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コタ・キナバル

出典: Wikitravel

コタキナバル から転送)
展望台から見た市街
展望台から見た市街

コタ・キナバル (Kota Kinabalu) はマレーシアサバ州の州都である。


[編集] 分かる

1911年当時のコタ・キナバル
1911年当時のコタ・キナバル

19世紀末に、もともとガヤ湾に合った小さな集落とその周辺に英国北ボルネオ会社(British North Borneo Company)が北ボルネオ植民地開発の拠点を整備したのが街の始まりである。当時は英国北ボルネオ会社副総裁でサー・チャールズ・ジェッセル名前にちなんでジェッセルトン(Jesselton)と呼ばれており、1968年に現在のコタ・キナバルに改称されるまでこの名前が使われた。このため、現在でも旧名であるジェッセルトンの名前をあしらった店などが所々に残っている。

街の建設に合わせて、北ボルネオ鉄道の終着駅や港などの施設も整備され、ゴムや籐、蜂蜜や蜜蝋の交易拠点として街が栄えた。第二次世界大戦初期に、日本軍の手に落ちるのを防ぐためにイギリス軍によって街が破壊された後、日本軍の占領下に置かれ、戦争末期に、連合軍による空爆を受けて、街中に建物が3棟しか残らないほどの壊滅的な打撃を受けた。

戦後、英国北ボルネオ会社がジェッセルトンの管理権を返還するが、街の巨額な復興経費を賄うことができないため、一旦イギリス領北ボルネオに編入され、1947年に、戦時中やはり空襲により壊滅的な打撃を受けたサンダカン(Sandakan)から英領北ボルネオの首都がジェッセルトンへと移された。

その後1963年に北ボルネオがマレーシア連邦へと編入され、サバと改称された後、1968年9月30日に、ジェッセルトンが現在のコタ・キナバルに改称され現在に至っている。

なお、コタ・キナバルの詳細な歴史については、サバ州立博物館にある"Time Tunnel"という展示コーナーで、数多くの写真とともに追うことができる。


[編集] 着く

[編集] 飛行機で

コタキナバル国際空港 (IATA: BKI) がサバ州の空の玄関口で、クアラルンプールジョホールバルを始め、シンガポールバンコク香港バンダルスリブガワンなどからの直行便がある。日本からは東京大阪からマレーシア航空が週2便ずつ就航している。

クアラルンプールからは所要2.5時間ほど。ちょうど東北東の方角に飛んでいく形になるので、直行便の方がKL経由より時間的なロスがかなり少ない。なお、コタ・キナバルへは、韓国のインチョン国際空港からの直行便も運行されている。

困るのが出国時

サバ州に入境する際は左のような手続きで問題ないのだが、困るのが出国時の手続きだ。例えばコタキナバル・クアラルンプール間は国内便の扱いのはずだが、ここでもパスポートコントロールを受ける必要があり、ここを通る時点でパスポートに出国スタンプが押され、出国カードが回収されてしまうのである。着いた先のクアラルンプールでそのまま国際線に乗り継ぐ場合はこれで何ら問題ないが、仮にクアラルンプールでストップオーバーしたい場合どうするのだろうか?

国内の移動とはいえ、パスポート上は一旦出国扱いになってしまっているので、おそらくもう一度出入国カードを記入して入国審査を通ることになるのだろうが、国内の移動なのになぜそのような煩雑なことになるのか、そのあたりの理由が今ひとつ判然としない。

なお、半島経由でコタ・キナバルに入る場合、クアラルンプール到着時に入国審査が終了していても、空港でもう一度入国審査を受ける必要がある。その際新たに入国カードを書く必要はなく、クアラルンプールで入国スタンプを押してもらった出国カードとパスポートを審査官に提示すればよい。審査官がコンピュータで記録を照合し、問題がなければパスポートと出国カードに押されている入国スタンプの近くに「サバ州に入境した」旨のスタンプを押してくれる。

空港から街中へはバスかタクシーを利用する。タクシーはクーポン制になっており、カンポン・アイルなどの中心部へはRM45。逆に街中から空港へは交渉制でRM30ほど。

[編集] 出発する

空港には「ターミナル1」と「ターミナル2」の2つのターミナルがあり、両ターミナルは距離が離れている。ターミナル1は主にマレーシア航空、ターミナル2はエア・アジアなどの航空会社が発着する。街中から空港に向かう際は、あらかじめ利用する航空会社を告げて、利用する方のターミナルに止めてもらうようにすること。

コタ・キナバル国際空港のターミナル1の出国審査は3Fだが、飛行機のボーディングブリッジがある2Fで、何故か外の廊下と行き来できてしまう。そして免税店は2Fのほうが3Fよりはるかに充実している(あるいはそこでお金を落としてもらおうということで、わざと行き来できるようにしているのかもしれない)。出発までに買い物をして過ごしたい人は、出国審査を終えたらさっさと2Fに降りてしまった方がよい。3Fにいても免税品店はそれほどない。

[編集] 列車で

サバ鉄道(北ボルネオ鉄道)の終着駅となっている。

[編集] 車で

[編集] バスで

[編集] 船で

ラブアンからコタ・キナバルへフェリーが毎日2往復している。所要約3時間、RM34。

[編集] 動く

[編集] タクシーで

タクシーは基本的に料金交渉制。行き先を告げて料金を聞いて交渉するが、基本的にあまりふっかけてこないので、向こうの言い値でも大丈夫。街中の1~2kmくらいの移動がRM12~15ほど。流しのタクシーもあるが、街中やショッピングセンター入り口などにあるタクシー乗り場で捕まえるようにした方が楽である。

[編集] バスで

路線バスも走っているが、本数が少なく不便なのと、ルートが観光スポットからは外れているので、あまり路線バスにお世話になる機会はない。

[編集] 足で

街の中心部は1km四方くらいの広さに収まり、かつ見どころやレストラン、マーケットなどの主な観光スポットのほとんどが街の中心部にあるので(それに、街の大きさも中心部自体がクアラルンプールのように広大で混雑しているわけではないため、街歩きが自体が楽しいところである)、足による移動が一番便利。

[編集] 観る

升旗山瞭望台 (Menara Pemerhati Bukit Bendera, Signal Hill Observatory)  
街の外れ、シグナル・ヒルの中腹にある展望台。展望台からは、記事冒頭の画像のような市街地やその外側に広がる海を一望でき、とてもきれい(もっとも周りのビルの高層化が進んでおり、昔ほどの眺望は望めないのかもしれないが)。街の中心から歩いても行ける(ボルネオ・バックパッカーズの裏手に近道の階段もある)が、何せ行きは上り坂なので少々きつい。行きにタクシーを利用し、帰りはぶらぶら歩いて降りてくるのも手である。街中からは、タクシーを利用して約10分、RM10~15ほど。
 所在  シグナル・ヒル中腹
升旗山瞭望台

サンデー・マーケット  
街の目抜き通りである、ガヤ通り(Gaya Street)で日曜の朝~午後2時頃にかけて行われるマーケット。食料品や衣料品、雑貨、工芸品などいろいろな物が売られており、地元の人や観光客でごった返している。どことなく青空市場の延長みたいな感じで、品揃えも雑多。キーホルダーなどの簡単なお土産類が比較的安く手に入る。お昼を過ぎたあたりからぼちぼち店じまいを始めるところが出てくるので、賑わっているところを見たければ、9時~10頃行ってみるとよい。ガヤ通り入り口のゲート近くの特設ステージで、地元の踊りや歌などのパフォーマンスも行われている。
 所在  ガヤ通り
サンデー・マーケット

サバ州立博物館 (Muzium Sabah, Sabah Museum)  
14世紀頃~19世紀頃にかけて、この土地と交易のあった、中国やベトナム、タイ、日本などの陶器類、ボルネオ島内で見ることができる動植物や昆虫の標本(剥製や骨格標本などもある)、原住民の民族衣装や農耕・漁労などの用具や生活用具などを見ることができる。また、コタ・キナバルの歴史を解説入りの多数の写真やイラストなどで紹介した展示コーナー、"Time Tunnel"が興味深い。館内は撮影禁止で、カメラ類は入館時に本館向かい側のクロークに預ける必要がある。なお、博物館は街の中心から外れたところにあり、帰りの足の確保が難しいので、博物館内のレセプション(入り口で場所を教えてもらえる)でタクシーを呼んでもらうとよい。博物館から街の中心まではRM20ほど。
 所在  Jalan Muzium  電話  (+60-88) 253199  WEB  [1]
 開場時間  9:00~17:00、金休み。  料金  RM15
サバ州立博物館
  • 伝統村
    伝統村 (Heritage Village) — 博物館内の敷地内の、谷のような場所の一画に、ボルネオ島内や近くのビサヤ諸島などの古民家が移築されて集められている。それぞれの家の中に実際に入る子ともでき、そこにあるカマドや居間などを見ることができる。一口に「古民家」と言っても、地域によりその形は様々であり、それらの違いの比較も含め、それぞれの地域の伝統的な生活様式をうかがい知ることができるので非常に興味深い。公園としてもきれいに整備されているので、時間的に余裕があるようならぜひ訪れた方がよい。  所在  州立博物館の敷地内  料金  博物館入場料に含まれる。

サバ・イスラム博物館 (Muzium Tamadun Islam Sabah)  
コーランや、イスラム様式の装飾が施された刀剣や書見台、遊牧民のテントや装身具などを展示しているほか、イスラム教の伝播ルートなどを開設したパネル展示もある。
 所在  Jabatan Muzium Sabah Beg Berkunci 2015、州立博物館本館から歩いて5分ほど(州立博物館の敷地と道を隔てた向かい側にある)。  電話  (+60-88) 538227  WEB  
 開場時間  9:00~17:00、金休み。  料金  州立博物館との共通券。
サバ・イスラム博物館

[編集] 遊ぶ

[編集] 買う

サンデー・マーケット  
(→「観る」参照)。

ハンディクラフト・マーケット (Handicraft Market)  
彫刻や陶器、アクセサリー類、服飾、革製品など、実にいろいろな手工芸品が狭い区画内にところ狭しと並べられていて面白い。値段もそれほど高くないので、お土産類の調達などにもちょうどよい。
 所在  海岸沿い、中央市場横
ハンディクラフト・マーケット

シティ・パレード (City Parade)  
街の中心部にある大型ショッピングセンター。一見すると2階から上が全て立体駐車場になっているように見えるが、駐車場は建物の外周のみで、その中にデパートが入っているという面白い造りになっている。地下にスーパーマーケットが入っており、地元の食材がいろいろと売られている。一見日本と同じような品揃えだが、よく見るとまず日本では手に入らないような食材や調味料、缶詰などが多数売られており、見ていて面白い。もちろんお土産の調達場所としても使える。
 所在  ホテル・ル・メディリアン近く
シティ・パレード

[編集] 両替

ガヤ通りなどの目抜き通り、シティ・パレードなどのショッピングセンター内、大きなホテルの1階などで民営の両替商が営業している。日曜日でも営業している店が多いので、基本的に両替に困ることはない。

[編集] 食べる

[編集] レストラン街

ウォーターフロント地区、アジア・シティ・コンプレックスなど数箇所に、主にシーフード類を扱うレストラン街がある。

スリ・セレラ カンポン・アイル (Seri Selera Kg. Air)  
カンポン・アイール地区、ルビーホテルとアジアシティの間にある屋根付きのレストランアーケード。生簀に泳いでいる魚をその場で料理する形式の、大型の海鮮レストランが数軒営業しており、それを取り巻くようにしてギョウザやサテ(焼き鳥)などの屋台形式の店や日本料理などのやや小ぶりな店が並ぶ。海鮮レストランが一番の売りで、値段も一番高い。ただし料理のスタイルや出される魚の種類、値段はどこも似たり寄ったり。一つの店で食事をしながら、他の店からサイドオーダーを取ることもできる。夜中2時ごろまで営業しているので、夜遅く到着した晩の食事などに便利(ただし小さな店は比較的早く店じまいするところが多い)。
 所在  Sedoco Square, Kampung Air
スリ・セレラ カンポン・アイル
  • 古村海鮮餐庁
    古村海鮮餐庁 (ふるむら海鮮レストラン) — アーケードを入ってすぐ右側にある海鮮レストラン。生簀に泳いでいる魚を自分で選び、それを料理してもらう。どの魚も比較的大きめのものが多いので、意識的に小ぶりなものを選ぶようにしたほうがよい。また、値段は一部を除いて100gあたりの表示になっているので注意。料理方法は蒸してジンジャーソースやバターソースなど好みのソースをかけたものや、焼きもの(主にエビ類など)が多い。食材は新鮮だし、味もそこそこいけるが、1回の食事で中級ホテルの宿泊費なみのお金が軽く飛んで行くので、それを目的に来た人以外は、旅行中話の種に一度訪れるくらいにしておいた方がよい。  所在  スリ・セレラ カンポン・アイル内  時間  15:00頃~深夜  料金  RM100前後

[編集] 安食堂

Wong Kok Coffee Shop (旺角茶室)  
「コーヒーショップ」と言っても実態は安食堂で、いろいろな種類の中華系庶民料理が安く食べられる。味もそこそこ。壁に番号の付いた大きな写真のメニューが貼ってあり、それを指差しながら注文できるので、この手の食堂に慣れていない人でもOK。なお、広東系の華人が多い土地柄なのか、香港、九龍地区の有名な地名、「旺角」を名乗る店は、他にも数店ある。
 所在  市民公園から南に100mほど行った、タクシー乗り場となり(Hotel Traveler の1階)。  電話    WEB  
 営業時間    予算  RM5~10前後
Wong Kok Coffee Shop

[編集] 中級

[編集] 高級

[編集] 飲む

ウォーターフロントのバー&カフェ (Anjung Samudera)  
海岸地区の一区画がプロムナードのようにきれいに整備されており、オープンテラスを持ったカフェが数軒そこで営業している。潮風に吹かれながら、エメラルドグリーンに輝く海を前に飲むコーヒーは最高…、と言いたいところだが、水がかなり汚染されているのか、風向きによっては下水のような匂いが漂ってくる。ただ、このロケーションでコーヒー1杯RM1.7はかなり良心的な値段。夜は海鮮レストランやバーになる。
 所在  ハンディクラフト・マーケット横
ウォーターフロントのバー&カフェ

博物珈琲館 (Museum Kopitiam)  
展望台の登り口、ボルネオ・バックパッカーズの1Fにあるコーヒーショップ。店内にさりげなく置かれた自転車や足踏みミシン、扇風機などの小道具が、どことなくレトロな雰囲気を演出している。苦めのコーヒーに泡立てたミルクを注いだカフェラテ(ボルネオ・ホワイトコーヒー)が、高温多湿の気候にマッチしてとてもうまい。滞在中に一度訪れてみたい店の一つ。お手製のラスクやカヤジャムを塗ったトーストセットなどもお勧め。
 所在  No. 24 Lorong Dewan, 88801 Kota Kinabalu  電話  ?  WEB  
 営業時間  ?  料金  ホワイトコーヒーRM5ほか
博物珈琲館

[編集] 泊まる

[編集] 安宿

[編集] 中級

Ruby Hotel (Ruby Inn, 宝石酒店)  
カンポン・アイル地区にあり、どこに行くにも便利。部屋はそれほど広くないが、掃除は行き届いている。たまたま泊まった部屋がそうだったのかもしれないが、エアコンやトイレの推薦設備に不具合があった。フロントもあまりフレンドリーな感じではなかった。
 所在  Lot 17, Block 36, Jalan Laiman Diki, Kampong Air  電話  (+60-88) 213222
 FAX  (+60-88) 231198
 WEB  
 時間  チェックイン 随時 チェックアウト 12:00   料金  RM100前後
Ruby Hotel

ボルネオ・ホテル (Borneo Hotel)  
街の中心部、ホテル・ル・メリティアンから2ブロックほど北にある中級ホテル。建物全体がベージュを基調にした落ち着いた色調で、とても落ち着いたいい雰囲気を醸し出している。部屋も広く通りに面している割には比較的静かでゆっくりとくつろげる。何よりもスタッフがとてもフレンドリーなのがよい。値段の割に全体の質がよく、おすすめのホテル。町の中心部にあり、どこに行くにも便利なロケーションにある。1Fにお洒落なハンディークラフトショップとツーリストボードが同居している。
 所在  Lot 6, Block L, Sinsuran Complex, 88000  電話  (+60-88) 266999
 FAX  (+60-88) 269131
 WEB  [2]
 e-mail  [3]
 時間  チェックイン 14:00(開いていれば随時可能) チェックアウト 12:00   料金  スタンダードRM145~
ボルネオ・ホテル

キナバル・ダヤホテル (Best Western Kinabalu Daya Hotel)  
 所在  Lot 3 & 4 Block 9, Jalan Pantai  電話  (+60-88) 240000
 FAX  (+60-88)263909
 WEB  [4]
 e-mail  [5]
 時間    料金  

[編集] 高級

シャングリラ・ラサリアリゾート  
 所在    電話    WEB  
 時間    料金  

シャングリラ・タンジェンアルリゾート  
 所在    電話    WEB  
 時間    料金  

ステラリゾート  
 所在    電話    WEB  
 時間    料金  

ネクサスリゾート  
 所在    電話    WEB  
 時間    料金  

ハイアットリージェンシー  
 所在    電話    WEB  
 時間    料金  

[編集] 連絡する

オアシス・インターネットセンター (Oasis Internet Centre)  
ショッピングセンター、シティ・パレードの1階部分にあるインターネットカフェ。ちゃんと日本語のページも表示できるが、通信速度はやや遅い。
 所在  シティ・パレード1階  電話    WEB  
 時間  ?  料金  30分RM1、土日のみ30分RM1.5
オアシス・インターネットセンター

[編集] 気を付ける

[編集] 暮らす

[編集] 出かける

キナバル山

ポーリン温泉

北ボルネオ鉄道 — 運行休止中。

サピ島

この記事「コタ・キナバル」は、この土地を旅したり、あるいは調べたりする際の参考になる可能性はあるものの、まだ書きかけです。加筆や訂正などをして下さるみなさんを求めています。