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クチャ

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クチャ库车)は新疆ウイグル自治区にある県級市である。


分かる[編集]

库车は西域三十六国の一つ、亀茲国と同語源である。亀茲は仏教国であり、前漢から唐代の1000年以上にわたってこの地にあった。その間、大国として周囲の小国を支配したり、逆に中華王朝と朝貢関係にあるなどしていた。当時の様子は、「三国志」として知られる玄奘の「大唐西域記」にも言及がある。民族はインド・ヨーロッパ語族のアーリア系の子孫とみられ、現在この地に住むトルコ系のウイグル族とは全く異なるが、混血して同化したとも考えられている。12世紀ごろから西遼やモンゴル帝国の征服を受け衰退し、13世紀には完全に砂漠に埋没した。長く書物の中だけの存在であったが、20世紀になって多くの遺跡が発見された。よって、現在の市街地と当時の都は同一ではない。インドを出発してアフガニスタンを経由した北伝仏教の「中流域」であり、日本からみれば数百年ほど遡った地点でもある。風化の進んだ千年以上遺跡に手を合わせ、自分たちのルーツに思いを馳せてみよう。

概要[編集]

市街地は東側が漢族の多く住む新市街、西側がウイグル族の多く住む旧市街である。

気候[編集]

着く[編集]

南側をタクラマカン砂漠、北を険しい天山山脈に挟まれた「シルクロード」の途中の町であり、鉄道では東西方向にしか移動できない。道路はここから南方には一切通じていない。北方には道路はあるものの数百キロに渡って村ひとつない。

飛行機で[編集]

列車で[編集]

南疆線の库车駅が新市街の約7km南東にある。

車で[編集]

バスで[編集]

長距離バスターミナルが新市街の中心地にある。

路線はウルムチ、トゥルファン、カシュガル、アクスなど各方面にあり、あまり不便は感じない。

船で[編集]

動く[編集]

クチャ「郊外」の観光

市街地はあまり大きくないので徒歩でも十分である。むしろ旅行者の目当てはクズルガハ烽火台、キジル千仏洞、スバシ故城など郊外の遺跡群であり、治安の安定していた時期は日本からのツアー客も少なくはなかった。ただし「郊外」といっても、無味乾燥な砂漠の中で100kmほど離れていたりする。ただ、タクシーをチャーターすれば、その200~300kmにも及ぶ「観光ルート」を半日ほどで簡単に周遊できてしまったりするから驚かされる。(地平線まで延々と直線の道路をタクシーが制限速度を大幅に超過して走る、という前提だが……)。道で他の車とすれ違うことはあまりないだろう。なお、これらの遺跡群は完全に砂漠の中であり、バスなど公共交通機関で訪れるのは不可能である。

列車で[編集]

バスで[編集]

市内バスは初乗りで5角(0.5元)。

車で[編集]

タクシーはメーター制。郊外の観光は非常に高額になるのでメーターを使うべきではない。どこへ行くかにもよるが、8時間程度の観光で200~300元程度が提示されるだろう。申し込みはホテルの代理店などを通しても良い。なお、当地のウイグル族の運転士には漢字が読み書きができず、筆談が不可能な場合がある。北京語でも発音すればわかるので、帰着地、目的地、「トイレに行きたい」、などは予め覚えておくとよい。

足で[編集]

観る[編集]

旧市街地にはバザールや博物館があるが、是非見るべきところといったものでもない。キジル石窟へはクチャの町から3時間程度で行くことができる。

遊ぶ[編集]

買う[編集]

地方都市ながら、新市街にはスーパーマーケットもネットカフェもあり、不便は感じないだろう。

食べる[編集]

一般的なウイグル料理の食堂から、漢族向けの中華料理までだいたい揃っている。

安食堂[編集]

中級[編集]

高級[編集]

飲む[編集]

泊まる[編集]

クチャの大きなホテルには日本人観光客が多く訪れている。

安宿[編集]

交通賓館  
バスターミナル横にあり、至極便利。客室は十分に快適だが、味気ない。共用トイレ・シャワーは中国の標準で、すなわち非常に汚い。英語不可。
 所在  長距離バスターミナルすぐそば  電話    WEB  
 時間    料金  ドミトリー25~50元・ツイン1部屋100元。会計は不明朗

中級[編集]

高級[編集]

出かける[編集]

  • スバシ古城 — 亀茲国最大の寺院遺跡。3~5世紀ころのもの。玄奘三蔵の「大唐西域記」に言及されていた寺院と考えられている。風化が進んでいるが、規模は大きく、小さな町の様相。  所在  市街より約30km
  • クズルガハ烽火台 — 前漢時代のもの。風化が進んでいるが、かなり大きい。  所在  市街より北西に約10km
  • キジル千仏洞 — タクラマカン砂漠最大の仏教遺跡。300以上の仏洞があり、古いものでは3世紀ごろのもの。壁画はよく保存されているが、仏像は20世紀の初頭にドイツ、ロシア、日本の研究者らによってほぼすべて盗掘された。日本語のガイドが常駐(100元/2007年)。ちなみに、市街からここまでの景色はかなりの絶景である。途中で停めてもらい写真を撮るとよい。  所在  市街より約70km



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