、日時を刻印する。

市内の地下鉄のみ、同じ切符で1回だけ乗り換えが可能だが(ブダペストの地下鉄は基本的に乗り換えの都度改札を通る必要がある)、地下鉄以外の公共交通機関については、他の公共交通機関に乗り換える、あるいは同じ公共交通機関機関どうしでも路線を乗り換えるたび乗車券が必要になる。車内では頻繁に検札が行われており、きちんと改札をした切符を所持していないと、理由の如何に関わらずその場で罰金を支払わされる(旅行者で事情がわからなかった、などの理由は一切通じない。それどころか、むしろ事情のわからない旅行者が却って検札員の標的にされることもあるようだ)。

ちゃんと切符を買い、乗車の都度きちんと改札さえしていれば特に問題はないのだが、もし検札員に遭遇したとき説明するのが面倒とか、英語や現地のマジャール語などで状況を説明する自信がないのであれば、あらかじめ24時間券や72時間券、ブダペストカードなどのパス類を買い求め、そちらを利用するとよいだろう(ただし、それらパス類についても、初回の利用時に日付と時刻を刻印、あるいは記入してもらう必要があり、それらが刻印・記入されていないと、やはり不正乗車とみなされる)。

  • ブダペストカード — 観光案内所ではブダペストカードを購入できる。地下鉄・バス・トラム乗り放題になり、提携している一部の美術館・博物館・レストラン・お土産ショップが無料または割引となる。24時間券が5,500フォリント(€21)、48時間券が6,900フォリント(€26)、72時間券が8,300フォリント(€31)である(2012年5月現在。ただし、48時間券は夏場のシーズン以外は販売されていないこともある)。購入時に使用開始日と時刻をカードの裏面に記入してもらう必要があり、それらが記入されていないカードで交通機関を利用すると不正乗車扱いとなるので注意。使い勝手のいいカードだが、提携する観光施設やサービスなどでの無料・割引特典を上手に使わない限り、元を取ることは正直難しい。公共交通機関のみの利用を考えているのであれば、別途売られている公共交通機関の24時間パスや48時間パスの方を利用した方がよいだろう。  WEB  [9]


バスで[編集]

街中を網羅しているがその分複雑である。通常は前から乗って運転手に目的地を告げて切符を買うが、後ろからの乗車も可能である。主に定期券を持った地元の人がしているのだが、観光客がこれをやるとお金を払わずにバスに乗車できてしまう。路面電車や地下鉄でも同様だが、これは明らかに罰金の対象であるのでチケットを買ったほうがよい。

観光に役立つ路線としては以下がある。

  • 7, 73, 7E, 173E - 東駅、ブラハ・ルイザ広場、ペスト地区中心部ややブダ地区をつなぐ。
  • 16/16A/116 - ブダ城とモスクワ広場(Moszkva tér)をつなぐ。
  • 200E - ケーバーニャ・キシュペシュト(地下鉄3号線終点)とフェリヘジ空港をつなぐ。

トロリーバスで[編集]

路面電車で[編集]

市内に細かい路線網を持っており、かつ頻繁に来るので、乗り方に慣れると最も便利な交通手段の一つになる。

地下鉄で[編集]

地下鉄のエスカレーター

現在3路線がある。ブダペストの地下鉄1号線(1896年開業)はヨーロッパではロンドン(1863年開業)に次いで2番目に開業し歴史がある(ただし、イスタンブールのテュネルを地下鉄のカテゴリーに加えると、こちらの方がブダペストより開業が早い)。なお余談だが、他の旧共産圏同様、エスカレーターの速度は日本のと比べて速く、また傾斜も急である。特に2号線以下近年造られた地下鉄は地下のかなり深くを走行しているため、ホームに降りるエスカレーターも長く、スピードの速いエスカレーターに乗っているとまるで奈落の底に落ちていくような感覚を覚える(右画像参照)。

  • 1号線(M1) ヴェレシュマルティ広場(Vörösmarty tér) - メキシコ通り(Mexikói út)
  • 2号線(M2) 南駅(Déli pu.) - エルシュ・ヴェゼール広場(Örs vezér tere)
  • 3号線(M3) ウーイペシュト・クズポント(Újpest Központ) - ケーバーニャ・キシュペシュト(Kőbánya-Kispest)

運賃は片道300フォリント(2009年9月現在)。1日券や乗換券もある。乗車の際には切符購入のほか、券売機の近くやプラットホームにある機械にチケットを入れてパンチを開ける作業が必要である。


タクシーで[編集]

  • TaxiCab — ゾーン制の固定価格によるタクシー。指定した場所でピックアップしてくれる。英語対応可能。  電話  +36-70-645-4444  WEB  [10]
  • Budataxi 電話  +36-1-233-3333  WEB  [11]
  • City Taxi 電話  +36-1-211-1111  WEB  [12]
  • Főtaxi 電話  +36-1-222-2222  WEB  [13]
  • Taxi 2000 電話  +36-1-200-0000  WEB  [14]
  • Tele 5 Taxi 電話  +36-1-555-5555  WEB  [15]
  • 6x6 Taxi 電話  +36-1-266-6666  WEB  [16]
  • Budapest Taxi 電話  +36-1-266-6666  WEB  [17]
  • Mobil Taxi 電話  +36-1-333-1757  WEB  [18]
  • Taxi Plus 電話  +36-1-888-8000  WEB  [19]
  • TaxiCab Airport transfers & Private Tours 電話  (+36-20) 204-0050  WEB  [20]

ケーブルカーで[編集]

noframe

ブダ王宮の丘に登るための交通手段の一つ。定員20名程度で、所要時間は1~2分前後。一番前の席が取れれば走行中に徐々に見えてくるドナウ川とその向こうに広がるペスト側の街並みを楽しむことができる(もっとも丘の上に登ってしまえば、それより良い眺望を楽しむことができるので、わざわざ並んでまでいい席をゲットする必要はない)。料金は往復1,500フォリントで、このケーブルカーについてはブダペストカードが使えない(ケーブルカーの乗車口で別途切符を購入する必要がある)。

なお、丘の麓から頂上へは16Aのバスも運行されているので、試しに乗りたい場合であれば、行きか帰りの片道だけケーブルカーを利用し、あとはバスを利用するという手もある(もちろんこちらについては他の路線バス同様ブダペストカードが利用できる)。


足で[編集]

観る[編集]

ハンガリー国立オペラ館 (Magyar Állami Operaház)  
オペラ公演を楽しむことができる。オペラ館が面しているアンドラッシー通りはショッピングや散歩にも適している。
 所在  オペラ駅より徒歩3分  電話    WEB  [21]
 開場時間    料金  


英雄広場 (Hősök tere)  
中心部には塔が立っている。両隣には美術博物館(Szépművészeti Múzeum)と美術館(Műcsarnok)がある。
 所在  地下鉄1号線英雄広場駅から徒歩1分  WEB  [22]
英雄広場


国会議事堂 (Országház)  
内部見学ツアーがある。聖イシュトヴァーンの王冠が飾られている。
 所在  コッシュート広場駅から徒歩3分。  電話    WEB  [23]
 開場時間    料金  
国会議事堂


ブダ城 (Budai vár)  
王宮(Királyi palota)とも呼ばれる。内部にはブダペスト歴史博物館、ハンガリー国立美術館がある。王宮前に広がる庭からは、鎖橋や国会議事堂をはじめとする、ペスト側の美しい街並みを一望することができる。
 所在    電話    WEB  [/]
 開場時間    料金  
ブダ城


中央市場 (Nagyvásárcsarnok)  
ブダペスト市民の台所。
 所在  カールビン広場駅から徒歩5分ほど  電話    WEB  [/]
 開場時間    料金  


漁夫の砦  
ブダの丘の上に貼りつくようにして建てられた、ネオ・ゴシックやネオ・ロマネスク様式の、とんがり帽子のデザインが特徴的な大理石造りの展望台。「砦」などという、いかつい名前が付いているが、建物自体はおもちゃのお城といった雰囲気のかわいらしい造りをしている。丘の上にあるのに何故「漁夫」などという名前が付いているのか不思議だが、名前の由来については諸説があり、はっきりとしていない(ディテールはともかく、大筋では、中世にドナウ川で漁をする漁夫達のギルドがこの場所にあり、彼らは市の城壁を守る任務も負っていた、といったようなことらしい)。世界遺産にも登録されているが、「砦」建造されたのは19世紀末から20世紀初頭にかけてのことで、これまで実際に砦として機能していたわけではない。建物は2層になっており、下の階は無料だが、上の階に上がるには別途料金がかかる。王宮をはじめ、ブダの丘に建つ建造物にはペスト側の街並みを眺めるために絶好なビューポイントがいくつかあるが、ここもそんなビューポイントの一つ。「砦」の中ではレストランも営業しており、眺望を楽しみながら食事をすることもできる。
 所在  ブダ王宮のある丘の上。麓からはケーブルカーもしくは路線番号16・16Aのバスを利用。
漁夫の砦


くさり橋  
ドナウ川を挟んでブダ側とペスト側を結ぶ、吊り橋状の大きな橋で、19世紀半ばにドナウ川に架かる初めての常設の橋として建造された。ブダペストの両岸を結ぶ幹線道路の一つだが、デザイン自体もとても美しく、一見の価値がある。ブダ王宮などの観光を終えた観光客が、ペスト側へ帰る際に散策がてら鎖橋を歩いて渡る姿もよく見られるので、もし時間が取れるようなら歩いて橋を渡ってみるとよい。重厚な造りの主塔やメインケーブルなどを間近に見ることができて面白い(ついでながら、堅牢な造りの割に結構揺れる)。特に夕暮れ時やライトアップされる夜間の姿がきれい。
 所在  ドナウ川、ブダ王宮近く。
くさり橋

遊ぶ[編集]

地下鉄1号線の試乗  
ハンガリーが独立国家となってから千年目にあたる1896年に、建国千年紀を記念して造られた地下鉄であり、ヨーロッパ大陸では最古の(世界ではロンドンの地下鉄に次いで2番目に古い)地下鉄として知られる。ブダペスト市内の他の地下鉄が共産主義時代にソ連から購入したような、古くて無粋なデザインの車両なのに比べ、この地下鉄はまるでマッチ箱のような、どことなくユーモラスでかわいらしい造りの列車を用いており、つり革も文字通り「革製」のものが天井から吊り下がっているなど、どことなく味がある。

また、他の路線が地下のかなり深い部分を走行するのに比べ、この地下鉄は露天掘りに近い工法を採用したのか、地表面のごく近くを走っており、地下の連絡通路に降りるような感覚で、階段を数十段降りるともう駅のホームに着いてしまう。こんな感じなので、駅のドア付近からも地表の光が漏れてくるなど、あたかも地上の様子がそのまま伝わってくるかのような錯覚を覚える。各駅も古めかしい木製のドアや詰所、タイル張りの壁など趣向を凝らしたものが多く、乗っていてとても面白い。

コンパクトな造りながらも、立派な市民の足の一つであり、もちろんブダペストカードなどのパスも使えるので、例えば英雄広場付近へ観光に向かう場合やその帰りなど、ブダペスト滞在中に一度は利用してみるとよい。地表近くの「地下」をゴトゴト走る、軽便鉄道のようなかわいらしい列車の魅力の虜になること請け合いである。

 所在  市の中心部から英雄広場近くまで。
地下鉄1号線の車両 地下鉄1号線の駅

学ぶ[編集]

ハンガリー系住民が周辺諸国や西ヨーロッパ、アメリカ、オーストリアなど世界中に住んでいるため、そういった人向けの語学コースが数多く開講されている。もちろんその他の外国人も受講できる。

働く[編集]

買う[編集]

食べる[編集]

ハンガリー料理はパプリカを多用することで有名。また歴史的なつながりのためドイツ、オーストリア、セルビア、ギリシャ、トルコの要素も入っている。ファーストフードはほかのヨーロッパ諸国同様、中華料理やドネルケバブの店が非常に多い。

安食堂[編集]

マクドナルド (ブダペスト西駅店)  
ブダペスト西駅、駅正面に向かって右端にあるマクドナルド。19世紀末に造られた駅舎にあった食堂をマクドナルドの店舗に転用したものだそうで、古びたレンガ造りでタイル貼りの外観とクラシックな内装がとてもシックで、高級感を醸し出している。「マクドナルド」と聞いて我々が想起するような店舗とはおよそかけはなれた雰囲気で、「世界一美しいマクドナルド」などと形容されることもある。

以前は旧食堂のシャンデリアのような照明をそのまま用いていたようだが、その後改装されたらしく、壁などは塗り替えられ、照明もシェード型のライトに変更されている(アンティークな内装や照明をそのまま用いればいいのに、というのは旅行者の勝手な思い入れか?)。

半地下の部分が注文受付のカウンターとなっており、1階部分がレストラン、ロフト部分がマックカフェになっている。メニューは通常のハンバーガーなどに加え、やや固めのパンにカツレツと生ハムを挟んだ「トスカーナ・バーガー」やパプリカの粉末をまぶしたフライドポテトなど、ハンガリーらしいローカルメニューも並ぶ。

1,500フォリント(約€6)前後でゴージャスな気分での食事が楽しめるし、いろいろな意味で興味深いスポットなので、ブダペストを訪れたらぜひ話のタネに立ち寄ってみるとよい。食事をせず、単に店内を眺めるだけでも一見の価値がある。なお、ここのトイレは有料(120フォリント。約€0.5)になっている。

 所在  ブダペスト西駅  電話    WEB  
 営業時間    予算  ハンバーガーとポテト、飲み物で1,600フォリント前後。
重厚なデザインの外観 凝った造りの内部

中級[編集]

Bazilika Café & Restaurant  
街の中心部、聖ステファン大聖堂のすぐ横にあるカフェ兼レストラン。ハンガリーの郷土料理などを取り扱っており、グヤーシュとパンのような比較的簡単なメニューから、ガチョウのグリルのようなもっと重たいメニューまで幅広いレパートリーをそろえている。ビストロといった感じの雰囲気で、ランプを模したような照明がどことなく暖かみのある空間を造り出している。ただ、場所が場所だけに団体観光客の利用が多く、時に彼らのおしゃべりがうるさく感じられるため、落ち着いて食事をするというような雰囲気ではない。
 所在  1051 Budapest, Szent István tér 2  電話  (+36-1) 267-0360  WEB  [24]
 営業時間  9:00~23:00  予算  3,500フォリント~4,000フォリント前後。
Bazilika Café & Restaurant

高級[編集]

Százéues ÉTTEREM  
ペスト側、エリザベート橋近くのレストラン。とても重厚な造りであり、落ち着いた雰囲気の店で、ハンガリーの郷土料理などが楽しめる。料理はボリュームがあり、味もとてもよい。夕食時にはジプシー音楽の生演奏が行われる。欧米からの団体観光客が多く、カジュアルな格好でも入ることができるが、値段的には少々高め。
 所在  1052 Budapest, Pesti Barnabás u. 2.  電話  (+36-1) 230-0329  WEB  
 営業時間  12:00~24:00  予算  4,000フォリント~5,000フォリント前後。
Százéues ÉTTEREM

飲む[編集]

泊まる[編集]

安宿[編集]

Akacia Apartment 地図  
英雄広場から1.5kmほど東の郊外にあるアパートメント。
 所在  Budapest, 14. district, Posa Lajos utca 9.  電話  (+36-1)-222-4847  WEB  [25]
 e-mail  [26]
 時間    料金  €30~40前後(宿泊者数によって1人あたりの価格が異なる)


Sinko Apartment  
Budapest apartments
 所在  Garay ter 3., Budapest  電話  +36 309 665 390  WEB  [27]
 時間    料金  EUR 13-28/pers/night


Adagio Hostel  
ユースホステル。ドミトリールーム・プライベートルーム
 所在  Erzsebet krt. 25-27, 2nd floor, 9, 1073, Budapest  電話    WEB  
 時間    料金  EUR 7-15


7Seasons Apartments  
Budapest apartments
 所在  Kiraly utca u. 8, Budapest  電話  (+36) 202582293  WEB  [28]
 時間    料金  EUR 40-180


Apartments Dunaflat.com  
Budapest apartments
 所在  Vaci utca u. 7, Budapest  電話  (+39) 3383926647  WEB  [29]
 時間    料金  EUR 40-90


Art Deco Apartment  
Budapest apartments
 所在  Zápor utca 2, Budapest  電話  (+36) 20-3770696  WEB  [30]
 時間    料金  EUR 58-180


Camping Haller, Budapest  
ブダペストのキャンプ場。
 所在  Haller u. 27., 1096 Budapest  電話  (+36-1) 476-3418, (+36) 20-476-3418  WEB  [31]
 時間    料金  5 € /人/泊、 9 € /テント/ 1泊、 13 € /キャラバン/泊。3泊すると4泊目は無料。
Camping Haller, Budapest


ANDANTE Hostel  
日本人経営のホステル。ドミトリールーム・プライベート(シングル・ファミリー)ルーム・アパートメント有。
 所在  Kertész utca 35. Fsz.5 Budapest 1073  電話  (+36-1) 785-6191  WEB  [32]
 時間    料金  シングル1泊€20 (オン・シーズン) ~。

中級[編集]

Carlton Hotel Budapest  
ブダ側のくさり橋近くにあるホテル。
 所在  H-1011 Budapest, Apor Péter utca 3。  電話  +36-1 224-0999
 FAX  +36-1 224-0990
 WEB  [33]
 e-mail  [34]
 時間    料金  


プロムナード (Promenade)  
東駅のツーリストインフォメーションで予約してもらった、エリザベート橋の近く、ブダペストの目抜き通りであるバーツィー通り沿いにある4つ星のシティホテル。外観はクラシックな感じの石造りだが、中は改装されていてモダンなデザインになっている。街の中心部に位置しており、すぐそばに地下鉄の駅やトラム、バスの停留所もあるため、どこに出るのも便利。付近一帯は観光客も多く訪れる繁華街なので、レストランや土産物店などもそろっている。賑やかな場所に位置している割には、ホテルの中は至って静かで、ゆっくりくつろげるのも魅力的。
 所在  H-1052 Budapest, Váci utca 22. 地下鉄2号線Ferenciek tere駅下車徒歩1分。  電話  (+36-1) 799-4444
 FAX  (+36-1) 799-4444
 WEB  [35]
 e-mail  [36]
 時間  チェックイン 随時 チェックアウト 12:00   料金  シングル(朝食付き)€65前後~。
プロムナード

高級[編集]

最高級[編集]

インターコンチネンタル (InterContinental Budapest)  
ドナウ川に面した402室の最高級ホテル(銅像の奥の建物)。くさり橋はホテルの目の前にある。ロビーは優雅な雰囲気。ドナウ川を眺めることができる客室とできない客室があり、できない客室はできる客室より料金が安く設定されている。ロビーの真上の階に屋内プール(銅像の奥の建物の窓ガラスの階のところ)がある。
 所在  Budapest Apaczai Csere J.U. 12-14 Budapest, 1052 Hungary  電話  36-1-3276333
 FAX  36-1-3276357
 WEB  [37]
 時間  チェックイン 14:00 チェックアウト 12:00   料金  US$160~。
インターコンチネンタル

連絡する[編集]

気を付ける[編集]

  • 基本的に良好。夜間もドナウ川沿いは夜景を鑑賞する人が歩いていている。とはいえ荷物から目を離さない、物を取られないよう注意を怠らないといった最低限のことは必要である。
  • 旧共産圏ということもあり単調な色使いや老朽化した建物も多く、また郊外は明かりが少ないため初めての人は不安にかられるが治安が悪いわけではない。
  • 地元住民や旅行者の意見を参考にすると、東駅(Nyugati pu.)周辺は治安が悪い、また地下鉄2号線の通るブラハ・ルイザ広場(Blaha Lujza tér)も若干治安に問題ありとされる。
  • バスや路面電車、広場や駅の中など人が多いところではスリの被害が発生しやすい。これについては荷物に注意を向けることでたいてい防げる。手口や詳細については検索を。
  • 物乞いもしばしば目につくが、彼らは基本的には何もしないし、お金を求められてもはっきり「ネム(Nem)」と断れば引き下がるだろう。
  • めったに遭遇することはないがスキンヘッドやネオナチも存在し、攻撃を受ける可能性がある。この場合はとにかく逃げることである。酔っ払いについても同様である。

暮らす[編集]

  • 物価においては西ヨーロッパより安いものの、東欧諸国の中では高めといわれる。2009年9月現在ハンガリーの通貨はフォリント(HUF, Ft)である。補助単価がフィレ-ル。
  • フォリントの半額より少し数字を減らすと大体日本円の額になる。
  • 若い世代では比較的英語が通じるが、年配の方はハンガリー語のみという場合が多い。
  • 英語表記は観光地を除いては併記されていない。
  • 生活するのであればハンガリー語の知識は欠かせない。

出かける[編集]

  • センテンドレ
    センテンドレ (Szentendre) — ブダペストから郊外電車 (HEV) やバスで40分くらいのところにある、ドナウベント地方のおしゃれで小さな町。ブダペストから日帰りの旅行におすすめ。HEVの駅はブダ側、マルギット橋のたもとなどにある。
  • エステルゴム
    エステルゴム (Esztergom) — ドナウベント地方にある小さな町。センテンドレ同様、ブダペストから近い上、ドナウ川沿いに広がるきれいな街の眺めを楽しむことができるので、ブダペストからの日帰りの旅行におすすめ。


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