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ブカレスト

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旧「国民の館」

ブカレストルーマニアの首都[1]


分かる[編集]

概要[編集]

気候[編集]

ブカレストの平均気温と降水量
 1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月年 間
平均気温 (℃)-1.20.55.211.516.920.722.021.417.111.14.40.010.8
降水量 (mm)31.734.539.453.873.584.263.758.849.543.141.540.1613.8
データ出典

観光案内所等[編集]

  • ツーリストインフォメーション
    ツーリストインフォメーション — 1989年12月21日広場(大学広場)ロータリーの地下連絡通路内にあるツーリストインフォメーション。市内の地図や観光施設の開館等、ブカレスト市内観光の基本的な情報が手に入る。地下通路に面してあることと、結構洒落た造りで「i」の字が目立たないため、知らないと探すのに少々手間取るかもしれない。北駅にもツーリストインフォメーションがあるが、何故か閉まっていることが多いので、利用するならこちらの方がおすすめ。  所在  1989年12月21日広場(大学広場)。地下鉄2号線Universitate駅下車。

着く[編集]

飛行機で[編集]

日本からブカレストへの直行便はないので、基本的には フランクフルトアムステルダムイスタンブールなど、日本からの直行便のあるヨーロッパ中近東方面などのハブ空港から、ブカレストまでの乗継便を利用することになる。

ブカレストの国際空港はアンリ・コアンダ国際空港(Henri Coandă International Airport、旧名で空港の所在地名でもある「オトペニ(Otopeni)空港」と呼ばれることもある)。市の中心部から空港までは20km弱程離れており、空港から市内へはバスやタクシーなどを利用する。

バスを利用する場合、空港出口にあるバス停から780番(北駅(Gala de Nord)行き)か、あるいは783番(中心部行き)の急行バスを利用する。780番は概ね40分間隔、783番は概ね20分間隔で、いずれも朝5:30から夜23:00まで運行している。どちらのバスを利用する場合も、地下鉄への乗り換えが可能。

未明に空港へ到着する便の場合、バスの利用ができないので、その場合はタクシーを利用することになる。タクシーは黄色い車体で、メーター制となっているが、空港周辺で営業しているタクシーの中には白タクも多く、正規のタクシーでもメーターを使用しないドライバーも多い。これらのドライバーは出口付近で旅行者を待ち受けており、空港に着いたばかりで出口付近でうろうろしている旅行者に英語で声をかけてくる。

どこの国でも言えることだが、空港周辺でまともなタクシーを見つけることは困難で、大抵の場合料金を吹っかけてくる。特に深夜で代替交通がない場合は足元を見られる。彼らの空港から市内までの相場は100レイ(€25)前後で、これよりも高い値段を言ってくることもある。利用する側として、あまり気分がよろしくないのも事実だが、利用しないことには市内までたどり着けないので、そのあたりはある程度割り切るしかない。

その際には、英語が話せるドライバーと料金をきちんと事前交渉して乗るのも一つの手であろう。決して安い値段ではないが、正規のタクシーとて、中には悪徳ドライバーが運転するものも結構ある(また、そのようなタクシーが旅行者の多い空港や北駅周辺で多数営業している)そうだし、正規のタクシーに乗れたところで、メーターを倒さない、言葉が通じないふりをするなどの挙句、後で法外な料金を請求されるといったケースもありうるからである(そのあたりの事情について、詳しくは英語版の該当項目を参照)。言葉が通じてちゃんと向こうの意志が確認できる分、まだましと考えるしかないのかもしれない。

列車で[編集]

ガラ・デ・ノルド(北駅)

コンスタンツァティミショアラブラショフなど国内の主要都市をはじめとする各都市からの列車の便があるほか、ハンガリーブルガリアトルコセルビアなど近隣諸国と国際列車で結ばれている。列車のほとんどは北駅(Gala de Nord)に到着する。駅の周囲はどちらかというと住宅街といった感じで、繁華街からは少し離れている。北駅は地下鉄の駅とも接続しており、市の中心部へはここから地下鉄を乗り継いで簡単に出ることができる。

北駅構内にはキオスクのほか、マクドナルドやKFCなどのファストフード店、コーヒーショップ、スーパーマーケットなどがそろっており、一部の店は24時間営業となっている。本格的な食事は望めないが、駅構内でもそこそこの飲食や買い物を済ますことができるので、特に駅の近くに宿を取っている場合などは、駅構内の施設をうまく利用すると便利である。

なお、国際列車の発着については、駅の構内、マクドナルドの向かい側付近に掲げられている時刻表で確認できる。時刻表には、出発(Plecari)到着(Sosiri)の2種類があるので、見間違わないよう注意。切符売り場のうち、国際列車の切符を扱っている窓口では英語も通じるし、ユーロでの支払いも可能。また、駅構内で営業している旅行代理店の中にも、国際列車の切符を扱っている店舗がある。


車で[編集]

バスで[編集]

船で[編集]

動く[編集]

地下鉄で[編集]

地下鉄路線図

ヨーロッパの他の都市に比べると、市の中心部に数えるほどしか駅がないが(英語版ウィキトラベルの受け売りだが、もともとブカレストの地下鉄網自体、市民が郊外の自宅から工業地区へ効率的に通勤することを主目的に造られているのだそうだ)、時間が正確な上料金が安く、かつ頻発しているので、旅行者にとってもブカレストの地下鉄は移動の強い味方である。

路線は4路線(M1(右図の黄色の路線),M2(同青),M3(同赤),M4(同緑))あるが、観光の足としてよく利用するのは、陸路でのアクセスポイントである北駅(Gala de Nord)を通り、中心部で循環線となっているM1と市の中心部を縦走するM2である。料金は2回券で4レイ、10回券で10レイ、1日券がレイ。その他マンスリーパスなども売られている。切符類は、いずれも駅改札付近の窓口で購入する。料金は距離制ではなく均一料金となっているためわかりやすい。また、乗り換えもできる。

改札機に緑色のカードリーダーがあり、乗車時にカードリーダーに切符類を挿入し、回転式のバーを押して入る。出札時は、カードをリーダーに通す等の処理は特に必要なく、単に改札口にある回転式のバーを押して改札機を通り抜ければよい。


バスで[編集]

足で[編集]

市の中心部には観光スポットがまとまっているエリアもあるが、見どころどうしが地下鉄の駅で1駅以上離れているところも多く、全ての観光スポットを歩いてまわるのは無理。基本的に地下鉄などの公共交通機関で移動し、その周辺を徒歩で観光するようなパターンとなる。

観る[編集]

農村博物館 (Muzeul Naţional al Satului)  
ルーマニア全土から実際に使われていた民家や教会などを移築して展示した野外博物館。地面に半分埋まったような恰好の家など、各地の気候や文化、民俗などに根ざしたそれぞれの建物の特徴が窺えて面白い。藁葺き屋根の家が多いが、よく見ると所々に麦の穂が残っており、同じ藁葺き屋根でも日本のそれとは麦藁を使っていることがわかるなど、いろいろと興味深い点を見つけることができる。

ちなみに、個々のディテールは異なるが、博物館全体の雰囲気はエストニアタリンにある野外博物館にそっくり。ヨーロッパの北の端と南の端、距離的に遠く離れた2つの土地でお互い似通った雰囲気の博物館に出会えるあたり、やはりヨーロッパは同根なのだな、と実感してしまうこと請け合いである。伝統様式の民家の中には、ゲゲゲの鬼太郎の目玉オヤジが中からひょっこり出てきそうなスタイルの家もあったりする。急いで回って1時間、ゆっくりと見て回るなら3~4時間くらいはほしい観光スポットである。

 所在  Şos. Kiseleff nr. 28-30, sector 1  電話    WEB  [2]
 開場時間    料金  6レイ
農村博物館


ルーマニア農民博物館  
ルーマニアの農村に関連した文物を展示している。
 所在  Soseaua Kiseleff 3, Sector 1  電話  (+40-21) 317- 9660  WEB  [3]
 開場時間  10:00~18:00。月休み。  料金  大人8レイ。
ルーマニア農民博物館


旧市街歴史地区の街歩き  
ブカレストも旧共産圏に位置する大都市であり、旧弊打破の風潮の中既存の文化や価値観にとっては逆風とも言えた共産主義時代に古い建物がことごとく壊され、スターリン様式の威圧的なデザインの建物や、無機質なデザインの建物に置き換わってしまったと思いがちだが(実際にそのような面もあるのだが)、旧市街の中心部、特に統一広場周辺には、そのような時代の流れにも耐えて、近代に建てられた重厚なデザインの建物が比較的まとまった形で残ったエリアがある。近年、それらエリアの中でも特に保存価値の高い地区が歴史地区として保存・修復され、観光客が多く訪れる人気スポットの一つになっている。

ブダペストなどに比べると規模や壮麗さなどで多少見劣りするかもしれないが、それでも新しく敷きなおされた石畳の道を歩きながら、エリア内の教会や博物館など味のある建物を見て回るのは楽しいものである。時間があるなら、エリア内の建造物の見学も含め、半日くらいかけてゆっくり見て回るとよい。

 所在  旧市街
旧市街歴史地区の街歩き
聖ニコラス教会
聖ニコラス教会 (Biserica Ortodoxā Rusă) — 20世紀初頭に当時のロシア大使によって建設され、ロシア皇帝ニコライ2世の名前がつけられたロシア正教の教会。大学広場方面から歴史地区に足を踏み入れた辺りにある(背が高く、たまねぎ頭が特徴的なのですぐわかる)。ややくすんだ色調の、聖書を題材にしたイコンのような壁画が見事。  所在  旧市街歴史地区
スタブロポレオス教会
スタブロポレオス教会 (Biserica Stavropoleos) — 18世紀初頭に建てられたルーマニア正教の教会。もともと修道院の収入源のための旅館として建てられたというユニークな歴史を持っている。19世紀半ばの政教分離法案成立後に修道院の付属施設としての役割を終えると、ルーマニア正教に引き継がれ、以後教会として使われた。教会自体が建造されてから幾度かの改修を経ているほか、20世紀になってから教会の敷地内に僧院や社務所、宿坊、図書館、博物館、食堂などの施設が増築された。2008年4月に再開した。  所在  旧市街歴史地区  WEB  [4]

遊ぶ[編集]

買う[編集]

Wasteels  
北駅構内、正面玄関近くにある旅行代理店。飛行機の国際線や国際列車、ホテルの手配などを主に取扱っているが、ルーマニア国内の列車の切符もここで手配できる。英語が通じるスタッフがいて対応も親切であり、カウンターに座って出発時刻など自分の希望をゆっくりと述べ、それに見合った条件列車を探してもらうことができるので、駅構内の切符売り場の窓口で切符を買う自信がなければ、こちらを利用するとよいだろう。またブカレスト市内の観光地図なども手に入るので、いつも閉まっていて利用できない駅構内のツーリストインフォメーションの代用として使うこともできる。なお、この店の左隣にもう一軒、"Happy Travel"という旅行代理店があり、同じようにブカレスト市内の観光地図の入手などが可能だが、国内の鉄道の切符についてはこちらでは扱っていない。
 所在  北駅構内  電話  (+40-21) 317-0369  WEB  [5]
 営業時間  9時頃~18時頃。祝祭日によって閉店する場合あり。  値段  

食べる[編集]

安食堂[編集]

中級[編集]

Casa Tulceană  
ホテル・エリゼウのオーナーが経営するルーマニア料理のレストランで、旧市街の地下鉄Universitate駅から歩いて10分くらいのところにある。肉料理もあるが、おすすめはコイやマスなどの川魚を使った料理。全体にさっぱりしていて、日本人の口にも合う。
 所在  Str. Florian Aaron nr. 3A、地下鉄Universitate駅下車。インターコンチネンタルホテルの裏手の道を5分ほど歩き、そこから横に伸びる路地(Str. Florian Aaron)を50mほど歩いたところにある。  電話  (+40-21) 311-8324  WEB  [6]
 営業時間    予算  40~50レイ前後。
Casa Tulceană

高級[編集]

飲む[編集]

泊まる[編集]

安宿[編集]

中級[編集]

Hotel Elizeu  
北駅から歩いて5分ほどの、住宅街の中にあるホテル。部屋は広くてきれいで、(空き状況にもよるが、)禁煙タイプの部屋もリクエスト可能。スタッフが親切で、みな人当たりがよい(英語を話せる人はフロントなど一部に限られる)。簡単な朝食付き。朝食時間は7時からだが、列車の都合などでそれ以前にチェックアウトしたい場合、事前に伝えておくと朝食をテイクアウトにしてもらえる。宿そのものは快適なのだが、周りの住宅地が低所得者層向けなのか、夜街娼が立つなど、あまり雰囲気が良くないのが難点(ただし、早朝人気のない頃に北駅まで歩く程度であれば、特に治安上の問題は感じない)。
 所在  Str. Elizeu nr 11-13, Sector 1, BUCURESTI  電話  (+40-21) 319 1734/35
 FAX  (+40-21) 316 1748
 WEB  [7]
 e-mail  [8]
 時間  チェックイン 随時 チェックアウト 12:00   料金  シングル€46~。
Hotel Elizeu

高級[編集]

ApartHomes  
市内の高級アパートを宿泊施設として提供しているもの。長期滞在も可能なので、ビジネス目的の滞在にも使える。
 所在  所在  電話  +40 212 320 406
 FAX  FAX
 WEB  [9]
 e-mail  [10]
 時間  チェックイン 随時 チェックアウト ?   料金  1泊€90前後


リン グランド (Rin Grand Hotel)  
ブカレスト郊外にある1436室の大型ホテル。ガラス張りのエントランスが印象的なベージュとオレンジの高層の建物。近くにカルフールがある。地下鉄のApărătorii Patriei駅とPiața Sudului駅からいずれも約3kmのところに位置しているため街歩きなどには不向きで、ロケーションに恵まれていないが、そのぶん料金は手頃である。
 所在  7D Vitan - Bârzeşti Street, Bucharest, RO 042121, Romania  電話  +4031 106 1111
 FAX  +4031 106 1121
 WEB  [11]
 e-mail  [12]
 時間    料金  US$70~。
リン グランド

気を付ける[編集]

町の雰囲気[編集]

  • 旧市街のうち、大学広場を背にしてウニリ広場方面に向かって伸びる大通りを見たとき道の左側にある地区(地図上では東側の地区)には立ち入らない方がよい。観光マップには道路の右側(地図では西側)同様歴史地区として紹介されており、確かに歴史的に重要そうな建造物も多く残るが、西側が修復され、観光スポットとして手入れされているのに比べ、こちらの地区は全体に放置された感じで、かつ、付近一帯が昼間でも人通りがあまり多くない。この地区に残る一部朽ち果てた建物に低所得層の人たちが入り込んで、言葉は悪いがスラム街のような独特の雰囲気を醸し出している。こんな感じのエリアだけに、当然町の治安もよかろうはずがない。観光客向けに再開発された地区の方が俗っぽく見えることは確かだが、安全面で見る限りではこちらの方を歩き回るに限る。もし間違って東側の地区に入り込んでしまったら、なるべく早く大通りへ出るようにした方がよい。

タクシー[編集]

  • 空港や駅(特に北駅周辺)で客待ちをしているタクシーの中には悪質なものも多い。英語版の記事にも、ドアに表示してある料金より数倍高額の料金をふっかけてくる、メーターを使わない、メーターを改ざんして高い料金をとる、荷物を質に取り、トランクから出す際に法外な料金をふっかけてくるなど、悪質な事例がいくつか紹介されている。
  • 白タクも多く、深夜に空港に到着して街の中心に向かう公共交通機関が終わってしまっているような場合、かなり高額の料金(市内まで100レイとか)をふっかけてくる(なお、このような白タクのドライバーは、旅行者に対して流暢な英語で話しかけてくるケースが多いとのこと)。
  • タクシードライバーの中には強盗まがいのものまでいて、郊外に連れ出して身ぐるみはがされるようなケースもあるとのこと。2012年8月には日本人の若い女性が白タクに現地の男性と同乗し、郊外に連れ出された後に、暴行されて殺害され、道路沿いの森に死体が遺棄されるという痛ましい事件も発生している(こちらについても詳細は英語版の記事を参照)。
  • 女性一人旅のような場合、深夜に到着する飛行機の便は絶対に利用しないように心がけた方がよい。

運転マナー[編集]

  • 運転マナーが非常に悪い。悪質なドライバーだと、人が横断している際に、停まったり避けたりせず、わざとスピードを上げて歩行者に向かっていき、横断している歩行者を轢きにかかるような輩までいる。

野犬[編集]

  • 大都市の割にやたらと野良犬が目につく。特に北駅のまわりなど、野良犬がうろうろと徘徊していたり、あるいは数匹で屯していたりといったような光景をよく目にする。通常はおとなしくしているので必要以上に心配することはないが、狂犬病の心配などもあるので、むやみに近づいたり、ちょっかいを出したりしないように心がけた方がよい。

出かける[編集]

この記事「ブカレスト」は、この土地を旅したり、あるいは調べたりする際の参考になる可能性はあるものの、まだ書きかけです。加筆や訂正などをして下さるみなさんを求めています。

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