ウィキトラベルは2008年度Webby Awardの旅行部門にノミネートされました!

キプロス

出典: Wikitravel

アジア : 中近東 : キプロス
国旗
キプロスの国旗
位置
基礎データ
首都 ニコシア
通貨 キプロス・ポンド
面積 9,250km²
人口 775,927人
言語 ギリシャ語, トルコ語
国際電話番号 +357
ドメイン .CY
時間帯 UTC +2

キプロス (Cyprus) は東地中海の島国。ギリシア系のキプロス共和国(南部)とトルコ系の北キプロス・トルコ共和国に分断されているが、後者はトルコ以外の国からは承認されていない。


[編集] 地方

キプロスの地図
キプロスの地図

[編集] 都市

[編集] 南部

[編集] 北部

[編集] その他の旅行先

死火山トロードス山麓
東西80キロ、南北26キロ、面積2,072平方キロメートル。頂上は低い松が多い。雪が降り、スキーもでき、林檎、さくらんぼの果樹園が広がる花崗岩の山で、石灰を産出し、レアメタルの埋蔵も確認されているが、現在は銅は僅かにしか産出しない。

[編集] 分かる

[編集] 歴史

[編集] 古代

  • B.C.4000年頃より新石器文明(丸型のドーム型石室の住居が建てられる)
  • B.C.1600年頃よりミケーネ及びクレタのミノス王朝と連携した交易がはじまる。
  • B.C.1450年 トトメス3世によりエジプトに併合。
  • B.C.709年 アッシリアに併合。
  • B.C.670年 再びアッシリアに併合。
  • B.C.600年頃よりエジプトに併合。
  • B.C.525年 ペルシア王カンビュセスにより併合。
  • B.C.387年 アンタルキダス条約によりペルシアに併合。
  • アレクサンドロス王によりギリシアに併合。
  • ギリシアのアンティゴノスの没後はエジプトのプトレマイオス王朝の領土となる。
  • B.C.58年 ローマに併合。
  • A.D.1世紀にパウロとバルナバにより基督教が伝道され基督教の教区となる。

[編集] 中世

  • 1182~1192年 イギリス王リチャードによる第3次十字軍による統治。
  • 1191年 リチャードはキプロスをテンプル騎士団に売却。
  • 1192年 エルサレム帝国の王ギ=デュ=リュジニャンにより復活祭から統治権を委譲され1489年まで中世の文化絢爛たる黄金時代を謳歌。
  • 1487年からヴェネチアによる実質的統治が継承される。
  • 1495年 ヴェネチアがキプロスを併合。
  • 1570~1571年 激戦の末、トルコのセリム2世により統治。

[編集] 近代

  • 1878年 露土戦争の後処理のサン=ステファノ条約でイギリスが租借地とする。
  • 1923年 ローザンヌ条約によりイギリス領として正式承認。

[編集] 現代

  • 1960年 キプロス共和国独立。
  • 1974年 クーデタ発生、マカリオス初代大統領暗殺未遂。
  • 1974年7月20日 トルコ軍がトルコ系キプロス人保護の名目で軍事介入・上陸。陸軍兵力一万五千人上陸し北半分を占領。二日間でギリシア系の兵力は総崩れし、休戦。

1974年7月の北側からのトルコ軍の軍事介入(侵攻)により、1976年6月9日「キプロス連邦トルコ系住民共和国」を樹立し、同時に住民交換が行われ、36%の北半分を、人口比18%のトルコ系国民の土地として移籍(ファマグスタは死の街となり)、ギリシア系住民が大量に強制移住させられ南に移り、相互住民交換として、トルコ系住民は北に強制移住させられた。1983年11月「北キプロス・トルコ共和国」が成立。北側の共和国の独立を承認しているのはトルコ共和国のみ。日本も承認していない。

北側の航空圏と飛行場はIATAも承認しておらず、国際的航空制限地域であり、トルコ軍軍用機の外は北キプロス・トルコ共和国の民間国営航空のみ飛行が許されている。

[編集] 国民

国民は、北側にトルコ系住民とトルコからの移民が在住。南側にギリシア系住民が在住。双方の国民は言語と宗教はもとより文化的側面を異にしている。但し、かつて同胞であったことと親戚・親族が双方の地域に分散し姻戚関係も僅かに残存しており、双方の地域を限定した日時内のみ移動が許され、双方の言語を解する者も多く、双方のキプロス共和国の連合の将来に希望を繋いでいる。

[編集] 気候

参考:ラルナカの平均気温と降水量
 1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月年 間
平均気温 (℃)11.811.513.417.221.425.327.427.725.622.517.413.419.6
降水量 (mm)60.343.137.117.212.32.00.01.02.216.949.079.9321.0
※気象庁の世界の気象統計データや『理科年表』(国立天文台編、丸善刊)、他国の気象局などのデータをもとに作成。

[編集] 祝日

南のキプロス共和国は、キプロス共和国独立記念日 (10月1日) を除き、ギリシアの祝日と殆ど同一。

  • 元日:1月1日
  • 顕現祭:1月6日
  • 四旬節の第1月曜日:移動祝日
  • 聖金曜日(復活祭前の金曜日):移動祝日
  • 復活祭:移動祝日(2007年は4月8日)
  • 復活祭の翌日:移動祝日
  • メーデー:5月1日
  • 聖霊降臨祭の月曜:移動祝日
  • 聖母被昇天祭:8月15日
  • 独立記念日:10月1日
  • 基督降誕祭:12月25日
  • 基督降誕祭の翌日:12月26日

北の「北キプロス・トルコ共和国」の祝日はトルコ本国と同一。

[編集] 時差

時差早見表 (UTC +2)
日本の時刻01 234567891011121314151617181920212223
現地の時刻 17 18 19 20 21 22 23 012345678910111213141516

※表の灰色の部分は日本時間から見て前日の日付。
サマータイム (summer time, daylight saving time, DST) 実施期間中の表の読み替え方は以下のとおり。

  • 表中の日本の時刻欄からそれに対応する現地の時刻を見る場合、現地の時刻に1を加える
(例) 日本の時刻欄から見た現地の時刻が9時→サマータイム期間中の現地の時刻は (9+1=) 10時
  • 表中の現地の時刻欄からそれに対応する日本の時刻を見る場合、日本の時刻から1を引く
(例) 現地の時刻欄から見た日本の時刻が9時→現地がサマータイム期間中の対応する日本の時間は (9-1=) 8時

[編集] 着く

[編集] 飛行機で

  • 往復便で最速で最もオペレーションの良いのはブリティッシュエアウエイズ(BritishAirways)によるイギリスヒースロー乗換のキプロス共和国の空の玄関口ラルナカ往復である(なおヒースロー空港では、ラルナカ行はEU圏・準国内便扱いのターミナル2乗換が通常であるが確認されたい。)[1]
  • ドイツフランクフルト乗換のルフトハンザ便は乗換時間がかかる。
  • 北キプロスのエルカン空港に、トルコアンカラからのキプロス・トルコ航空の便が殆ど毎日あり、該便を利用するのが北キプロス・トルコ共和国へ入国する唯一の方法。([2])
  • 注意:EU圏以外の外国人は通常第三国を経由しないと、南と北の双方の国家圏を往復することはできない(キプロス共和国のEU加盟により、EU圏内の国民は南のキプロス共和国の国民と同等の地位を有する)。

[編集] 列車で

南側の遊園地にのみ観覧鉄道が存在する。 内戦によりグリーンライン(南北分断線)沿いの鉄道は全て廃線となった。

[編集] 車で

  • 南の「キプロス共和国」にはレンタカーがあり安価である、日本・イギリスと同じ左側通行なので戸惑うこともない。

[編集] バスで

  • キプロスの主要な町のほとんどをバス路線が結んでいるが便数が少なく、定期乗合バスは非常に利用し難い。観光会社が運行する団体ツアーの団体専用バスに便乗することが可能。

[編集] 船で

  • 地中海クルーズの便に便乗し、リマソール(レメソス)で下船(乗船)する方法。ロードス島から地中海クルーズの客船に便乗しリマソールで下船する方法もあるが、ともに個人予約が難しいのが難点。
  • ギリシア・ピレアスからロードス島を寄航し、リマソール(レメソス)に寄航し、イスラエルハイファ(Haifa)へと相互連絡の週1便の「ポセイドンラインズ」の定期便は現在休業中で、現在リマソール発着の定期船(定期便)は皆無。
  • 北キプロスのキレニアトルコアラニヤとの間にフェリーの定期便が存在する。[3]

[編集] 動く

  • 乗合タクシーを利用する。ホテルで8人乗りの乗合いタクシー会社の電話番号を聞き、電話予約するとタクシー会社の指定した場所と時間に、定時に正確にピックアップしてくれる。都市間バスが非常に不便なため、皆この交通手段を利用する。(例:ΤΑΞΙ ΦΙΝΛΑΝΔΙΑ (TAXI FINLANDIA) Ιωνά Νικολάου 2-Λευκωσία Phone:450777,450388 Fax:450801)

[編集] 喋る

公用語はギリシャ語トルコ語

[編集] 買う

  • 通貨はキプロス・ポンド
  • 北キプロスの通貨はトルコと共通の新トルコリラ

[編集] 物価

  • 平均家賃は3DKで12,000円(月額)、食パン1斤25円、肉1キロ500円、月収平均20万円(キプロス労働者進歩党の1990年の資料から日本円に換算)

[編集] 食べる

  • 南のキプロス共和国はギリシア料理が中心。北キプロスはトルコ料理のみ。尚、南のキプロス共和国のカフェ及びホテルでの「コーヒー」は「ネスカフェ」と称し、ネスカフェの袋と砂糖と粉ミルクが供される(湯に溶解して希釈する)。「エンリニコカフェ(ギリシャ語でグリックコーヒーの意)」と注文すればギリシャコーヒーが供される。同じコーヒーが北キプロス側ではトルココーヒーとなる。
  • 名物料理は χαλούμι(ハルーミ)と呼ばれる雌牛と羊の乳から造られるチーズとその料理。

[編集] 飲む

名物は「コマンダリア」(赤ワインで甘口)で、その外のワインもキプロス産の白/赤のワインが美味である。ギリシア特産飲料の「ウゾ」や「レチーナ」も味わうことができる。特に首都レフコシア(英名:ニコシア)には英国風のパブが数多くあり、イギリス風の飲料が盛況を極めている。南のキプロス共和国では、前記のギリシア郷土風飲料のほか、イギリスのパブと同一または類似する各種の英国と類似する飲料も供され夜明けまで盛況であり、旅行者はあたかもイギリス本土と錯覚させるほどそのパブは国際色豊かであり、インテリはパブで英語をギリシア語と同様に通常に併用し、中近東取材のジャーナリストやバイヤー達とこのようなバブで情報を交換し合い、諸外国語が使用され、交流を深めており、極めて国際色豊かな光景に出会うことができる。

[編集] 泊まる

ヨーロッパの長期滞在の外国人向けに超豪華ホテルが南海岸線沿いに存在し、首都レフコシア(英名:ニコシア)には、高級ホテルから、安宿まで多数のホテルが存在し、中近東取材のジャーナリストや商人も長期滞在し、需要と供給に応じた各種ホテルが外国人ツーリストに提供されており宿泊に困ることは無い。

[編集] 学ぶ

キプロス大学が存在する。留学のためにはビザが必要であるが、日本では取得できない。北京かオーストラリア在のキプロス政府大使館に許可を求める必要がある。ギリシア本国と同様に授業料の国家補助があり安価である。

[編集] 働く

  • オーストラリア在のキプロス共和国大使館もしくは北京在のキプロス共和国大使館で「グリーンカード」を取得しないと違法就労となる。
  • 観光ビザは3月間有効なので3月ごと第三国に出国しビザを取り直さないと長期滞在はできない。

[編集] 気を付ける

  • 北キプロス・トルコ共和国は準臨戦体制にあり、各所の銃座を構える在駐トルコ軍の指示に従わないと拘束される。南側と異なり英語は通じないのでトルコ語の素養は不可欠である。
  • 南側のキプロス共和国はきわめて平和であり、英軍のベースにもフェンスも無く、住民も外国人に対しきわめて友好的である(北側と対照的である)。英語はどこでも通用する。ただし、レフコシア(英:ニコシア)分断線付近を含む「グリーンライン」と称する「北側の侵攻防護線域」は撮影禁止なので控えたい。

[編集] 健康を保つ

  • イギリスと同様、緊急処置は無料。通常診療は有料。
  • 処方箋が一般名(商標ではなくINN等の一般名)で記載されていればギリシア同様薬局で処方箋通りに調剤してくれる。殆どイギリスと同一又は類似の調剤・投薬・診療が受けられる。

[編集] マナーを守る

南側のキプロス共和国はイギリス本国と同一または類似し、イギリスのマナーがそのまま通用する。異なるのはせいぜいトイレに紙を流さずゴミ箱に捨て「水」を大切にする環境保護のマナー重視程度。

[編集] 連絡する

現在、キプロスで日本人との連絡を採る労を惜しまないのは、1960年以来の親日家のイタリア系キプロス人で在リマソールの日本名誉総領事のウンベルト・マントヴァーニ氏。

Mr. Umberto V. Mantovani
Honorary Consul-General of Japan
Loucaides Bldg, 6th Floor
Corner Saint Andrew & Arch. Kyprianou, Cyprus
P.O.Box. 50324:3036 Limassol, Cyprus
Tel.: +05 25375150,+05 25581284 (=Residence.)
Fax: +05 25375728
執務時間(現地時間)09:00 – 12:30

高齢のため執務時間以外は休養が必要なため執務時間にオフィスに連絡されたい。 なお、在京のキプロス名誉領事館(下掲)はあくまで「トレードセンター」の域を出ず、邦人との連絡の労をとってくれないのが実情である。

在京キプロス共和国名誉総領事館

〒160-8316 新宿区西新宿1丁目7-2 スバルビル8階
電話03-3347-2247

かつての日産自動車本社在の名誉総領事館。法的な領事業務は北京在のキプロス大使館が管轄で、本総領事館はあくまで形式的なものにすぎない。

[編集] 外部リンク

この記事「キプロス」は、この土地を旅したり、あるいは調べたりする際の参考になる可能性はあるものの、まだ書きかけです。加筆や訂正などをして下さるみなさんを求めています。