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サヌア

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中近東 : イエメン : サヌア
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サヌアの旧市街

サヌア (サナア、Sana'a) はイエメンの首都。

分かる[編集]

着く[編集]

飛行機で[編集]

日本からはドバイを経由して入るルートが一般的。ドバイからの飛行時間は約2時間。空港から市内まではタクシーで30分、料金は2,000YR程度。空港出口付近にカウンターがあり、そこで手配が可能。それ以外にも、言い寄ってくる運転手と個別に交渉することもできる。

車で[編集]

バスで[編集]

動く[編集]

タクシーで[編集]

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バスやダッバーブ (乗り合いタクシー) のようにいちいち行き先を確認する煩わしさがないし、それに行動範囲も飛躍的に広がるので、タクシーも必要に応じて用いるとよい。空港と市内の間の移動では結構法外な値段 (2,000~3,000YR程度) を請求されるが、市内の移動であれば1回につき300YR~400YRくらいと、それほど高くない。メーター制ではないので、乗り込むときに運転手と料金の交渉が必要 (英語で可) 。

乗り合いタクシーで[編集]

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「ダッバーブ」と呼ばれる乗り合いタクシーが、タハリール広場、バーバルヤマンなど市内の主要な地点を結んでいる。大抵はミニバンで、車体横の黄色い線が目印。決まったルートを走っており、流しをつかまえて行き先を尋ねて乗る方法と、乗り合い場に停まっているものに乗り込む方法の2通りがある。特に停留所などがあるわけではなく、降りる場合は運転手に合図すれば止めてもらえる (ただし慣れないうちは乗り合い場間の乗降の方が楽) 。料金は20YR程度で、下りてから運転手に支払う (車の外から助手席側の窓越しに運転手に支払う。おつりの受け取りも同じ) 。タクシーに比べれば料金がはるかに安いが、行きたい地点によっては複数回乗換えが必要だったりするので、慣れないうちはなかなか使いこなせない。

バスで[編集]

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市内及びシャムランなど近郊の町とサヌアとを結ぶ路線バス (そのほとんどはマイクロバス程度の大きさ) が走っている。バス乗り場はタハリール広場やバーバルヤマンの近くなどにあり、料金は15YR。料金はバスに乗り込んだ後、集金に来る車掌に支払う。料金は区間制が取られているようであり、ある地点から先に乗り越すと車掌が再び集金に来るので、そのとき同じように15YRを支払う。

歩いて[編集]

旧市内の内部、あるいは旧市内とその周辺 (タハリール広場など) くらいであれば、十分に歩いてまわることができる。また、旧市内のスーク (市場) 付近は車の乗り入れができないし、路地によっては幅員が狭くて車の出入りができない所もあるため、旧市内の観光に関する限りはむしろ歩いたほうが効率的である (それに、歩きながら旧市街の景観を堪能することがサヌアにおける重要な観光要素の一つでもある) 。

観る[編集]

幻想的な夜のサヌア

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夜になると旧市街にはオレンジ色の街灯が灯る (右の画像参照) 。旧市街中は、路地はもちろんのこと、比較的大きな通りにもネオンサインや派手な照明をつけた看板のようなものが一切なく、ところどころに付けられた街灯だけが古い町並みをぼんやりと浮き上がらせている。薄暗がりの中、そんなぼんやりと浮かんだ古い街並みを見ながら散策すると、何とも幻想的な気分になる。

旧市街は城郭内の街そのものが見どころといった感じで、中世の雰囲気を楽しみつつ散策できるが、スーク以外は特に何か目立ったような見どころがあるわけではない。旧市街の城郭の外から新市街にかけて、博物館などの施設が点在している。


旧市街の街並み  
旧市街は街全体が世界遺産に登録されているくらいで、街並みを見ながらぶらぶら歩くだけでも楽しい。200年~300年くらい前の建物が石畳の道や城壁などと一緒に保存されており (というか、現にそのまま使われている) 、そんな街並みをアラビア特有の半月刀を帯刀した男性や、目だけ出してあとは上から下まで黒ずくめの女性が行きかっている。すれ違う車やバイク、それに建物の屋上にある衛星放送のパラボラアンテナさえなければ中世の街に連れてこられたと言われても信じてしまいそうなくらいである。
 所在  旧市街一帯


バーバルヤマン (Bab Al Yemen, イエメン門)  
タハリール広場と並んで、サヌア観光の基点として重要なところ。旧市街を取り囲む城壁に唯一残っている城門で、近くにスークやレストラン、両替商、ダッバーブ乗り場などが集まっており、地元の買い物客や観光客など多くの人々でいつもにぎわっている。
 所在  旧市街城壁の南側
バーバルヤマン


スーク (Souq)  
旧市街、バーバールヤマンの城門の付近から中心部に向かう道沿いに小さな店がひしめき合ったスークがあり、買い物客で賑わっている。食料品や雑貨、衣料品、アクセサリーなどに加えて地元の男性が身に付けている半月刀 (ジャンビーア) と鞘、腰に巻くベルトなど、いろいろな品物が売られており、見ていて飽きない。旅行に必要なものやお土産品などもここで手に入る。
 所在  バーバールヤマンの城門から旧市街中心にかけての路地
スーク


タハリール広場 (Maydan at Taharir)  
広場自体は取り立てて見るようなものはないが、近くに主要な博物館が集中しており、また交通の要所、付近に食堂やインターネットカフェがあるなどのことから、旅の基点として何かと重宝な場所である。ランドマークは広場近くに立つTel Yemen のタワー (右画像参照)
 所在  旧市街の西から新市街に向かって5分ほど歩いたところ。
タハリール広場


国立博物館 (National Museum)  
もともと王宮だった建物を改装して博物館として一般に公開している。古代のレリーフや装飾品、彫像などに加えてイエメンの生活用具など、幅広い分野の収蔵品が展示されており、イエメンの歴史や風俗などを手っ取り早く知ることができる。ほとんどの収蔵品にはアラビア語に加えて英文の説明が付いている。
 所在  タハリール広場近く、Al-Mutwakilモスク横  電話  ?  WEB  
 開場時間  9:00~12:00  料金  YR500
国立博物館


伝統工芸博物館 (Museum of Traditional Arts & Crafts)  
 所在  タハリール広場横  電話  ?  WEB  
 開場時間  ?  料金  ?
伝統工芸博物館


軍事博物館  
タハリール広場の裏手にある軍事関連の展示物を集めた博物館。ほとんどはアラビア語の説明のみだが、屋外の展示物とイエメンの近現代史を紹介したコーナーには一部英語の説明が付いている。
 所在  タハリール広場横、Al-Mutwakilモスクの裏手  電話  ?  WEB  
 開場時間  9:00~13:30、15:00~20:00  料金  YR200
軍事博物館

遊ぶ[編集]

学ぶ[編集]

働く[編集]

買う[編集]

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バーバルヤマンの周辺などに、両替商が数軒あり、大体どこも右の画像のような、紙幣のイラストを看板代わりに出して営業をしている。レートはどこも似たり寄ったりで、空港などにくらべるとはるかによい。イエメン・リヤルは再両替がしづらいので、1回の両替をUS$10とかUS$20くらいにしてなくなったら小まめに両替する方がよい。休みの日でも大抵どこか1軒くらいは開いており、両替に困るということはない。


スーク (Souq)  
(→観る) 参照。
 所在  バーバールヤマンの城門から旧市街中心にかけての路地

食べる[編集]

イエメンでは一般に大衆食堂は男性の社交場になっており、女性が入ることはまずない。女性の旅行者にとっては甚だ不便だが、トラブルを避けるためにもホテルのレストランなどを利用したほうがよい。なお、タハリール広場周辺や新市街には現代風のカフェなどもあり、そのような場所では女性のみの旅行者でも利用可能と思われる (欧米の女性旅行者は連れ立ってそのような所をよく利用している) 。

安食堂[編集]

フレッシュフィッシュ (Fresh Fish)  
バーバルヤマンの城門を出て右手に100mほど歩いたところにあるレストラン。魚の看板 (右画像) が目印。典型的なイエメンの大衆食堂で、看板となっている魚料理のほか、チキンやマトンなども扱っている。
 所在  バーバルヤマン近く  電話  ?  WEB  [-]
 営業時間  ?  予算  メニューにもよるが、YR500前後
フレッシュフィッシュ (Fresh Fish)


Bab Al Yemen Quarter  
バーバルヤマンの城門を出てすぐ右側を見ると目に飛び込んでくるレストラン兼カフェ (正式な名前は他にあるのだろうが、残念ながらアラビア語の看板しかないので、手がかりになる地番を仮の名前で置いてある) 。 チキンの丸焼き (ハーフサイズあり) やその他地元の人が食べる豆料理や羊肉の料理、それにジュース類などを楽しむことができる。夕食時に出てくるスティック状のパンは、「外はカリカリ中はモチモチ」を地で行くもので、とてもうまい。英語が分かる店員も何人かおり、たまに外国人女性旅行客がカフェとして利用している。
 所在  バーバルヤマン横 (1軒しかないのですぐわかる)  電話  ?  WEB  [-]
 営業時間  ?  予算  食事YR500前後、ジュース類YR100、チャイYR10
Bab Al Yemen Quarter


パレスチナレストラン (Palestine Restaurant)  
タハリール広場前の道を、国立博物館とは逆の方向に150mくらい歩いた道の向かい側 (Al Asdeqa Cafeteriaの向かい) にある。ショーケースから料理を選んで注文できるので、比較的外れが少ない。料理の種類が多く、牛、鶏、羊などの肉類やサラダ、パスタ、ライスなどから好きなものを選べる (料理は一品あたり半人前程度の分量があるので、ふた皿も頼めば十分) 。大衆食堂の部類で、いつも多くの食事客で賑わっている (女性客はいない) 。英語の分かる店員も何人かいる。
 所在  タハリール広場近く  電話  ?  WEB  [-]
 営業時間  ?  予算  YR1,000前後
パレスチナレストラン (Palestine Restaurant)


Al Asdeqa Cafeteria  
タハリール広場前の道を、国立博物館とは逆の方向に150mくらい歩いた道沿いにある (右画像参照。はでな店構えなので遠くからでもそれと分かる。ちなみに、何軒かの店が長屋状にくっついて営業しているが、向かって一番左側の店) 。店を入ったところにあるショーケースから料理を選んで注文できるので、比較的外れが少ない (料理は一品あたり半人前程度の分量があるので、ふた皿も頼めば十分) 。英語の分かる店員もおり、タハリール広場を訪れる外国人観光客が多く利用している (女性旅行客も問題なく利用できる) 。値段も他のレストランにくらべると比較的安い。
 所在  タハリール広場近く  電話  ?  WEB  [-]
 営業時間  ?  予算  食事YR400前後
Al Asdeqa Cafeteria

中級[編集]

高級[編集]

飲む[編集]

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イエメンはイスラム国家のため、一般に酒類は高級ホテルのレストランなどごく限られた場所でしか飲めない。その代わりサヌアの街角にはチャイハネやカフェのように気軽に飲み物類を楽しめるところが結構あり、伝統衣装に身を包んだ男性が道端に出した椅子に腰掛けてお茶を楽しんでいる。店構えも、右画像にあるような軒先を使った簡単なものから、レストランとさほど変わらないようなものまでさまざま。なお、イエメンでは、紅茶などの飲み物類は一般に最初から砂糖がたっぷり入った形で出されてくるので、間違っても追加の砂糖を入れないように (砂糖の量を自分で調整できるのは、外国人客に手慣れたホテルのカフェくらいしかない) 。

泊まる[編集]

安宿[編集]

タージ・タルハホテル (Taj Talha Hotel)  
200年ほど前の建物をそのまま利用した、ホテルそのものが遺跡のようなホテル。トイレを洋式にしたりベッドを置いたりと、一部内装を西洋化してはいるものの、基本的には昔ながらの石造りの部屋に泊まることができる。屋上にはカフェが設けられており、そこから見る街並みはとても美しい (ページトップの画像参照) 。また、ホテルにはレストランが付設されているが、メニューが限られるし値段も高めなので市内の食堂を利用したほうがよい。なお、一部天井が低いところがあるので頭上注意 (寝ぼけていたり、うっかりしていると痛い目に会う) 。
 所在  Old city of Sana’a Harat Talha  電話  (+967-1) 287130  WEB  [1]
 時間    料金  バス・トイレ共同US$20、バス・トイレ付きUS$25いずれも朝食付き。
タージ・タルハホテル (Taj Talha Hotel)

中級[編集]

Hilltown Sana'a Hotel  
何かヒルトンホテルを意識したような名前の、国立博物館の裏手にある中級クラスのホテル。タハリール広場周辺にかたまっている博物館に行くには便利な立地だが、旧市街のスークやバーバル・ヤマンなどに行くにはちょっと距離がある (ただし歩いて歩けないことはない) 。
 所在  Tahrir St. Sana'a  電話  (+967-1) 278-426  WEB  [-]
 時間    料金  シングル$47
Hilltown Sana'a Hotel

高級[編集]

連絡する[編集]

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新市街、タハリール広場付近などにはインターネットカフェが数件ある。料金は10分間でYR10~15程度。通信速度はそれほど速いとは言えないが、ブラウザは比較的新しいバージョンであり、ウィキトラベル日本語版などは問題なく読める。日本語入力は設定されている場合とそうでない場合がある。なお、キーボードがアラビア語仕様となっており、アルファベットのqwerty配列などはそのままだが、記号などの配列が日本のそれとは若干異なっている。

気を付ける[編集]

  • サヌアの街が世界遺産に登録されているとは言っても、人々がそこで生活している以上、普通の都市としての顔も当然持ち合わせている。旧市内の中も全てが観光向けというわけでは決してなく、路地を一歩入れば浮浪者がごろごろしていたり、大勢の薄汚れた身なりの子供が「バクシーシ!」などと近寄ってくるようなうらぶれた場所も結構多い。イスラムの戒律が厳しい国だけに重大犯罪はほとんどないようだが、例えば人通りの多いところを選んで歩くなど、一般的な注意は払うに越したことがない。
  • サヌアのメインの通り、特にスークなど人の往来の多いところはいらなくなったダンボール箱や生活ゴミなどのゴミ類がやたらと落ちている。また、場所がら馬やロバ、ラクダなどの動物たちが道すがら落としていく「落し物」も結構多い。上のきれいさだけにとらわれずに、ちゃんと下も見て歩いた方がよい。

暮らす[編集]

おたふく風邪?いえいえ…。

サヌアの街を歩いていると、結構な確率でおたふく風邪というか、こぶとり爺さん状態と形容したらいいか、右か左のほっぺたをプックリと膨らましている男たちに出くわす。一瞬おたふく風邪か何かの病気か?と思ってしまうが、そうではない。彼らは「カート」と呼ばれる植物の葉を口にたくさん詰めてガムみたいに噛んでいるのだ。カートは、噛みつづけていると弱い幻覚作用が現れる葉で、イエメンの男性の間では社交の道具としてなくてはならない嗜好品となっている。


出かける[編集]

イエメンでは、サヌアなどの主要都市から陸路で他の都市へ移動する場合、大抵はツーリストポリスの発行するパーミッション (許可証) が必要となる。パーミッションは、パスポートの見開き部分とイエメンのビザのページのコピーがあれば、無料で発行してもらえる (行く先々の検問所で取られるので、同一のパーミッションについて複数枚のコピーが必要) 。ただし状況は流動的で、パーミッションがあったからといって目的地まで確実に行けるとは限らず、途中で追い返されるケースもある模様。

  • ワディ・ダハール
    ワディ・ダハール — サヌアの郊外15kmほどの谷あいにある集落。谷の頂上、中腹、谷底など付近一帯にいくつかの集落が散らばって存在している。最も有名な建物はロック・パレス (右の画像) 。サヌアからは所要30分から1時間程度 (交通手段により異なる) で、タクシーをチャーターするか、バスなどを乗り継いで行く方法がある。ワディ・ダハールへの旅行については、パーミッションは不要。
  • シバーム・コーカバン
    シバームコーカバン — サヌアからはタクシーで1時間くらいのところにある。山の上の町コーカバンと下の町シバームとで作られた双子の都市。サヌアから行く場合はパーミッションが必要。

外部リンク[編集]


この記事「サヌア」は、この土地を旅したり、あるいは調べたりする際の参考になる可能性はあるものの、まだ書きかけです。加筆や訂正などをして下さるみなさんを求めています。

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