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キルナ

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キルナ市役所の塔と鉄山

キルナ (Kiruna) はスウェーデン北部にある都市。


分かる[編集]

キルナ(キールナとも表記)はサーメ語ではギーロン (Giron) と呼ばれており、正確には名と一致するテットオルト (tättort) である。尚、スウェーデン語で「市」は kommun である。

地理の時間で必ず習うほど著名な鉄山の街。鉱山会社LKABによって街が発展し、ここから掘り出される良質の鉄鉱石を搬出するためにルレオ(ボスニア湾側のスウェーデンの輸出港・冬は凍る)およびナルヴィク(大西洋側のノルウェーの輸出港・メキシコ湾流のおかげで冬も凍らない)とを結ぶ鉄道が建設された。第二次世界大戦中は、この鉄鉱石搬出ルートを確保する目的でナチス・ドイツがノルウェーに攻めこみナルヴィクの街を占領した。

鉱脈が街の直下に延々と続き、このまま掘り進むと崩落する恐れがあるため、2030年までに順次、鉄山の反対側に街がそのまま引っ越す予定。毎夜1:16~1:45の間に、鉱山内で鉱脈を崩すために爆発させるダイナマイトの音が、街に響き渡る。

気候[編集]

冬季は気温の割には寒くないが、しっかりした防寒をお薦めする。また、夏季は7月上旬までと9月上旬から気温が急激に低下することが多いので、最低でもフリースのジャケットを携帯していると良い。

観光案内[編集]

市中心にあるフォルケッツフース (Folketshus) に、旅行案内所 (Tourist information) がある。旅行案内所 (Tourist information)

夏期間中にはLKAB(ルオッサキルナ公営会社、鉄鉱山)やEsrange(エスレンジ、スウェーデン宇宙公社)へのガイドツアーの案内などがある。

着く[編集]

ストックホルムからキルナに行く場合、飛行機もしくは列車(夜行寝台列車)が一般的である。

飛行機で[編集]

キルナ空港

ストックホルム – キルナ間にSASもしくはFly Nordic(現在、Norwegian)による定期便がある。

空港 – キルナ市内間の移動はタクシーが一般的であるが、料金は高い。レンタカーか、夏期間であればバスの利用がお奨め(料金50クローナ、便の時間に合わせて運行される)。

列車で[編集]

キルナ駅

ストックホルム – キルナ間にSJによる夜行寝台列車がある。SJ

列車はそのまま、ノルウェー国境を越えてナルヴィクまで走る。欧州最北を走るこの区間(オーフォート鉄道)は、アビスコ周辺の山々やノルウェー国境を越えてからのフィヨルドの眺めなど、景観がすばらしい。

この他、ルレオとの間およびナルヴィクとの間を運行するローカル列車もある。ルレオ~ナルヴィク間は、旅客列車の本数は少ないが、キルナから産出される鉄鉱石の輸送をはじめバルト海側と北大西洋とを結ぶ重要な貨物輸送ルート。キルナから運行される鉄鉱石貨物列車を牽引するドイツ製電気機関車は、世界最強を誇る。その重量に耐えるため、線路や橋なども頑丈なものになっている。

車で[編集]

現在(2008年6月)ガソリンの値段が(1リットルあたり)13クローナ強(×17~18円=日本円換算)なので、全ての行程の車での移動はお奨めできない。ただし、公的交通機関がそれほど頻繁でなく、特に週末はバスの運行が無い場合も多いので、自由に旅程を組むには自動車が適している。

バスで[編集]

飛行機または夜行寝台列車で、ルレオ (Luleå、スウェーデン語の発音ではルーレオ) またはイェリヴァレ (Gällivare) まで移動したあと、県営バス (Länstrafiken Norrbotten) での移動は可能である。ノルウェー側のナルヴィクからもバスの便がある。

船で[編集]

無し。

動く[編集]

列車で[編集]

バスで[編集]

キルナ市内は市営バス (kommun buss) での移動が基本となる。時刻表 (PDF)

但し、ユッカスイェルヴィ (Jukkasjärvi)、アビスコ (Abisko)、ニッカルオクタ (Nikkaluokta) への移動は県営バスになる。

足で[編集]

観る[編集]

冬期間は、オーロラ真珠母雲などが見られる。オーロラは8月後半~4月前半、真珠母雲は12~2月くらいに見られることが多い。

北極圏にあるので、夏至をはさんだ期間は、沈まない太陽・ミッドナイトサンを見ることもできる(もちろん天候次第)。


鉄山ツアー (iron ore mine tour)  
鉱山会社LKABが実施するツアー。地表下540mまでバスで下り、世界最大と言われる鉱脈を掘り進む仕組みや、鉄鉱石がもたらした街の歴史について詳しく解説される(約3時間)。ツアーバスの発着場所である観光案内所のほか、ウェブサイトでもチケット購入可。ツアーは言語別で実施される(スケジュールもウェブサイトで確認できる)が、当該言語でコミュニケーションできない人は保安上の問題から参加を断られるので注意。例えば英語ができなければ英語ツアーに参加できないし、或いは英語が話せてもドイツ語のツアーには参加できない。但しグループの場合は同行者に一人でも当該言語を話せる人がいれば参加可能とのこと。また、6歳未満の子供も参加できない。坑内の気温摂氏8度に耐えられる服装が必要。
 所在    電話  (+46-980) 71-016  WEB  [1]
 開場時間    料金  大人295SEK、学生195SEK。
鉄山ツアー


キルナ教会 (Kiruna Kyrka)  
鉱山会社LKABの寄付により建てられた。敷地内の鐘塔から、定時に鳴らされる鐘の音色が街に広がる。
 所在  観光案内所やバスターミナルから徒歩5分。  電話    WEB  
 開場時間  10:00~15:45、無休。  料金  
キルナ教会


アイスホテル (ICEHOTEL)  
キルナ市街から16Km離れたユッカスイェルヴィの集落にあるホテル。ホテル前の清流トルネ川が冬に凍結し、そこから切り出す氷でつくった客室や氷のアートが話題に。何もない山村に年間数万人の観光客を呼び寄せるようになったマーケティングの成功事例としても紹介され、世界各地に出来たICEナントカの先駆けである。夏季はもちろん氷も雪もないが、敷地内に建つ氷加工所兼貯蔵庫の見学ができる。東京ニューヨークなどにあるアブソルート・ウォッカのアイスバーで用いられる氷も、わざわざここから輸送されている。
 所在  981 91 Jukkasjärvi. キルナ市街からバス501番で約40分(30クローナ、平日朝~夕方に数本運行、土日休)、タクシーで約20分(450クローナ)。冬季のみ、キルナ空港からシャトルバス運行(501番バスは空港には寄らない)。  電話  (+46-980) 66-800  WEB  [2]
 開場時間    料金  
アイスホテル

遊ぶ[編集]

トレッキング  
夏期間は、北クングスレーデンのトレッキングがスウェーデン国内で人気のアウトドアの一つである。北クングスレーデンへはアビスコとニッカルオクタから行くことが出来る。北クングスレーデンの主要地域ケブネカイセ (Kebnekaise) に関する情報は、例えば、ケブネカイセ・フォーラムを参照すると良い。

買う[編集]

食べる[編集]

安食堂[編集]

ピッツァリアなどはテイクアウトで50~70クローナが一般的。


KAFE ROST  
観光案内所の2階。軽食とカフェが利用できる。
 所在  Lars Janssonsgatan 17  電話  (+46-980) 16-605  WEB  [3]
 営業時間  日曜休み。  予算  

中級[編集]

ホテルやアパートメントタイプホテルなどでも昼食・夕食が摂れる。下記以外では、ホテルE10(エーティーェと発音)やホテルRipan(リーパンと発音)でも昼食を摂ることができる。


Citykrogen (シティクローゲン)  
昼食のみ可能であるが、典型的な(北部)スウェーデン家庭料理が体験できる。
 所在  Bergmästaregatan 7, 98133 Kiruna  電話    WEB  [4]
 営業時間    予算  


Landströms  
レストラン&バー。冷やされたグラスでドラフトビール(50クローナほど)が楽しめる。トナカイ肉スープ(ハーフサイズで95クローナ)、北極マスの蒸し焼き(225クローナ)などラップランドらしい料理も。英語表記のメニューあり。
 所在  Föreningsgatan 11  電話  (+46-980) 12-345  WEB  
 営業時間    予算  
Landströms

高級[編集]

ホテルFerrum(フェールム)の昼食や夕食アラカルトは割高。


ICEHOTEL Restaurant (アイスホテル)  
アイスホテルの敷地内にあるが、正確にはホテルのレセプションから1キロ弱離れているため、徒歩だとそれなりの時間がかかる。食事のみの利用可能。氷の皿で供されるメニューあり。
 所在  Jukkasjärvi, Kiruna  電話    WEB  [5]
 営業時間    予算  

飲む[編集]

スウェーデンでは夜間にバーで飲むのは非常に高くつく。例えば、ビール缶1本が50クローナ以上する。systembolaget(システムボラーゲット、スウェーデン専売公社)で購入する方がリーズナブルである。

泊まる[編集]

安宿[編集]

ユースホステルもある。

Yellow House、STF Vandrarhem。

中級[編集]

ホテルでは、E10、Ripan、Kebneなど。アパートメントタイプのホテルもある(例えば、GullrisetやRumservice)。


ヤーンヴァグス (Järnvägshotellet)  
キルナ駅ホームに隣接。建物は記念物に指定されているほどの年代物だが、内部はリノベーションされておりきれい。複数の客室タイプがある。無料の無線LANが利用できる。
 所在  Banegaardsvagen 7  電話  (+46-980) -84-444  WEB  
 時間    料金  
ヤーンヴァグス

高級[編集]

Vinterplatset、Ferrum、Icehotel、Cityなど。


アイスホテル (ICEHOTEL)  
上記「観る」および「食べる」を参照。氷の客室や様々なアートが展開され宿泊客・見物客がたくさん訪れる冬季は高価格帯だが、夏季はHPにて(冬に比べれば)安い料金プランも設定されている。(冬季の氷の客室以外の)客室は個別のコテージ型で独立しており、内部に電子レンジつきキッチンがついている部屋もあるので、高価なレストランを利用したくない場合は、近くにあるミニスーパーで食材を買ってきてもよいだろう。無料の無線LANサービスを利用できるが、実際にはレセプションのある建物から離れた客室には電波が届かない。
 所在  上記「観る」を参照。  電話  (+46-980) 66-800
 FAX  (+46-980) 66-890
 WEB  [6]
 e-mail  [7]
 時間    料金  
アイスホテル

出かける[編集]


変種

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