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フィンランド

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フィンランドのサウナ
国旗
フィンランドの国旗
位置
フィンランドの位置
基礎データ
首都 ヘルシンキ
政体 共和制
通貨 ユーロ (€ / EUR)
面積 337,030km²

水面積率: ○○%

人口 5,214,512人
言語 フィンランド語スウェーデン語
宗教 福音ルーテル教(国教)、正教会 (外務省サイトより引用)
電気 120・230V 50Hz A・B・C・SE型プラグ
国際電話番号 +358
ドメイン .fi
時間帯 UTC +2


フィンランド(フィンランド語:Suomi、英語・スウェーデン語:Finland)は、北欧内にあり、東部がロシア、北部がノルウェー、そして西部がスウェーデンと国境を接している。

フィンランドは、綿密な都市計画の上に造られた、快適な小さな町や都市を持つ近代的な福祉国家であるが、一方で国土に約188,000の湖(国土の約10%)と同数の島々を抱えるなど、いまだに広大な手付かずの自然地域が存在している。国の最北端にある地方では、オーロラや夏期の白夜を見ることもでき、多くの観光客がそれらを目当てに当地を訪れる。

また、国内にサンタクロース (Santa Claus) が暮らすKorvatunturiの神話の山があると主張しているとおり、ラップランドで急成長しているサンタクロースをはじめとする観光産業は、サンタのファンのニーズにも応えている。世界の最も技術的な先進国のひとつに暮らしているのにもかかわらず、フィンランド人は、サウナ、水泳、釣りやバーベキューなど、いろいろな娯楽を楽しむことでも知られ、特に暖かい季節には、短い夏を満喫するため、コテージで過ごす事を好んでいる。フィンランドは、スカンジナビア(厳密にはフィンランドは「スカンジナビア諸国」に含まれない)の他国とは異なる独特の言語と文化を持つ国である。


地方[編集]

フィンランドの地図

都市[編集]

ヘルシンキ周辺・エテラスオミ(南部)[編集]

  • ヘルシンキ (Helsinki) - 首都。フィンランド最大の都市であり、最大の貿易港。明色の花崗岩で作られた建物が多く、「北の白都」と称される。ヨーロッパ最大の陶器工場がある。デザイン関連の施設や店舗も数多くある。市営フェリーで15分のスオメンリンナ島にある「スオメンリンナの要塞」はユネスコの世界遺産に指定されている。
  • ポルヴォー (Porvoo) - ヘルシンキから東へ50Kmの小都市。トゥルクに次ぎフィンランドで2番目に古い歴史を持つとされる。
  • ハメーンリンナ (Hämeenlinna) - タンペレの南、中世に建てられたハメ城がシンボルの街。郊外にガラス製品で有名なイッタラ (Iittala) の工場や博物館がある。

ランシスオミ(西部)[編集]

  • トゥルク (Turku) - 19世紀初頭にヘルシンキが首都となるまでの古都。
  • ナーンタリ (Naantali) - 古都トゥルクのすぐ西にあるリゾート都市。夏季に「ムーミンワールド」がオープンされる。
  • ラウマ (Rauma) - ラウマの旧市街および郊外のサンマルラハデンマキ青銅器時代墓地遺跡が世界遺産。
  • タンペレ (Tampere) - フィンランド第2の都市。市立図書館内にムーミンの故郷「ムーミン谷」がある。
  • ユヴァスキュラ (Jyväskylä) - 森と湖に囲まれた大学街。周辺に建築家・デザイナーのアルヴァ・アアルトによる建築物が多く残されている。世界遺産に指定された「ペタヤヴェシの古い教会」が近い。
  • ヴァーサ (Vaasa) - 西海岸にある都市。スウェーデンとの歴史上の関わりが今も残る。世界遺産に指定されたクヴァルケン群島が近い。

イタスオミ(東部)[編集]

  • クオピオ (Kuopio) - フィンランド東部で最も人口の多い、森と湖の街。スキージャンプのW杯が開催される。
  • ヨエンスー (Joensuu) - 北カレリア地方の中心都市。コリ国立公園への玄関口。

ラッピ(ラップランド)・フィンランド北部[編集]

  • オウル (Oulu) - 世界最大の携帯電話端末ブランド・ノキア(NOKIA)の研究開発部門など、情報通信関連を中心としたハイテク企業の事業所が集まる。毎年夏に「エアギター選手権」が開催される。
  • ロヴァニエミ (Rovaniemi) - 北部ラップランドの中心都市。第二次大戦時に壊滅的損害を受けたが、戦後アルヴァ・アアルトが新たな街の設計を手がけた。サンタクロース関連の施設がある。

その他の旅行先[編集]

  • オーランド諸島 - ボスニア湾の入り口、スウェーデンとの間にある諸島。19世紀から20世紀にかけてフィンランドをめぐるロシア・スウェーデンの複雑な関係により生み出された、スウェーデン語のみを公用語とする自治領。1921年、当時の国際連盟事務次長だった新渡戸稲造によるいわゆる「新渡戸裁定」により、スウェーデンの文化を維持しつつフィンランドに帰属する、という形で非武装中立の自治領となった。
  • コリ国立公園(Koli National Park)- フィンランド有数の景勝地で、森と湖の国フィンランドの象徴的な風景とされる。ヨエンスーが最寄りの街。

分かる[編集]

冬のオーロラ観測やウィンター・スポーツ、夏のハイキングや秋の紅葉見物、ムーミンやサンタクロースといった世界的な人気キャラクターの関連施設、デザイン関連のショッピングや見学、など季節を問わず楽しめる訪問先が国内各所に散らばっている。 スウェーデンノルウェーロシアと国境を接し、フィンランド湾の対岸であるエストニアを含めつながりが深い。西欧と東欧、あるいは冷戦時代の西側と東側という枠組みにおいて、その境界ともいえる位置にあったことがこの国の政治や経済などに大きく影響を与えている。

歴史[編集]

国民[編集]

公用語はフィンランド語スウェーデン語だが、非常に多くの国民が英語での会話が可能。

一般的に、親日的な感情を持つ人が多いとされる。サウナでのコミュニケーションを愛する。

気候[編集]

参考:ヘルシンキの平均気温と降水量
 1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月年 間
平均気温 (℃)-5.4-6.0-2.13.210.114.716.915.210.05.00.1-3.54.9
降水量 (mm)44.533.235.135.435.648.070.282.271.874.369.455.8655.5
データ出典

祝日[編集]

元旦 Uudenvuodenpäivä 1/ 1
公現祭 Laskiainen 1/ 6
聖金曜日* Pitkäperjantai 4/ 2(2010年)
イースター* Pääsiäinen 4/ 4、5(2010年)
メーデー Vappu 5/ 1
昇天祭* Helatorstai 5/13(2010年)
聖霊降臨祭* Helluntai 5/23(2010年)
夏至祭イブ* Juhannusaatto 6/25(2010年)
夏至祭* Juhannus 6/26(2010年)
諸聖人の日* Pyhäinpäivä 11/ 6(2010年)
独立記念日 Itsenäisyyspäivä 12/ 6
クリスマスイブ Jouluaatto 12/24
クリスマス Joulu 12/25
ボクシングデー Tapaninpäivä 12/26
* =移動祝祭日

時差[編集]

時差早見表 (UTC +2)
日本の時刻 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23
現地の時刻 17 18 19 20 21 22 23 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16

※ 表の灰色の部分は日本時間から見て前日の日付。
サマータイム (summer time, daylight saving time, DST) 実施期間中の表の読み替え方は以下のとおり。

  • 表中の日本の時刻欄からそれに対応する現地の時刻を見る場合、現地の時刻に1を加える
    (例)日本の時刻欄から見た現地の時刻が9時→サマータイム期間中の現地の時刻は (9+1=) 10時
  • 表中の現地の時刻欄からそれに対応する日本の時刻を見る場合、日本の時刻から1を引く
    (例)現地の時刻欄から見た日本の時刻が9時→現地がサマータイム期間中の対応する日本の時間は (9-1=) 8時

観光案内所[編集]

  • Visit Finland (フィンランド大使館商務部) — 窓口業務は業者向け。一般の旅行者は電話・FAX・メールでの問い合わせとなる。有料でパンフレットを送ってもらえる。  所在  東京都港区南麻布4-2-34。天現寺スクエア6F。  電話  (03) 6859-6804  FAX  (03) 6859-6811  WEB  [1]  e-mail  [2]

着く[編集]

飛行機で[編集]

フィンランド航空(フィンエアー)が成田・中部・関西の各空港から毎日運航している直行便のヘルシンキまでの所要時間は10時間前後であり(2009年4月現在)、日本からもっとも近いヨーロッパである点をアピールしている。ヘルシンキのヴァンター国際空港も、ヨーロッパ各地へのゲートウェイとして乗り継ぎ利用されることを意識し運営されている。フィンランド航空(フィンエアー)

因みに、Air Finlandはフィンエアーとは全くの別会社であるので注意。Air Finland

タンペレ空港へ
スカンジナビア航空 (SAS)がコペンハーゲンから、系列会社のBlue1がストックホルムから定期便を運航。スカンジナビア航空 (SAS)Blue1
また、欧州最大の格安航空会社であるRyanairがドイツイギリスなどの複数都市、ラトビアの首都リガからの路線を持つ。airBalticも、リガからの路線を持つ。RyanairairBaltic
トゥルク空港へ
スカンジナビア航空がコペンハーゲンから、系列会社のBlue1がストックホルムから定期便を運航している。
また、airBalticがリガから、Wizz Airがポーランドグダンスクから、それぞれ週数便の路線を持つ。airBalticWizz Air
ヴァーサ空港へ
Blue1がストックホルムからの定期便を運航している。
キッティラ空港へ
スカンジナビア航空がストックホルムからの定期便を運航している。
クオピオ空港およびオウル空港へ
airBalticがラトビアの首都リガからの路線を運航している。
オーランド諸島のマリエハムン空港へ
Air Ålandがストックホルムからの定期便を運航している。Air Åland

列車で[編集]

ロシア(サンクトペテルブルクモスクワ)から列車で来られる。

スウェーデン、ノルウェーからの鉄道の乗り入れは無い(線路幅が異なる)。しかし、ユーレイルパスを持ってる場合、スウェーデンの終点駅のルレオからフィンランドのケミ駅までのバスは無料。

車で[編集]

隣接するロシア、スウェーデン、ノルウェーから国境を越える道路が複数ある。

バスで[編集]

夏季のみ、北部のオウル・ロヴァニエミとノルウェー北部のトロムソやノールカップ(北岬)などの間を、Eskelisen Linjatがバス運行している。Eskelisen Linjat

スウェーデン北部の都市ルレオから、フィンランド国境の町ハパランダまで定期バスが走り、国境のパスポート・コントロールを歩いて越えると、フィンランド側の町であるトルニオから鉄道駅のあるケミまでバスで行くことができる。(上記「列車で」も参照。)

船で[編集]

シルヤのフェリー

ヘルシンキやトゥルクからスウェーデン、エストニア、ドイツなどへ、「シルヤ・ライン」や「バイキング・ライン」が豪華な巨大フェリーを運航している。晩に乗って、レストランで食べて、バーとかディスコとか免税店で遊んで、キャビンで泊まって、朝にはストックホルムに到着。シルヤ・ラインバイキング・ライン

南部のナーンタリへは、ストックホルムの北80kmほどにあるカペルシャー (Kapellskär) からFINNLINESのカーフェリーが就航している。FINNLINES

西海岸のヴァーサへは、ボスニア湾の対岸にあるスウェーデンのウメオからRG Lineのカーフェリーが就航している。RG Line


動く[編集]

列車の路線図(が旅客路線)

フィンランドは国土が広大(日本よりは少し小さい)で、その分交通費が高い。フィンランド国内の、鉄道・バス・徒歩による移動手段・時間などを調べるにはJourney.fiが便利。Journey.fi

飛行機で[編集]

フィンランド航空の国内便が多い。その他、スカンジナビア航空系列のリージョナル航空会社Blue1、Finncommなどの国内航空会社がヘルシンキのヴァンター空港を中心に各地を結ぶ。Finncomm

フィンランド国内の空港における発着情報やアクセス情報については、FINAVIAのサイトが便利。FINAVIA

列車で[編集]

振り子電車ペンドリーノ、最高時速220キロ

旧フィンランド国鉄 VR(ヴェーアッル)によって運営されている。ヘルシンキ、トゥルク、タンペレの三大都市をつなぐ特急電車が便利。VR

ヘルシンキ~タンペレ (190km)
種別 記号 料金 時間 説明
ペンドリーノ (Pendolino) S €32 1:26 ビジネスクラス、レストランカー、ミニバーなど。
インターシティー (InterCity) IC, IC2 €26.9 1:46 ビジネスクラス、レストランカー、子供用の車両(ICのみ)、2階建て車両(IC2のみ)。
急行 (Pikajuna) P €24.6 2:12 夜行列車が多い。
普通 (Lähijuna) - €21 2:03 座席予約不可。

車で[編集]

フィンランド国内の道路情報について、TIEHALLINTOの公式サイトが参考になる。TIEHALLINTO(英語)

フィンランド国内の都市間を結ぶ道路は、比較的大きな都市の域内を除いて、国内地図に掲載されている主要道路であっても片側1車線の道路であることが多い。主要道路が交わるような地点であっても信号がないようなことも多いので、見落としてルートを間違えないように注意が必要。

また、最高許容速度もまちまちなので、道路脇の交通標識を要確認(至る所に、日本で言うところのオービスが設置されている)。最近、少しのスピード超過でも取り締まるよう警察がキャンペーンを展開しているとのこと。

道路標識などで、地名に関しては通常、上段にフィンランド語での地名、下段にスウェーデン語での地名が表記されている。ただし、スウェーデン系の住民が多く占める地域では、これが逆になっている場合もあるので注意。(北部ラップランドなどを除いて、同じ土地であっても地名が両言語で大きく異なる場合が多い。旅行ガイドや国内地図などは通常、フィンランド語での地名表記を主に記載している場合が多い。)

南部のヘルシンキ、トゥルク、タンペレと北部ラップランドの間を移動する場合、フィンランドの鉄道VRのカートレインも利用できる。VRのカートレイン(リンク切れ)

バスで[編集]

鉄道が直接結んでいない都市同士も、長距離バス路線が数多く結んでいる。夜行便もあり。

Matkahuoltoが、フィンランド国内のバスターミナル運営やチケット販売などを行なっている。Matkahuolto

喋る[編集]

フィンランドは、フィンランド語スウェーデン語の二カ国語が公用語となっており、両言語は、すべての学校で義務化されているが、事実上フィンランドでは、フィンランド語が主 (93%) となる単一言語となっている。フィンランド語は、スカンジナビアの言語(デンマーク語、スウェーデン語、ノルウェー語、アイスランドやフェロー語)、ロシア語、または英語との関連がない言語である。要するに、インドヨーロッパ言語とゆうよりも、むしろ学習するほとんどの他のヨーロッパ言語の話者に取り簡単ではない、ハンガリー語とエストニア語を含むウラルグループ (Uralic) 言語に属している。看板を読む事も、フィンランドでは、一般的なヨーロッパの言語から比較的少数の外来語まであり、難しい可能性があり、その結果として、フィンランド語を表すどの単語であるか推測することが非常に困難である。

スウェーデン語は、フィンランド人の5.6%が母国語としている。スウェーデン語が大多数となる大都市はなく、スウェーデン語を話す地域は、南西海岸沿いの主として小規模農村自治体である。海岸沿いの多くの町や道路標識は、フィンランド語とスウェーデン語を交互に使用しているため、道路標識が混乱してしまう可能性がある。オーランド諸島の小さな自治州とナルピオ (Närpes) 、コルスネース (Korsnäs) やラースモ (Larsmo) の市町村では、排他的にスウェーデン語が話されており、住民は概して少ししか話せないかまったくフィンランド語を話す事ができない、そのため英語はいい手だてとなっている。スウェーデン語は、フィンランド語を話す学校で必修科目となっており(スウェーデン語を話す学校ではフィンランド語)、そのため誰もが話し、理解する事になる。しかしながら、実際には、これらが妥当である。1. 主にまたは大部分がスウェーデン語を話している地域、2. 大規模な沿岸部の都市だが、多様性がある。例えばヘルシンキとトゥルクは、多くの住民が観光目的の訪問者に重要な会話に対処するための十分なスウェーデン語を話す事ができる大都市であり、たいてい、若干理解しかねる場もあるが、ヴァーサ (Vaasa) やポルヴォー (Porvoo) のような街は、意義深いスウェーデン語を話す少数民族がいるのに対して、生活する場所によっては、フィンランド語の知識なしには不可能である(すなわち、スウェーデン語だけで生活する事が可能である)。スウェーデン語が広く話されている地域の最も大きなホテルやレストランでは、スウェーデン語に堪能な従業員が働いている。

ロシア語は、ロシア人訪問者が出入りする地域、例えば、ラッペーンランタ (Lappeenranta) 、イマトラ (Imatra) 、ヨエンスー (Joensuu) などロシアとの国境周辺で理解されている。フィンランドの東部や北部のロシア人に人気のある観光地では、ロシア語を話すスタッフが用意されている。

大都市のほとんどの住民は、非常にうまく英語を話す観光客に出会う可能性が高く、さらに地方の若い住民も、結果的に十分伝えられる事を知っている。実際には、スウェーデン語を話す地域を別として、英語は、古い世代間除き、通常スウェーデン語よりもはるかに理解されている(とわいえ、もしもそれらが母国語である場合、沿岸部のスウェーデン沿いでたいてい使用できる)。フィンランドの人口の63%は、英語を話す事ができる。フィンランド人は内気な面があるが、必要に応じて手助けしてくれるので、助けを求める事を躊躇すべきでない。英語以外に、一部のフィンランド人はドイツ語 (18 %) またはフランス語 (3 %) を話す事ができ、他の第二言語は稀である。

TV番組や映画は字幕が付いている事が多く、子供向けの番組や映画はフィンランド語に吹き替えられている。

買う[編集]

日本人観光客に人気のお土産品である、ガラス製品のイッタラ、陶器のアラビア、テキスタイルのマリメッコ、装飾のカレヴァラ・コル、ムーミン関連グッズは、ヘルシンキ市内など各地の直営店や一般小売店で販売されている。特にヘルシンキ市内のエスプラナーディ通りには先述の路面店が立ち並んでおり、買い物に便利。

但し、おおまかに言うと、ヘルシンキ・ヴァンター国際空港の、荷物検査所を過ぎたあとのターミナル内にある店舗のほうが、値段が少しだけ安い(品揃えの広さに関しては、必ずしも十分とは言えないが)。イッタラおよびアラビアはフィンランド大手百貨店のStockmannが経営する売店で、マリメッコおよびカレヴァラ・コルはそれぞれ独自の店舗で、ムーミングッズはムーミンショップで、それぞれ買い求めることができる。日本への帰国時に買い物をする際、これらの店は荷物検査所を出たあと、パスポート・コントロールを通る前にしか店舗がないので注意。また、当然のことながら、搭乗手続きを終えたあとなので、受託手荷物のトランクなどに入れてしまうことが出来ない(つまり、飛行機に乗っている間および乗り継ぎの間ずっと持ち歩かなければならない)という不便さも考慮に入れたし。

また、中心街から少し離れた場所にサンプル品やB級品を扱うアウトレットが存在しており、正規の値段より安く手に入る。いずれも中心部から地下鉄やトラムを利用して30分程度で行ける距離なので、足を伸ばしてみるのもよい。

通貨[編集]

フィンランドの通貨単位はユーロ (€)。2014年3月現在の為替レートは以下のとおり。

¥ 日本円¥1.00 = €0.007€1 = ¥143.30
$ 米ドル$1.00 = €0.721€1 = $1.388
€ ユーロ€1.00 = €1.0€1 = €1.0
£ 英ポンド£1.00 = €1.205€1 = £0.830

※上記通貨に関して直近のレートを調べたい場合には、Bloomberg.co.jpなどを参照。

物価[編集]

間接税の税率が高いことで知られており、消費税から他の納税額が20%以上とかなり高額になる(食品などのカテゴリーはそれより低い税率)。旅行者が購入するものにも当然税金がかかるので、買い物は慎重にしたほうがよい(Tax Refundは€40以上の買い物から)。ただし、それは他の北欧諸国でも言えることであって、商品によっては日本よりも割安感があるものもある。

なお、いわゆる内税で値段が表示されているので、買い物やレストランでの食事などでも、注文したものの合計がそのまま精算金額となる。

チップは通常は不要。

食べる[編集]

フィンランドで市民がよく利用するような「食堂」は、平日昼間のみ営業しているタイプ(バケーションのシーズンである7月中は休業、というようなことも多い)。注文の仕方はいわゆるカフェテリア方式で、自分でトレーを持ち、料理が盛られた場所で皿に好きなものをとる又は店員に注文したいメニューを伝え、そのままレジで精算をするというやり方が一般的。この場合、サラダ・バーとパンは料理の値段に含まれているので、常識の範囲内の量なら自由にとってよい。コーヒーや牛乳などの飲料は、無料の店と別途料金がかかる店とがある。また、日本で言うところのバイキング方式(最初にレジで料金を払って、あとは好きなだけ何度も皿にとれるという形式)の店もある。周囲のフィンランド人の動きを観察して利用するのがよいだろう(いずれにしても、中・高級のレストランのようにテーブルに座ってオーダーを待つ形式ではないことに注意)。


カレリアンパイ (karjalanpiirakka)  
説明
 所在  所在
カレリアンパイ


トナカイ肉炒め (poronkäristys)  
トナカイ肉炒めにマッシュポテトやベリーソースをかけたもの。
トナカイ肉炒め


プッラ (pulla)  
色んなプッラがあり、画像はそのひとつである。
プッラ


サーモン・スープ (lohikeitto)  
硬いライ麦黒パンと一緒に供されることが多い。
サーモン・スープ


ムイック (Muikku)  
モトコクチマスのフライ。(Paistettu muikut)
ムイック


ザリガニ (Rapu)  
毎年7月21日解禁、秋まで味わえる。塩茹でが一般的。基本的には高級食材で、スーパーなどで冷凍モノが売られているが値段の安いものはフィンランド産ではないことが多い。
ザリガニ

飲む[編集]

-5℃のアイスバー、ヘルシンキ

フィンランド国内におけるアルコール飲料の販売は、Alkoという店に限定されている。店は街の中心部などにあり、赤い字で「Alko」と書かれた看板が目印。ただし、アルコール度数4.7%以下の商品はスーパーやコンビニで販売されているので、日本人の感覚で一般的なビールなら購入可能場所は多い(Lapin KultaやKARHUといったフィンランド産ビールだけでなく、カールスバーグやピルソナー・ウルケルといった有名輸入ビールもそうした一般小売店で扱われている)。

飲む場所には注意が必要。日本にいる感覚と同じように列車内で一杯ひっかけ騒いだりしていると、周囲から奇異の目で見られたり車掌に注意される恐れがある。


泊まる[編集]

  • フィンランドでは、それなりの規模のホテルであればたいてい、共同サウナが無料で利用できる。男女別で時間が決められている場合が多い。
  • 多くのホテルで、無線LANが無料で利用できる(フロントでIDとパスワードを教えてくれたり、客室内の資料に説明が書かれていたりする)。
  • フィンランド各地でホテルを展開する主なチェーン(世界規模のチェーンを除く)は以下の通り。
CUMULUS
FINLANDIA HOTELS
Lapland Hotels
Radisson SAS
Scandic
SOKOS Hotels

学ぶ[編集]

日芬間の学術・文化交流を促進するフィンランドセンターが、フィンランドへの留学や研究交流を検討している人向けにThe Finnish University Databaseを構築しており、フィンランドの全20大学に関する諸情報が検索できる。フィンランドセンター(日本語)The Finnish University Database(英語)

働く[編集]

気を付ける[編集]

  • 6~8月の夏季、森などに近づく場合には蚊の対策を。服の上からでも刺してくる攻撃力を持ち、刺されるときわめて痒く、野兎病(Tularemia)に感染する恐れもある。店で売られている防虫スプレーや蚊取り線香を使用するのも一案。その他、ダニ(punki)に噛まれる恐れがあることにも注意。野兎病(Tularemia)
  • 他の欧州諸国と比較しても治安は良い。テロや邦人誘拐などの事件も起きていない。もちろん、置き引きに注意するなど旅行者が注意すべき一般的な事項に配慮する必要はある。
  • 水道水は飲用に問題ない。水質は軟水。水道水の品質は市販のミネラルウォーターよりも良いと言われている。

健康を保つ[編集]

夏でも気温がそれほど高くならないため、旅行に行く場合は真夏でも長袖の衣類を持参すること。

マナーを守る[編集]

連絡する[編集]

国際電話[編集]

日本→フィンランド
00xx (※1) - 010 (国際電話識別番号) - 358 (フィンランドの国番号) - 最初の0を除いた市外局番 - xxxx - xxxx (相手先の電話番号)
※1 国際電話サービスの事業者識別番号。次のいずれかを入れる。マイライン登録済の固定電話や、ウィルコムでは不要。日本#国際電話も参照。
  • 001 KDDI (固定電話)
  • 0033 NTTコミュニケーションズ
  • 0041 ソフトバンクテレコム
  • 0046 ソフトバンクモバイル
  • 005345 au
  • 009130 NTTドコモ
フィンランド→日本
00、990、994、999 (国際電話識別番号) - 81 (日本の国番号) - xx (0を除いた市外局番 ※1) - xxxx - xxxx (相手先の電話番号)
※1 東京なら3、携帯電話なら90または80。

携帯電話[編集]

フィンランドは770万人の携帯電話加入者がおり、これは144.59%の普及率に相当する (December 2009)。 規制当局はFICORA

ランク 事業者 通信規格 加入者数
(単位:百万)
経営 日本からのローミング
1 Sonera GSM-900/1800 (EDGE)
900/2100 MHz UMTS, HSPA
2600 MHz LTE
2.7 (December 2008) TeliaSonera docomo, ソフトバンク, au
2 Elisa GSM-900/1800 (EDGE)
900/2100 MHz UMTS, HSPA
2600 MHz LTE
2.367 (December 2007) Elisa docomo, ソフトバンク, au
3 DNA GSM-900/1800
900/2100 MHz UMTS, HSPA
2600 MHz LTE
1.415 (December 2007) Local former telephone companies docomo, ソフトバンク, au

日本からの現地回線レンタル[編集]


変種

操作

Docents

他言語版

その他のサイト