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キューバ

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西インド諸島 : キューバ
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バラデーロのビーチ
国旗
キューバの国旗
位置
キューバの位置
基礎データ
首都 ハバナ
政体 共和制(社会主義国)
通貨 国民はキューバ・ペソ (CUP)を使用、外国人は兌換ペソ (CUC)を使用。
面積 110,860km²
水面積率: ○○%
人口 11,308,764人
言語 スペイン語
宗教 宗教は原則として自由(外務省サイトより引用)
電気 110・220V 60Hz A・BF・C型プラグ
国際電話番号 +53
ドメイン .CU
時間帯 UTC -5


キューバ (Cuba) はカリブ海と北大西洋の間にあるカリブ諸島最大の島であり、フロリダ州キーウェストから南に145km、 ケイマン諸島バハマにはさまれ、ハイチの西、ジャマイカの北西に位置する。[1]

地方[編集]

  • キューバ西部 – ピナルデルディオ(Pinar del Rio)、ハバナ(Havana)、フベントゥー島(Isla de la Juventud)
  • キューバ中央 – サンタ・クララ(Santa Clara)、マタンサス(Matanzas)、シエンフエーゴス(Cienfuegos)、サンクティスピリトゥス(Sancti Spiritus)、シエゴ・デ・アヴィラ(Ciego de Avila)
  • キューバ東部 – カマグエイ(Camaguey)、ラス・トゥナス(Las Tunas)、オルギン(Holguin)、サンティアーゴ・デ・クーバ(Santiago de Cuba)、グアンタナモ(Guantanamo)

都市[編集]

世界遺産のサン・ペドロ・デ・ラ・ロカ城
  • ハバナ – 活気に満ちた夜の歓楽街を有する国際都市。旧市街は世界遺産指定。モロ要塞や革命博物館など、欧州やカナダなどからの観光客が多く訪れるスポットも点在。近郊には、ノーベル賞作家アーネスト・ヘミングウェイゆかりの村コヒマルが。
  • オルギン – キューバ東部にあるオルギン州の州都。1545年に作られた伝統の町。コロニアル風建築物が残る。
  • バラコア – 最初の植民首都で、古風で趣のあるキューバ最東端の町。
  • サンタ・クララ – キューバ革命の立役者であったチェ・ゲバラの霊廟がある。
  • サンティアーゴ・デ・クーバ – カリブ海に面したマエストラ湾岸にある港湾都市。1997年に世界遺産の指定を受けたサン・ペドロ・デ・ラ・ロカ城がある。キューバ音楽の都と言ってよいほど、街を歩くと至るところで音楽やダンスに出会う。キューバ革命の火ぶたをきった場所、旧モンカダ兵営では当時の様子を生々しく知ることができる。
  • トリニダード – 植民地時代の建造物を残す歴史の町。1988年に世界遺産の指定を受けた。

その他の旅行先[編集]

  • カヨラルゴ – 海の美しさを誇る小さな島。空港もある。
  • バラデーロ – ハバナの東140kmに位置するキューバ最大のリゾート地。
  • ビニャーレス – 世界遺産にも登録された美しい渓谷が楽しめる。

分かる[編集]

歴史[編集]

まだまだ現役
支倉常長像
  • キューバは、スペインの植民地支配から独立を果たして以降、20世紀前半は米国等からの人気のリゾート・旅行先であった。しかし、チェ・ゲバラやフィデル・カストロらによる1959年のキューバ革命以後、米国をはじめとする自由主義諸国との通商や交流が厳しく制限された結果、宿泊設備や交通インフラ等が老朽化した。
  • 1991年に起きたソ連崩壊をはさんだ時期、ソ連に大きく頼っていたエネルギーや食料等の輸出入が著しく困難になったため、90年代前半はキューバ国民にとってもっとも苦しい時期だったと言われている。
  • 長期にわたる官僚組織の非効率、米国による経済封鎖、資源不足、ソ連の援助不足などにより、インフラの多くが修復を必要としている。一方で、そのことが世界遺産にも指定されるほどのコロニアルな雰囲気の街並みを今に残し、50年以上も前に製造されたアメ車が大事に使われ至るところで走りまわっている、という独特の景観をもたらしている。
  • 2006年はエネルギー革命の年に指定され、停電を避けるために多数の小発電所が建設された。
  • 2008年2月、キューバ革命を率いたフィデル・カストロが国家評議会議長の辞任を表明し、代わって実弟のラウル・カストロが最高指導者に。カストロ兄弟のような革命世代からより若い世代のリーダーたちに実権が移れば、米国の対キューバ政策が大きく変わるかもしれないとも言われていたが、2014年12月に米国オバマ大統領が「キューバの民主化促進をめざすこれまでの政策が失敗だった」と表明、両国の国交正常化に向けての動きが始まった。今後、米国の経済制裁解除や米国民の渡航解禁などが行なわれれば、クラッシックカーやコロニアルな建物といったキューバ独特の風景が大きく変わることが予想される。 フィデル・カストロ
  • おそらく初めてキューバを訪れた日本人は、仙台藩主伊達政宗の命により渡欧しローマ法王との謁見も果たした支倉常長の一行。スペインへ向かう途中、1614年にメキシコからキューバへ渡ったという。ハバナのマレコン通り沿いの公園に、彼の立派な銅像が建っている。

国民[編集]

キューバ政府は、「人種統計は人種差別につながる」との理由で人種統計を行なっていないが、ムラート(白人と黒人の混血)51%、白人37%、アフリカ系黒人11%、中国系アジア人1%とされている。革命以前のような人種差別はなくなり、陽気な国民性で、映画「座頭市」、NHKの「おしん」や「大河ドラマ・いのち」が放映されたこともあり親日的でもある。

気候[編集]

夏から秋にかけてのハリケーン襲来時期には、多大な影響を受けるので注意が必要。2008年は、8月末から秋にかけて立て続けに大型ハリケーンが上陸し、各地で大きな被害がもたらされている。

参考:ハバナの平均気温と降水量
 1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月年 間
平均気温 (℃)22.222.423.724.826.127.027.627.927.426.124.523.025.2
降水量 (mm)64.468.646.253.798.0182.3105.699.6144.4180.588.357.61,189.2
データ出典

祝日[編集]

  • 1月 1日 – 革命成就記念日(Triunfo de la Revolución)
  • 5月 1日 – メーデー(Día de los trabajadores)
  • 7月26日 – 革命記念日(モンカダ兵営襲撃記念日、Asalto al cuartel Moncada)
  • 10月10日 – 独立戦争開始記念日(Día de la Gurras de Independencia)
  • 12月25日 – クリスマス(Navidad)

祝日は博物館やオフィスなどは休館になるので注意。

時差[編集]

時差早見表 (UTC -5)
日本の時刻01 234567891011121314151617181920212223
現地の時刻 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 0123456789

※表の灰色の部分は日本時間から見て前日の日付。
サマータイム (summer time, daylight saving time, DST) 実施期間中の表の読み替え方は以下のとおり。

  • 表中の日本の時刻欄からそれに対応する現地の時刻を見る場合、現地の時刻に1を加える
    (例)日本の時刻欄から見た現地の時刻が9時→サマータイム期間中の現地の時刻は (9+1=) 10時
  • 表中の現地の時刻欄からそれに対応する日本の時刻を見る場合、日本の時刻から1を引く
    (例)現地の時刻欄から見た日本の時刻が9時→現地がサマータイム期間中の対応する日本の時間は (9-1=) 8時

着く[編集]

キューバの地図

パスポート・ビザ[編集]

  • キューバ入国に際しては、観光目的で30日以内の滞在には、ビザは不要だが、ツーリストカードが必要。また、2010年5月から渡航の際には海外旅行保険(米国系は不可)への加入が義務づけられた。ツーリストカードは、キューバ旅行を取り扱っている日本の旅行代理店で簡単に取得できる。 参照:駐日キューバ領事館の関連ページ
  • エア・カナダでトロントからハバナに入国する場合、機内で必要書類が配布されるため、わざわざ日本でツーリストカードを取得しておく必要がない(2013年12月時点)。もちろん、ツーリストカードではなくビザが必要なケースは、あらかじめ必要なものを取得しておく必要がある。なおエア・カナダではトロント-ハバナ間以外にもキューバへのフライトが設定されているが、それらでも同様に書類が配布されるかどうかは未確認。エアカナダの代理店等で、機内で無料配布されるかの確認をしておいた方が良い。ただし、カナダのキューバ大使館サイトには、エア・カナダのチケット料金にはツーリストカード料金も含まれているとの記載あり。 参照:Embassy of Cuba in Canada
  • キューバ入出国の際、パスポートにはスタンプが押されない。これは、米国経由の旅行者への配慮だと言われている(ただし、入国管理官に「記念にしたいから」と頼めば押してもらえる)。

飛行機で[編集]

  • アメリカ合衆国フロリダ半島からは目と鼻の先にあるが、政治的な問題から現在アメリカとの間に定期的な航空路線がない(主にフロリダなどのキューバ移民向けチャーター便は運航されている)。米国経由で渡航する場合、通常はヒューストンマイアミなどの都市から一旦メキシコカンクンなどを経由してハバナに入るルートが一般的。日本の旅行社で手配した場合、メキシコからはメキシカーナ航空(日本航空との共同運航便で成田-メキシコシティ便あり)を利用することが多い。成田からメキシコシティへの直行便(1経由地)を週数便運行するアエロメヒコ航空は、キューバへのフライトを持たない。
  • エア・カナダを利用すると、成田からトロントで同日乗り継ぎ、ハバナに同日夜に到着する(2013・14年冬季スケジュール[2])。エア・カナダではこれ以外に、モントリオールなどカナダ数都市とバラデーロオルギンなどキューバ数都市を結ぶフライトが、特にカナダが冬の間にリゾート便として複数運航されている。
  • 上記の他に、格安航空会社などが運行する欧州各国からのフライトがあり、チャーター便もキューバ各地へ飛んでいるものと思われる。また、チリジャマイカなど中南米やカリブの都市からのフライトも就航している。ハバナに就航している航空会社については、「WikiPedia:ホセ・マルティ国際空港」を参照されたい。
  • キューバ国営のクバーナ航空も、国内数都市からカナダ、欧州・ロシア、中南米へフライトを設定している。
  • キューバの各空港に就航している国際線・国内線のフライト情報については、政府系企業が運営しているサイト「CubaJet.com」が便利。 CubaJet.comまた、クバーナ航空公式サイトも利用出来る。[3]

船で[編集]

  • キューバへの国外からの定期船はないものの、欧州の旅行社でキューバに寄航するクルーズを斡旋しているところがあるとのこと。また、個人のヨットやクルーザーでアクセスできる港もたくさんある、との情報もあるが、それが果たして合法的なのかどうかは不明。 参照:lonely planet Cuba の関連情報ページ

動く[編集]

バスで[編集]

  • CUBANACAN など国内旅行業者が、日帰りや数泊でのバス・ツアーを各地に向けて催行している。

飛行機で[編集]

  • 国営クバーナ航空に加え数社が国内便を運行している。キューバの各空港に就航している国際線・国内線のフライト情報については、政府系企業が運営しているサイト「CubaJet.com」が便利。 CubaJet.comまた、クバーナ航空公式ホームページも利用出来る。Cubana de Aviacion

鉄道で[編集]

  • ハバナから複数都市に運行されているが、スケジュールを重視する旅行者の移動手段としてはおすすめできない。
  • 国営鉄道には公式HPがない。個人サイトであるが、英国人のMark Smith氏が管理するサイト「The Man in Seat Sixty-One...」の中に掲載されているキューバの鉄道情報は、旅人の口コミも反映させつつ適宜アップデートしているようで参考になる。 Train travel in Cuba (The Man in Seat Sixty-One...)

タクシーで[編集]

ココタクシー
  • ハバナ市内には、バス路線が複数あるものの運行情報なども乏しく旅行者向けとは言えない。徒歩か、タクシーやココタクシー(Cocotaxi、バイクにココナツ型の覆いをつけた車両)、自転車タクシーなどを利用することになる(市内には至るところで流しているタクシーを拾え、ホテルなどの前でも客待ちしている車両が多い)。タクシーは、旅行者を乗せる場合にはメーターを倒さないことが多いので、乗車時に行き先と料金を確認することをおすすめする(この場合、チップを払わなくても嫌な顔をされない)。

レンタカーで[編集]

  • レンタカーを用いることもできる(国際運転免許証が必要)。

喋る[編集]

  • 観光業が国の収入を支える大黒柱となっている現状もあって、観光関連の仕事をする労働者には観光客と英語で会話できる人がとても多い。

買う[編集]

通貨[編集]

キューバの通貨単位は外国人旅行者向けには兌換ペソ (CUC)。2008年11月現在の為替レートは以下のとおり。

¥ 日本円¥1.00 = CUC0.010CUC1.00 = ¥98.24
$ 米ドル$1.00 = CUC1.00CUC1.00 = $1.00
€ ユーロ€1.00 = CUC1.272CUC1.00 = €0.786

※上記通貨に関して直近のレートを調べたい場合には、Bloomberg.co.jpなどを参照。

  • キューバ国民が政府から給与として得る通貨はキューバ・ペソ(CUP)だが、外国人旅行者は兌換ペソ(CUC)を使うことが求められている。1CUC=20CUP以上であり、買い物をする場合の値段の確認や、街中で「ペソ紙幣を両替してくれ」と声をかけられるような場合には注意が必要。(かつて米ドルが直接流通していたが、2004年11月から流通禁止となった。しかし、その名残で今でも兌換ペソでの価格表示などで「ドル」を用いることもあれば「ペソ」と呼んでいることもあり、まぎらわしい。会話の文脈や状況を理解したうえで「ペソ」がCUPとCUCのどちらを指しているのか、理解しなければいけない。)
  • CUCへの両替は、キューバ国内でのみ可能。カナダドルや欧州の主要通貨が、銀行や両替所(CADECA)で扱われている。米ドルも両替できるが、米ドルとの両替の場合のみ別途10%の手数料が取られる。日本円を扱うところも増えており、ホセ・マルティ空港国際線ターミナルロビーにあるCADECAでも両替可。また、VISAなどクレジット・カードによるキャッシングもできるが、米国資本のカードは不可。(以上、2008年11月現在の確認。)

物価[編集]

  • 日用品や加工食品、衣服などは、外国人向け価格の場合だと日本の物価と比べてそれほど安いわけではない。

食べる[編集]

  • あくまで個人の好みの問題ではあるが、ハバナのような大都市であってもレストラン・食堂のバラエティはそれほど多くなく、料理を楽しむ期待はあまりできない。
  • キューバの特産物と言うか有名なのは、日本の伊勢海老にも似たロブスターであり、長年日本へのロブスター輸出は大きな産業でもある。特に日本では結婚式場やホテル、旅館などを中心に外食産業で使用されている。キューバ産ロブスターは基本的にはボイリング(茹で)され、バキュームパックと言われる真空包装に近い状態で輸入される事が多い。通常は冷凍で日本へ輸出されている。オーストラリア産、南アフリカ産、インド、インドネシア産などもあるが、日本に輸入されるロブスターの最大の供給国でもある。色形もオーストラリア産につぐ日本の伊勢海老に似たロブスターである。キューバは社会主義国の為、キューバ水産省と日本のマルハとの独占契約に近い形で以前より大量に輸入されている。だから結婚式などで出てくるロブスターテルミドールなどの材料では多く使用されている。
  • 主にラム酒・葉巻・コーヒー・蜂蜜・水産物が伝統的に日本向けとして輸出されている。逆に言えば、これが入手しやすいと思えばいいだろう。

飲む[編集]

  • ラム (ron) はサトウキビの汁から作られる蒸留酒で、キューバの名産品。"Havana Club"が有名なブランド。熟成の度合いによって、1年物、3年物、5年物などがある。生(き)で飲むほか、「モヒート」や「クーバ・リブレ」、カクテルのベースとしても使われる。
  • ラムをベースにした、地元で最もポピュラーな飲み物のひとつはモヒート (mojito)。グラスにラム(大抵は「ハバナクラブ」の3年物)、レモンジュース、砂糖と茎のついたミントの葉、それに氷を多めに入れ、すりこぎで氷を砕いた後に、ソーダ水を入れる。大衆の飲み物なので、値段も高くない。
  • ビールは、すっきりした飲み口の「クリスタル(Cristal)」と、ややヘビーな味わいの「ブカネーロ(Bucanero)」が多く供される。どちらも1~1.5CUS程度の価格で飲め、キューバ音楽やフラメンコの生演奏をしている店でも、ビール一杯の価格で楽しむことができる(キューバでは消費・サービス税がないのでメニュー記載どおりの明朗会計であり、飲み物の注文だけの場合はチップを渡さなくても構わない様子である)。輸入ビールでは、ハイネケンを出す店が多い(米国のビールは見かけない)。

泊まる[編集]

  • バラデーロ、オルギンといったリゾート地は、近代的な設備を備えた3ツ星から5ツ星のホテルが多く存在する。一方、あまり旅行者の行かない地域は、カサ・パティクラル(Casa Particular)と呼ばれる外国人宿泊用の公認の民宿を利用することになる。
  • キューバでは停電がよく起きるが、自家発電設備を持つホテルも多く、電気や水に関してはあまり心配はいらない。
  • 多くの宿泊施設では110Vと220Vの電源が利用できる。コンセントの形も、日本と同じもの(タイプA)が使える場合が多い。
  • キューバ入国審査の際、国内での滞在先を示す必要があり、少なくとも数泊のホテルをあらかじめ予約しておくことをおすすめする。日本の旅行社に依頼するか、またはインターネットのホテル予約サイトを使って予約することもできる(米国企業が運営する予約サイトではキューバのホテル予約は不可能だが、それ以外の国の企業が運営する予約サイトではキューバ国内のホテルを紹介していることころも多い)。中長期の滞在を計画している場合、はじめの数泊のみを事前に予約しておき、残りはキューバ入国後に自分で宿を探したり、あるいは旅行業者が企画する宿泊付ツアーに参加するなどの方法もある。ただし、キューバ人と仲良くなったとしても、その自宅に滞在することはおすすめしない(禁じられているため)。

学ぶ[編集]

  • 医療・教育を国民に無償で提供しているキューバでは、大学とりわけ医学部で海外からの留学生を広く受け入れている。
  • 日本の旅行社で、ハバナなどでのサルサ・ダンスや音楽のレッスンを斡旋しているところがある。
  • バラデーロなどリゾート観光地では、ダイビングやマリンスポーツが楽しめる。

働く[編集]

  • 社会主義国であるキューバでは、労働者は原則的にはすべて公務員扱い。外国人が単なる観光ではなく商用・取材目的で渡航する際には、ビザ申請が必要。 参照:駐日キューバ領事館の関連ページ

気を付ける[編集]

  • 物価は安く治安も比較的良いが、外国人はぼられ易いので要注意。
  • 笑顔で近づいてきてこちらが日本人であることを確認したのち、英語で Where are you from? と話しかけてきた場合、ほぼ何らかの金銭的タカリ・騙しを目的としている者であると思ってよいだろう。この後、TokyoかOsakaかという質問が続いた後、「友人が東京にいるんだ」「むかし大阪にいたことがあるんだ」といった言葉がほぼ必ず発せられる。これらは、ほとんどウソであると思われる(ノルウェー人の旅行者も「友達がオスロにいる」とよく声をかけられる、と言っていた)。こうした会話でフレンドリーさを演出したのち、「モヒートを一緒に飲もう」「コイーバ(有名な葉巻ブランド)を安く買えるよ」「今週から制度が変わって、兌換ペソが使えなくなったよ」などといった会話に続いてゆく。
  • もちろん、キューバ人はきわめてフレンドリーかつ親切であり、日本に対するイメージがとても良いということも間違いではなく、本当に話がしたくて近寄ってくるキューバ人も多い。あくまでも上記の注意点のポイントは、キューバ人と楽しく会話がしたいと考えている場合でも「もしかしてタカリかもしれない」という意識を持っておいた方がいいということ、および、日本人であることを確認したのちに Where are you from? と尋ねられる場合は特に警戒すべきであること、というように理解をされたい。
  • スペイン語で声をかけられてきた場合、言葉が理解できなくても以下の二つのゼスチャーの意味を知っていると役立つことが多いだろう。もちろん、それを断るのも受け入れるのも個人の判断となるが、こちらからカメラを向けて写真をとらせてもらう(あるいは、勝手にフレームの中に入り込んできてポーズをとる場合もある)といったケースにおいては、断るとしつこく食い下がられることも多い。
  1. 手の親指を立てて口元にクイっともっていくゼスチャーは、酒を飲もう(もちろんおごりで)という意味。
  2. 手の人差し指と中指を立てて親指の腹でこするゼスチャーは、カネをくれという意味。
  • ただし、そもそもキューバ国民が政府から支給される月給が日本円で2千円ほどであるということを考慮すれば、何か親切にされたり楽しい時間を過ごさせたりしてくれた見返りとしてCUCをねだられたり酒や食事をおごらされたりすることを、「タカリだ」と捉えるのか「彼らの心境からすればもっともだ」と理解するのか、あくまでわれわれ旅行者の立場からの主観的な考え方なのだということも、ここに付記したい。(もちろん、悪意をもって近づいてくる者も少なからずいる。)
  • ハバナ空港より出国する際、航空会社から搭乗券を発行してもらった後、必ずチェックインカウンターの横にある「空港利用税」を支払うカウンターで利用税を支払い、搭乗券にスタンプを押してもらうこと。空港利用税支払い済みのスタンプの無い搭乗券で出国しようとすると、出国カウンターより「スタンプを押してくるように」と指示され、キューバから出国出来ない。またハバナ空港では、搭乗手続きを行なう搭乗客が、早朝であっても、出発時間から2時間前の時点ですでに長蛇の列になり、搭乗手続きを待っている場合がある。その場合、搭乗券発行まで時間がかかる場合があり、手続きを終えた搭乗客がそのまま空港利用税を支払うカウンターに並ぶ(複数の航空会社の搭乗手続きが同時に行われると、その搭乗客全て)ため、空港利用税のスタンプを押して貰えるまで、かなりの時間を要することがあるので、普段の海外の航空会社を利用するよりも余裕を持って空港に到着した方がよい。また、空港利用税の支払いは現金のみとなり、クレジットカードやトラベラーズチェックは利用出来ない。

健康を保つ[編集]

  • 水道水は飲用には適さないので、ボトル入り飲用水を適宜購入するか、キューバへの飛行機の搭乗直前に空港で買っておくことをおすすめする。より慎重を期すならば、モヒートやクーバ・リブレを注文すると氷が入れられるということにも留意されたい。
  • 一年を通じて温暖だが、クーラーが設置された場所(バス車内、ホテル客室など)は恐ろしく寒く温度調節が出来ないこともしばしばあるので、羽織るものを持参することをおすすめする。
  • 米国資本の保険会社が販売する海外旅行保険では、キューバは対象外になっているので注意。

マナーを守る[編集]

  • キューバには欧州およびカナダからの旅行者が非常に多いため、特にハバナのような大都市や観光地においては欧米の一般的なマナーを意識しておくことをおすすめする(女性のためにドアや道をゆずる、など)。ただし、欧米と違ってキューバにおいてはタバコ・葉巻はどこでも吸い放題(一部の施設を除く)であり、日ごろ肩身の狭い思いをしている喫煙者が堂々と紫煙をくゆらせていることが多いため、非喫煙者はレストランなどで煙害に遭うことを覚悟しておいたほうがよい。
  • キューバでは、交通事情の悪さもあり、ヒッチハイクをすることがきわめて日常的に行なわれている。さすがに、客が乗っているタクシーにヒッチハイクを求めてくる者はほとんどいないが、タクシーへの相乗りはしばしば行なわれる。このような場合、料金に関する交渉を運転手としっかり行なったほうが心の平静を保てるだろう。

連絡する[編集]

  • キューバ国内では携帯電話サービスが急速に拡大している模様。日本のドコモ端末の場合、CUBACELLという会社のローミングで通話・ネット利用が可能だった(2008年11月)。
  • インターネットは、大規模・高級ホテルにはネット接続ができるPCが置かれている場合もある。一般のキューバ人が国内でネット利用をすることは不可能(ハバナ大学のようなアカデミック環境においても同様)。

外部リンク[編集]


変種

操作

Docents

他言語版

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