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パリ
出典: Wikitravel
目次
パリ (Paris) はフランス北部、セーヌ川を挟んで建設された国の首都。中心部の人口だけで220万人、さらに郊外には1,000万人近くが暮らす、ヨーロッパでも有数の巨大な国際都市。時に世界で最も美しい都市と言われ、文化・芸術・ファッション・食べ物・デザインなど様々な分野で長い歴史が作り上げた最高峰を実感することができる。「花の都」「光の都」として世界中から人々を集める巨大な観光都市でもある。
[編集] 地区
パリの中心部は20の行政区に分けられ、中心から左に渦を巻くように1区から20区まで番号を振られている。街を一目で把握するには、新聞スタンドなどで€5程度で売られている"Paris Pratique par Arrondissement"というポケット地図を手に入れると良い。 それぞれの区に個性があり、どの界隈にも見所がある。
- 1区 名実ともに街の中心で、見所もたくさん。ルーブル美術館、チュイルリー公園、ヴァンドーム広場、レ・アール、パレ・ロワイヤルなど。
- 2区 ビジネスの中心地。ブールズ(証券取引所)、国立図書館(旧館)など。
- 3区 国立中央文書館、カルナヴァレ博物館、フランス国立工芸院、マレ地区の北側の静かな一角が含まれる。
- 4区 ノートルダム大聖堂、市庁舎、ポンピドゥー・センター、マレ地区の大部分が含まれる。
- 5区 植物園、カルチェ・ラタン、ソルボンヌ大学など大学街、パンテオン神殿、Le Musée de l'AP-HP。
- 6区 リュクサンブール公園、サンジェルマン・デ・プレ。
- 7区 エッフェル塔、オテル・デ・ザンヴァリッド(廃兵院)、オルセー美術館。
- 8区 シャンゼリゼ通り、エリゼ宮殿、マドレーヌ寺院、ジャックマール・アンドレ美術館。
- 9区 ガルニエ宮(オペラ座)、グラン・マガザン(百貨店)。
- 10区 サン・マルタン運河、パリ北駅、パリ東駅。
- 11区 オベルカンプ通りの飲食街、バスティーユ牢獄、Nation、新ユダヤ人街。
- 12区 オペラ・バスティーユ、Bercy Park and Village、Promenade plantée、Quartier d'Aligre、リヨン駅、ヴァンセンヌの森。
- 13区 中華街、イタリア人街、La Butte aux Cailles、国立図書館 (BNF) 本館。
- 14区 モンパルナス墓地、ダンフェール・ロシュロー広場、モンスーリ公園。
- 15区 モンパルナス塔、モンパルナス駅、Stadiums。
- 16区 トロカデロ宮殿、パリ人類学博物館、ブローニュの森。
- 17区 パレ・デ・コングレ・ド・パリ(国際会議場)、プラス・ドゥ・クリシー。
- 18区 モンマルトル、サクレ・クール寺院、ピガール、Barbès。
- 19区 科学産業博物館、ラ・ヴィレット公園、ヴィレット貯水池、ビュット・ショーモン公園。
- 20区 ペール・ラシェーズ墓地。
- La Défense 正式にはパリの西隣にある再開発地区。グランダルシュ(新凱旋門)など高層ビル街が拡がる。
[編集] 分かる
[編集] 歴史
[編集] 人々
ヨーロッパの他の都市(ロンドンやリヨン)と比べても、パリはいろいろな意味でむしろニューヨークに近く、あわただしく、ビジネスライクな街。フランス国内では、パリジャンは無礼で横柄と評判は悪い。
しかしパリジャンのぶっきらぼうな態度も、基本的な礼儀を示すだけで突然消えてなくなる。実は簡単なことで、例えば店に入るときには「ボンジュール、マダム」と挨拶したり、人に話しかけるときには「エクスクゼ・モア」と呼びかけたり。特に人にぶつかったり失礼を働いた時には「パルドン」と謝ろう。これだけでぶっきらぼうな店員もにこやかになり、不機嫌な住民とも分かり合えるようになる。礼儀を守ることはパリでは特に大切。少しでもフランス語を知っていたら、とにかく片言でも使ってみること。それだけでフランス人は親しみを感じてくれる。
都会にすんでいればどこでも同じだけれど、集団の場では抑えた声で話すほうが良い。少なくともパリジャンは普通そう考えていて、電車や地下鉄で大声で騒ぐグループは軽蔑される。メトロで乗り合わせた人達がみんな休暇で来ている訳ではなく、普通に通勤通学している人なのだから、彼らの頭痛の種を増やさないようにしよう。
パリジャンのほとんどは観光業とは全く接点のない仕事をしている。あなたは別にお金を払ってリゾートやテーマパークにいるわけではないので、周りの人が道案内してくれるのも全くのボランティア。みんなは日々の仕事に忙しい。でも、丁寧にお願いすれば、誰でもできる範囲で力を貸してくれるはず。
[編集] 英語は通じるか
ほとんどのパリジャンにとって、英語は学校では習うけど、使うのはちょっと面倒。英語で相手をしてくれる人は、みんなそれなりに骨を折ってくれています。一般には卒業して間もない若者の方が、年配の人よりも英語は流暢。
日本からの訪問者が少し戸惑うかもしれないのは、彼らの英語はほかのヨーロッパの国と同じで、イギリス英語だということ。日本の学校で習うアクセントや表現と違うこともあるので、ゆっくりはっきり話すほうが通じやすい。
また、外国で教科書を使って習った「書き言葉の」フランス語と、彼らの話す言葉もまた少し違う。こちらの発音が通じなくて聞き返されても別に馬鹿にされているわけではない。怖気ずに繰り返したり、紙に書いてみたりしよう。そして何よりも、ゆっくりとはっきりと。
そしてまた、フランスを初めて訪れる場合にはみんなが何を言っているのかなかなか分かりにくい。早口だし、文字は落として発音するので、きれいに歌を歌っているように聞こえるかも。フランス映画をある程度理解できるような上級者以外はなかなか自分の発音を分かってもらうのも大変だと思っていたほうが良い。それでもしばらく過ごすうちに上達してくるのは実感できるし、赤ワインがあればさらにスムーズに言葉が出てくるかも。
道を尋ねたいと思ったらこうしよう。(1) 若い人、特に英語の新聞や雑誌を読んでいて、あまり急いでいなさそうな人を見つける。(2) 最初は"Hello"か"Bonjour"と挨拶しよう。(3) まず相手が英語を話すかどうか尋ねてみよう(たとえ英字新聞を読んでいたとしても)。(4) ゆっくりはっきり話すこと。(5) 必要に応じて地名は紙に書こう。(6) スマイル。(7) パリの道は複雑なので、そもそも言葉で説明するのが難しい。語学力と関係なく地図は持っていたほうがいい。
駄目なやり方は、例えばメトロの駅で急いで歩く人を捕まえて、挨拶もなしにいきなり英語で話しかけること。これではうまくいかない。
さて、もしあなたが語学に自信があるなら、この魔法の言葉を覚えておこう。 "Excusez moi de vous déranger" と "Pourriez-vous m'aider?" だ。特にお店に入るときなど、どんどん連発したらよい。一方で観光客の多いエッフェル塔やルーブル美術館、シャンゼリゼ通りなどでは、たとえあなたのフランス語が上手でも観光客と見るや店員や案内係は英語で返してくる。長年の経験からその方が早いと知っているからだ。
その他のヒント。道に迷ったら、近くのホテルを見付けてコンシエルジュにたずねるのも一つの方法。彼らは普通英語が上手なので。ここでも礼儀は忘れないように、一言 "Bonjour Monsieur, parlez-vous anglais?" を。
[編集] 観光案内
- パリ観光局 — 日本語によるかなりの情報提供を行なっている。また、日本語で書かれた案内書を読む事ができる。日本語版ないガイドには、英語版が用意されている。 所在 25 rue des Pyramides. WEB [1]
パリ市内には期間限定も含め、以下の観光案内所が設けられている。
- 中央案内所 (Bureau central d’accueil) — 所在 25, rue des Pyramides. 1区。 時間 平日 9:00~19:00(11月~5月 10:00~)、日・祝 11:00~19:00。5月1日定休。
- リヨン駅 (Gare de Lyonl) — 所在 20, bd Diderot. 12区。 時間 平日 8:00~18:00。日・祝定休。
- アンヴェール駅 (Anversl) — 所在 72, bd Rochechouart. 7区。 時間 10:00~18:00。1月1日、5月1日、12月25日定休。
- 北駅 (Gare du Nordl) — 所在 718, rue de Dunkerque. 10区。 時間 10:00~18:00。1月1日、5月1日、12月25日定休。
- ポルト・ド・ヴェルサイユ (Porte-de-Versaillesl) — 所在 1, place de la Porte-de-Versailles. 15区。 時間 11:00~18:00(見本市開催期間限定)。
- 東駅 (Gare de l’Estl) — 所在 Place du 11-novembre-1918. 10区。 時間 8:00~19:00。日・祝定休。
- シャンゼリゼ・クレマンソーのキオスク (Kiosque Champs-Élysées – Clemenceaul) — 所在 Avenue des Champs-ÉlyséesとAvenue Marignyの角. 8区。 時間 5月~10月 9:00~19:00。5月1日・7月14日定休。
- トロカデロ (Trocadérol) — 所在 Place du Trocadéro. 16区。 時間 11:00~19:00(7月~8月期間限定)。
- ノートルダムのキオス (Kiosque Notre-Damel) — 所在 Parvis de Notre-Dame. 4区。 時間 10:00~19:00(5月~9月期間限定)。5月1日定休。
- 市庁舎のキオスク (Kiosque Hôtel de Villel) — 所在 Place de l’ Hôtel de Ville. 1区。 時間 10:00~19:00(7月~8月期間限定)。
- バスティーユのキオスク (Kiosque Bastillel) — 所在 4, place de la Bastille. 11区。 時間 10:00~19:00(7月~8月期間限定)。
[編集] 着く
[編集] 飛行機で
パリの国際空港は3箇所。
- シャルル・ド・ゴール国際空港
市中心部から北東へ約25kmのシャルル・ド・ゴール国際空港 (Aéroport Charles de Gaulle, CDG) には国際線を含め主に長距離の便が着く。空港ターミナルは複雑なので、乗継には十分な時間を。入国カードは不要。ターミナル間には無料バス、またはCDGVAL(シャトル列車)を利用する。シャルル・ド・ゴール国際空港
- エールフランスバス はターミナル2を起点に市内へ2ルート。ユース25%引き、11歳以下半額、2歳未満無料、往復割引・4人以上の団体割引あり。チケットは車内で購入可。日本語案内電話 0 892 350 820。les cars Air France
- (2系統)ポルト・マイヨ経由、エトワール広場(凱旋門)行き。5:45~23:00の15分間隔、所要45分、€13。
- (4系統)リヨン駅経由、モンパルナス駅行き。7:00~21:00の30分間隔、所要50分、€14。
- RATPバス
- (ロワシーRoissyバス)各ターミナルから発着、オペラ座広場行き。6:00~23:00の15-20分間隔、所要45分(早朝)・60分(標準)・90分(混雑時)、€8.50。
- (深夜Noctilienバス)深夜0:30から30分間隔で運行。各ターミナル出発階から市内を結ぶ。€7。
- 鉄道(RER B線)は安くて速い。
- ターミナル2・3からは直接発着、ただしターミナル2A(ゲート8)やターミナル2B(ゲート6)からは無料シャトルline3で「TGV/RER」まで移動して乗車する。ターミナル1からは出発階ゲート22から発着の無料シャトルバスline2で「Roissypôle-Terminal 3」まで移動して乗車する。
- RERパリ北駅まで4:56~23:56の10~15分間隔、所要約40分、€8.50。
- 市内までの途中駅はあまり治安が良くないので、停車駅の少ない急行の方が安全とされる。空調はなく内装も古さが目立つ。早朝は無人駅なので、小銭の準備が必要。
- タクシーは市内まで約45分、€40~60。朝夕のラッシュ時に重なりそうなら避けるのが無難。
- オルリー空港
市中心部から南へ約15kmのオルリー空港 (Aéroport d'Orly, ORY) には国内線や近距離国際線、さらに中東・アフリカ・カリブ海路線、その他格安航空会社が集まる。オルリー空港
- エールフランスバスは(1系統)モンパルナス経由、アンヴァリッド行き。6:00~23:00の15分間隔、所要35分、€9。
- RATPバス
- (オルリーOrlyバス)南・西ターミナルから市内Denfert Rochereau駅行き。6:00~23:00の15~20分間隔、所要30分、€6。
- (283系統)Porte de Choisy駅行き。
- (ジェットバス)南・西ターミナルからVillejuif-Louis Aragon駅行き。6:23~22:49の15~20分間隔、所要15~20分、€6。
- 鉄道 (RER)
- 南ターミナルのJゲート、西ターミナルの出発階WターミナルからORLYVALに乗車、Antony駅乗り換えRER-B線でパリ北駅まで6:00~23:00の4~7分間隔、所要約28分、€9.10。
- 南ターミナルのGゲート1番、西ターミナルの到着階から、それぞれ無料シャトルバスでPont de Rungis-Aéroport d'Orly駅へ移動、RER-C線で市内Sain-Michele-Notre-Dame駅へ。
- タクシーから市内まで約15~20分、€30。
両空港間の移動
- エールフランスバス(3系統)オルリー空港West/South直通(市内経由無し)は6:00~22:30の30分間隔、所要50分、€16。
- RER-B線で約65分。
- タクシーで€60。
- ボーベイ空港
ボーベイ空港 (Aéroport de Paris Beauvais Tillé, BVA) は街の北約70kmにある小さな地方空港だが、RyanAirのような格安航空会社が飛んでいる。フライト到着の20分後にパリのPorte Maillot駅までシャトルバスが発車、帰りも出発便の3時間15分前に同駅を出発する。出発場所はただの駐車場なので注意。正確な出発時刻は空港ウェブサイトで調べることができる。片道€13(2006年10月)。ボーベイ空港
[編集] 列車で
パリにはいくつもの駅があり、行き先に応じて正しい駅を利用する。市外へ旅行する計画があるなら、ホテルを選ぶ前にどの駅から出発することになるかを調べておこう。
- パリ北駅(Gare du Nord, 10区)、ベルギー・オランダ・ドイツ方面のタリスやTGVと、イギリス行きのユーロスター、その他北ヨーロッパ行きの普通列車など。
- オーステリッツ駅(Gare d'Austerlitz, 13区)、フランス中南部(オルレアン・リモージュ・トゥールーズ(遠回り))やスペイン・ポルトガル行きの普通列車、その他、スペインのマドリード行きやバルセロナ行きの"タルゴ"客車編成使用の列車をはじめとして、多くの夜行列車の到着にも使われる。
- パリ東駅(Gare de l'Est, 10区)、ストラスブールへのTGVや東ヨーロッパ行き。
- リヨン駅(Gare de Lyon, 12区)、フランス南部と東部(マルセイユ・リヨン・ディジョン)の他、スイス(ジュネーブ・ローザンヌ)やイタリアにも。それぞれTGVと普通列車の両方が出ている。
- サンラザール駅(Gare St Lazare, 8区)、バス・ノルマンディとオート・ノルマンディ行き。
- モンパルナス駅(Gare Montparnasse, 15区)、フランス西部・南西部(ブレスト・レンヌ・ナント・ボルドー・トゥールーズ(近道))やスペインへ。
- ベルシー駅 リヨン駅の近くにあり、”アルテシア・ナイト”と呼ばれる、パリとイタリア方面との間を結ぶ国際夜行列車の一部などが発着する。
また、列車にも様々な種類がある。
- TERは日中・夜間に走る普通列車(特に列車名はない)で、フランス全国のほとんどの都市を結んでいる。ユーレイルパスを利用するとこの列車には追加料金無しで乗れる。
- TGVは世界的に有名な高速列車で、南東はニース(5~7時間:マルセイユより在来線を走行)・マルセイユ(3時間)・アビニョン(2.5時間)、東はディジョン(1時間15分)・ストラスブール(2時間20分)・スイスのジュネーブ(3時間)・ローザンヌ、南西はボルドー(3時間)、モンペリエ(リヨン、アヴィニョン経由)、西へはレンヌ(3時間)、北はリール(1時間以下)へ、それぞれ1日数往復走っている。ユーロスターのロンドン(2時間40分)行きやタリスのブリュッセル(1時間20分)行きとほとんど同じ列車を使っている。TGV
- タリス(Thalys) はオランダとベルギーへ向けて走る高速列車だが、普通列車よりも少し値が張る。タリス
- インターシティ (Intercity) はヨーロッパ全域に向けて走っており、スペインのサンセバスチャンやポルトガルのポルトやリスボンへの夜行列車も含まれる。
- ユーロスター(Eurostar) はパリ=ロンドン直通、また乗換えでブリュッセルなど他のヨーロッパ都市にも走っている。パリ=ロンドン間は2時間40分だが、2007年に新線が予定通り完成するとさらに短縮される見込み。ユーロスター
- フランス国内の鉄道路線
タリス、ユーロスター以外、フランス国内の列車は全てフランス国鉄 (SNCF) が運営。チケットは駅や旅行代理店(手数料無料)で購入できるほか、SNCFのウェブサイトは早期購入割引なども充実しており便利。4週間前に購入したり、土曜夜をまたいだ往復チケットを買うのが安い。その他、毎週火曜日には直前に残っている空席を半額で販売、但し選択肢は限られている。その他観光客の多い地域で一部私鉄も走っている。SNCF
なお、TGV、タリス、ユーロスターの一部には、パリ市内の各駅ではなく、シャルル・ド・ゴール国際空港の第2空港ターミナルビルに隣接した敷地の地下にあるシャルル・ド・ゴール空港TGV駅を発着駅としている列車もある。これらの列車のうち、TGVの場合は、同駅があるLGVイル・ド・フランス連絡線を経由して、フランスの地方都市同士やベルギー、スイス方面へと向かうケースが多い(タリスの場合は、シャルル・ド・ゴール空港TGV駅~ベルギー、オランダ、ドイツ方面。ユーロスターの場合は、シャルル・ド・ゴール空港TGV駅~ロンドン・ウォータールー駅間)。また、本数は少ないが、ディズニーランド・パリの最寄り駅であるマルヌ・ラ・ヴァレTGV駅(この駅も、LGVイル・ド・フランス連絡線上にある)始発・終着のタリスやユーロスターもある。
[編集] 車で
[編集] バスで
ユーロラインズ (Eurolines) はヨーロッパ全土に路線網を持つ。ユーロラインズ
[編集] 動く
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メトロとミュージシャン メトロを利用していると、コンコースでミュージシャンが演奏をしている姿をよく見かけることになるだろう。アコーディオンのようなオーソドックスなものからアフリカ音楽までジャンルは様々、チューブ状のコンコースに音が響くのも心地よい。彼らは、厳しい選考をくぐり抜け、メトロから正式に許可を受けて演奏をしている。下手な音楽は演奏させてもらえないので、必然的にレベルは高くなる。かなり腕が良いのでこれを聞くのも乗り換えの楽しみである。 また、たまに突然ミュージシャンや演説家が乗ってきて車内で演奏・演説を始めることがある。大概1駅分くらいのパフォーマンスをしたら他の車両に行ってしまう。腕の良いミュージシャンは許可を得て駅で演奏を行うので、電車に乗り込むゲリラミュージシャンたちは、彼らに比べたら残念ながら腕が落ちる。気に入ったら少々の心づけを渡すのも良いが、小銭を出す際にはスリ等に気をつけること。 |
[編集] 共通パス
Paris Visiteを購入すると、メトロ/RER(1等)/バス/トラム/モンマルトル・フニクラー(ケーブルカー)/モンマルトバス/ノクティリアン(深夜バス)/Ile-de-France内の国鉄 (SNCF) 近郊線(1等)を1/2/3/5日間自由に乗り降りできる。Zone1~3の1日券は€8.50、5日券は€27.20。広域のZone1~6はほぼ倍料金。4~11歳は半額。観光名所やクルーズ船などの割引券もついてくる。
バスと船の共通2日券(パリ・アラカルト)は37€、3日券は40€。エールフランスバスとの通し券(パリ・アラカルト・プラス)もある。
ナヴィゴ(Navigo)は無料でカードを作れるが、フランス国内に住所がないと送ってもらえない。観光客はナヴィゴ・デクーヴェルト(Navigo Découverte)を作成しよう。横2.5センチ、高さ3センチの顔写真(日本と同様駅によっては構内に証明写真の機械があるので、そこでとることができる)を持って窓口にいけば、€5かかるがその場で作成してくれる。同時にカードへのチャージもお願いするとよい。月~日(固定で、自分では曜日を選べない)の1週間、ゾーン1~2(ほぼパリ市内と思えばよい)で€17.2。(2009年11月現在 。(Tarifs Forfaits Navigoで確認のこと。))上記の観光客向けParis Visiteよりもお得。機械にタッチするだけでチケットを通す必要がなくなる便利さもある。
[編集] 列車で
[編集] 地下鉄(メトロ)
- 交通公団RATPが運営する地下鉄、通称メトロは市内移動には欠かせない交通機関。市内に16路線、300以上の駅があり、大体朝5時から深夜1時半まで(2007年中に2~3時まで延長予定)数分毎に走っている。駅間も短いので目的地のすぐ近くまで行くことができる。路線の交差は多くて乗り継ぎに便利だが、一部シャトレ駅など長く歩かされる駅もある。交通公団RATP
[編集] 料金体制
- 料金は距離に関係なく一律€1.50で、1時間以内ならバスやRERやトラムへの乗継も可。自動券売機はクレジットカード可(但し、フランス国内発行のCarte Bleueでないとはじかれるようだ)、紙幣不可。小銭がない場合は窓口で買おう(自動券売機と異なり海外発行のカードも可)。回数券(カルネ, carnet)は10枚€11.30、利用期限なし。1日券は€5。いずれも4-9歳は半額、4歳未満は無料。
[編集] 施設情報
- 古い路線は車内の揺れが大きく、新しい路線は加減速が非常に大きいので、ドア近くか通路の真ん中にある棒には必ずつかまること。観光客を狙ったスリが報告されており、車内はもちろんメトロの出口階段まで気を抜かない。
- 駅の補修工事が各所で行われているが、1~2ヶ月間ほどかかりその間は閉鎖される。現地で戸惑わないように駅の各所やホテルなど公共の場所で予定を確認しておこう。
- 日本と違いホームにはその駅名しか掲示されておらず、次の駅は車内の掲示を見るか地図で確認する必要がある。また、ほとんどの路線では車内アナウンスもない。自分の位置や、どこで降りるかはあらかじめよく確認しておこう。
[編集] RER
国鉄の市内近距離路線はメトロ(地下鉄)とチケットが共通。6~7分間隔の運行だが駅間が広いので早く移動できる。自分が持っているチケットのゾーンを越えてしまうと、検札で罰金を課される(乗り越し精算制度はない)。パリ市内の移動はたいていゾーン1~2で済んでしまうので、空港等パリ20区の外へ出る場合はあらかじめRER用に別途適切なゾーンのチケットを買っておこう。
メトロよりもさらに治安は良くないと言われる。人通りの少ない場所は避け、深夜に単独利用はしない方が良い。
[編集] 車で
パリでレンタカーを借りるメリットは少ない。道は混んでいて、路上駐車も難しい。特に観光名所は今ほどの車社会になる前にできているので、周辺は車に便利にはできていない。実際パリジャンの多くの家庭では車を持っていない。
郊外の城を訪れたり、フォンテーヌブローなど近郊の町へいく場合には便利かもしれないが、街中の混雑を考えるとパリ市内よりは少し外れた場所で借りたほうが良いかもしれない。
フランスの交通ルールは英語圏とは大きく異なることに注意。最も大きな違いはロータリーだ。通常、中で回っている車よりもロータリーに入ってくる車に優先権があり、道を譲る心構えが必要。但し、進入側に「譲れ」に相当する標識があることも多く、この場合回っている車のほうが優先する。英語圏では通常回っている車のほうに優先権があるので、混乱しやすい。
[編集] タクシー
台数が非常に少ないので、道で流しを拾うには根気が要る。翌朝に空港に行きたいなど、予定が決まっていれば予約を。深夜早朝なら渋滞にかからないので、比較的安く移動できる。日中は渋滞があるのでできれば避けたい。
- タクシーの提灯の色に注意。白は空車。ブルーやオレンジは賃送(実車)。無灯は回送。
- タクシー乗り場は鉄道駅・病院・大きなホテル・主要な交差点の近くにあり、その近くでは流しは拾えない。列に並ぼう。
- 予約は[2]、タクシー空港 - シャルルドゴールTaxi paris、[3]、もしくは定額制のShuttle Taxiへ。
- 乗車前にドライバーは窓を開けて行き先を尋ねることも。終業直前などは乗車拒否もありうる。
- 初乗りは€5.50で、メーター料金とはあわせて請求されるので、特に近距離利用での支払時に驚かないように。
- 必ずしもドアツードアではなく、路地の手前など1ブロック程度離れた場所で降ろされることも良くある。
- 車内は通常禁煙。
- ドライバーの個性は様々だが、笑顔で物知りで英語や日本語が通じるドライバーにはあまりお目にかからないかも。
- チップは不要。スーツケースがある場合は追加料金あり。
[編集] バスで
メトロよりは清潔で安全な交通機関。外が見えるし、車内には停留所名の案内表示もあるので、路線図さえあれば利用は簡単。メトロの「ハブ&スポーク」と比較すると、バスは各地を直接結ぶネットワーク。いずれもチケットはメトロと共通。
また、深夜バス (Noctilien) は€2.70。シャトレー駅から1時間毎に郊外へ向けて発車しており、終電を乗り過ごしたときのためにスケジュールは知っておいたほうが良いかも。但し女性だけで深夜に利用するのは安全ではない。
[編集] 観光バス
観光客向けに運行される2階建てバス 「L'openTour」は市内4系統、9:30頃~20:00頃まで15~30分間隔で乗り降り自由、全停留所に必ず停車する。日本語を含めた音声ガイドをイヤホン(無料)で聞くこともできる。1日券29€, 2日32€, 4~11歳の2日券は15€。バス内や案内所などで販売。L'openTour
[編集] 船で
[編集] 観光船
セーヌ川沿いの観光名所8箇所(エッフェル塔→ルーブル→ノートルダム→植物園→オルセー→エッフェル塔)を巡る観光船 (Batobus) は10:00~21:00(夏期以外は短縮)、15分毎の運航で乗り降り自由。こちらは英語・仏語のみ。1日券12€, 2日14€, 5日17€、16歳未満は半額。1月上旬から2月上旬まで休業。
[編集] 自転車で
市内に自転車道は増えており、全長150kmにも達する。多くはバス専用レーンを共用。自転車道のマップはHôtel de Villeの案内所で入手するか、ダウンロード[4]も可能。とはいえ交通量は多く道も広くはないので、できるだけヘルメットを用意して安全に走りたい。
市営貸自転車サービスVélibは、会費(€29/年、€5/週、€1/日)を払うと1回30分まで1日何回でも自転車を借りることができる。30分を超えると時間に応じてクレジットカードに課金される。市内中心部に約100~500メートル間隔で無人のスタンドが設置されており、24時間営業。別の場所で返却する「乗り捨て」も可能。一部端末では日本語も可。VS,MC,AX,JCBに対応。
- ルーブルなど有名観光地の近くでは午前中にポストが埋まって返却できなかったり、夕方に空っぽだったり。駅など交通の便利の良いところでは状況は逆。そのため毎日大型トラックが自転車を何台も積んで在庫調整をしているが、時間には余裕を持って行動を。もし満車で返却できない場合は、端末で15分無料延長の手続きをし、地図で最寄の返却場所を確認する。
- 自転車はサドルの高さを調節でき、3段変速で乗りやすい。荷物カゴには一時固定用のワイヤーと鍵も付いている。
[編集] 足で
パリを歩くのは光の都を訪れる大きな楽しみの一つ。端から端までカフェや店で寄り道しながら歩いても2~3時間。実は、あと2~3年もすればパリ中心部は徒歩・自転車・メトロ以外では移動できなくなりそう。市長は2012年までに1区~4区から車を締め出す計画を発表している。
主な観光名所を交えて街の雰囲気をざっとつかむには西から東へ、つまり凱旋門からシテ島(ノートルダム)へ向けて歩くのが良い。休まずに歩いたら通常2時間程度の距離。シャンゼリゼ通りの基点(凱旋門)からスタートして、コンコルド広場まで。広場のオベリスク(尖塔)へ向かう途中、パリで最も有名な通り沿いには多くの店やレストランが並ぶ。ショッピング街を抜けると、右手にはプティ・パレとグラン・パレが見える。コンコルド広場はパリの名所に囲まれており、正面にはチュイルリー公園、後ろにはシャンゼリゼと凱旋門、右後ろにはエッフェル塔とオルセー美術館、そして最後に左にはマドレーヌ寺院。そのまままっすぐチュイルリー公園へ入ると、噴水があり、花があり、そして恋人達がいる。さらに行くと真正面にルーブル美術館のピラミッド型の玄関が見えてくる。ピラミッドのすぐ近くで右に曲がって、セーヌ川に歩いていこう。川沿いに東へ歩いていくと、ポン・ヌフ橋が見えてくる。渡った先にはカルチェ・ラタンがあり、もう一度川を渡るとシテ島のノートルダム大聖堂にたどり着く。
かつてパリを歩いていると犬の糞に悩まされると言われたが、現在では厳しく罰金が課されるようになったために大きく改善した。€183~450の罰金の存在は広く知られ、市役所は監視員を増員して取り締まっている。
また道はよく舗装されているので、スケートでの移動にも適している。中心部 (Zone1) でも近郊(Zone2~)でもスケートは合法。
[編集] 観る
- 博物館・美術館めぐりには「美術館パス」がお勧め。70箇所の美術館や記念碑などに入場できて、2日券€30, 4日券€45, 6日券€60(2007年3月現在)。切符売り場の行列をスキップできるだけでも価値あり。Carte Musée 美術館パス
- 多くの施設は月・火曜日が休館なので注意。
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[編集] 遊ぶ
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[編集] 学ぶ
[編集] 働く
[編集] 買う
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[編集] 食べる
[編集] カフェ
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[編集] サロン
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[編集] 安食堂
[編集] 中級
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[編集] 高級
[編集] 飲む
[編集] 泊まる
パリの宿は高い。モンパルナス駅など交通の便の良い所にはホテルも数多く、入口に星の数と料金が明示されていることが多い。繁忙期でなければ2日目以降の宿は自分の足で探した方が安く上がるかも。
[編集] 安宿
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[編集] 中級
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[編集] 高級
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[編集] 連絡する
[編集] 気を付ける
- RER(国鉄の近郊線)は治安が悪い地域を通るため、早朝深夜の単独利用や各駅停車を避ける。
- 地下鉄の駅券売機で、チケットを買ってあげると親切を装う詐欺師がいるので、絶対に無視すること。
[編集] 暮らす
[編集] 在外公館
フランスでは大使館、総領事館、出張駐在官事務所を設け、日本人・現地邦人、フランス人に対するサービスや外交活動を行っている。
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[編集] 出かける

