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アントワープ

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アントワープ州 : アントワープ
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アントワープ中心部の街並み

アントワープ (Antwerp) は、ベルギーアントワープ州にある町である。



分かる[編集]

概要[編集]

観光案内所等[編集]

  • ツーリストインフォメーション
    ツーリストインフォメーション — アントワープ中央駅構内と、マルクト広場にある(右画像はマルクト広場のツーリストインフォメーション)。観光マップやトラムの路線図などが無料で入手できるほか、トラムの1日券、アントワープカードなどもここで購入できる。  時間  9:00~17:45(日曜日と祝日は16:45まで)。 地図
  • アントワープカード — アントワープの博物館や教会へのフリーアクセス、アトラクションやレンタサイクルの割引などが受けられるカード。購入後24時間、48時間、72時間有効の3種類がある。博物館・美術館巡りとかを考えているなら、購入しておくと使い方によっては結構得になる。なお、月曜日はアントワープ市内の全ての美術館・博物館が休館となるので、月曜日またぎとなるような購入は避けるようにした方がよい。  料金  24時間券€19、48時間券€25、72時間券€29。

着く[編集]

飛行機で[編集]

アントワープ空港があるが、VLM航空というマイナーエアラインしか就航していない。 日本からは、ヨーロッパのハブ空港であるパリアムステルダムなどに飛び、あとは列車で移動するのが一般的である。

列車で[編集]

アントワープ中央駅

Thalys という特急列車でパリやアムステルダムから向かうことができるが、到着するのは中央駅 (Antwerpen Centraal) ではなく、隣の Antwerpen Berchem 駅である場合が多いので注意が必要。

  • 所要時間は、パリの北駅 (Gare du Nord) から2時間15分、アムステルダム中央駅から2時間。
  • ブリュッセルからは、普通列車で50分。

アントワープ中央駅の切符売り場のうち、国際列車の切符を扱っているのは1番~4番のカウンター。それ以外の番号のカウンターに並んでも、国際列車の切符購入は一切できないので注意。また、切符売り場の入口付近に切符の自動販売機もあるが、こちらについても扱っているのは国内の列車のみ。時間によっては国際列車のカウンターが混雑することもあるので、国際列車を利用して近隣諸国に抜けたい場合などは、比較的時間に余裕を持って駅に向かった方がよい。

アントワープ中央駅(右画像)は、石造りのとても重厚で巨大な駅。駅舎を見るだけでも価値がある。


車で[編集]

バスで[編集]

船で[編集]

動く[編集]

列車で[編集]

路面電車で[編集]

地下のトラム停留所の入り口

現在、市内には路線番号2番、3番、4番、5番、6番、7番、9番、10番、11番、12番、15番、24番の12路線のトラムが運行している。このうちでアントワープ観光に利用価値が高いのは、マルクト広場付近からフランダースの犬の銅像があるホーボーケンに向かう4番、中央駅から同じくホーボーケンに向かう2番、メール通り付近からMAS博物館付近に向かう7番、中央駅とマルクト広場を結ぶ3番と5番など。

なお、トラムの一部の路線は地下を走っている(「プレメトロと」呼ばれており、地下を走る区間については、運行図上では点線で示されている。地下駅の入口は右画像のようなスタイルとなっており、階段の上にある黄色い電光掲示板に、通っている路線番号とトラムの待ち時間が表示される。トラムが走っているはずの場所で軌道敷やトラムが見当たらないときは、付近にこのような入口がないか探すようにするとよい)。

中央駅などのツーリストインフォメーションでトラムの路線図を無料でもらえるので、あらかじめ入手しておくとよい。A4をひと回り大きくしたくらいの大きさだが、折りたたむと名刺大くらいの大きさになるためポケットに入れてもかさばらないし、路線図の中にアントワープ中心部の主だった観光スポットの位置が落とし込まれているため、とても便利である(アントワープの観光マップがなくても、正直この小さな路線図だけでも十分観光ができるスグレモノである)。

乗車券の改札は車内にある黄色い改札機に乗車券を通して行う。また、トラムの切符は主だった電停にある自販機で買い求めることができる。もちろん1回券から購入できるが、もしトラムに数回乗車する予定があるなら1日券を買い求めた方が便利(券売機のボタンで表示を英語に指定した後、"Day Tickets"と書かれたボタンにタッチし、一番上に表示される"1 day ticket"を選択する。その後"Number of travel permits"と書かれた表示が出るが(この表示は、もともと回数券の使用回数を指定する際に使用するボタン)、ここでは1を選択する。すると次に料金が表示されるので、指定された料金を投入する)。1日券は€5で、最初に改札を通してから24時間有効。なお、1日券はマルクト広場にあるツーリストインフォメーションなどでも購入することができる。


バスで[編集]

足で[編集]

市のエリアは広大なので徒歩だけでカバーするのは不可能だが、中心部など、エリアを限れば徒歩でも十分観光が可能。

アントワープ中央駅から聖母大聖堂のある中心部までは歩いて20分くらいであり、駅の正面から伸びるほぼ一本道の目抜き通りを抜けていくような恰好になっているのでわかりやすい(中央駅付近から大聖堂の尖塔の一部が見えるので、それを目がけて歩き出せばよい)。

なお、このルートの途中にはルーベンスの家などの観光スポットもある。

観る[編集]

聖母大聖堂 (De Kathedraal) 地図  
アントワープ中心部にある教会で、アントワープのランドマーク。ベネルクス最大のゴシック建築で、荘厳な造りに思わず圧倒されるが、それと同じくらい何枚もの宗教画が飾られた内部もすばらしい。巨匠ルーベンスの手による大作も大聖堂の内部に4枚飾られている(日本のアニメ、「フランダースの犬」では、そのうちの1枚を主人公のネロが眺めつつ昇天したという設定になっており、日本人観光客にはその意味でも特に人気がある観光スポットの1つとなっている。アニメのシーンに思いを馳せながら、教会内部をゆっくりと見学するのもいいかもしれない)。

入口を入ったすぐそばの所にパンフレットラックがあり、日本語のパンフレットも置いてある。ルーベンスの絵画の位置なども示されているので事前に入手してから見学するとよい(詳細な位置を押さえていないと、見逃してしまう可能性があるので)。フラッシュを焚かなければ、内部の絵画を撮影することも可能。なお、月曜日はアントワープ内の全ての美術館が閉まっているが、教会は開いているので、月曜日にアントワープにいる場合、美術館巡りの代替スポットとしても活用できる。

 所在  Handschoenmarkt  電話  (+32-3) 213-9951  WEB  [1]
 開場時間  10:00~17:00、土:10:00~15:00、日・祝:13:00~16:00  料金  €8
聖母大聖堂


ルーベンスの家 (Rubenshuis) 地図  
フランドル絵画の巨匠、ルーベンスがかつて29年間住んでいた家を改装し、美術館として開放している。やや小ぶりな美術館といった感じだが、アントワープでも1、2を争うくらいの人気スポットで、いつも人でごった返しているので、落ち着いて鑑賞するのは少々難しいかもしれない。

順路の前半部分にはルーベンスの作品は数えるほどしかなく、作品の大部分はルーベンスと同じ時代に活躍した、あるいは彼と親交のあった画家の手によるものである。順路の最後にある大広間にルーベンスの手による数々の大作が収められており、秀逸(右画像参照)。絵画を楽しんだ後は、きれいに整備された庭園も楽しめる。

チケットは家の前にあるガラス張りのチケットブースで。チケット購入時にボード状になった英語版の解説を貸し出してくれる。手元にガイドブックなどを持っていない場合などは、入館後に館内の作品が誰のものかチェックしながら見て周るためにも、あらかじめ解説を借りておくといいだろう。ゆっくり見ても1時間ほどでまわれるので、アントワープ観光にそれほど時間が割けない場合でもぜひ訪れた方がよい。聖母大聖堂などと並ぶ、アントワープでのイチオシの観光スポットの一つ。なお、フラッシュさえ焚かなければ、館内での撮影は可能となっている。

 所在  Wapper9-11 2000 Antwerpen  電話  (+32-3) 201-1555  WEB  [2]
 開場時間  10:00~17:00。月休み。  料金  €8
外観 内部の様子


マルクト広場 (Grote Markt) 地図  
アントワープの中心部にある広場。広場周辺には「ギルドハウス」と呼ばれる中世に建てられた建物やそれ以降に建てられた古い建物が残されている。付近一帯がとてもいい雰囲気で、散策にはもってこい。また、雨に濡れた広場もとても風情がある(所々新しい建物も混ざっているが、おそらく第二次大戦の空襲で破壊されたものを戦後建て替えたものなどであろう)。広場のすぐ脇に建つ市庁舎は世界遺産に登録されている。
 所在  Grote Markt 38
マルクト広場


MAS (Museum aan de Stroom) 地図  
川沿いに建つ、奇抜なデザインの博物館。4F~8Fが展示階になっており、階ごとにシャーマニズム、生と死、大都市などのテーマで括り、世界各地の文物を展示している。展示内容がどことなく統一性に欠けたような感じがするのは、かつてアントワープ内にあった異なるテーマの2つの博物館を統合して作られた博物館ためなのかもしれない。

屋上が展望台のようになっており、アントワープの街並みを一望することができる(冒頭画像はMAS屋上から撮影したもの)。転落防止のため、屋上の周囲が分厚いガラスで囲われているが、4か所ほど丸く穴があけられたところがあり、そこからカメラと手を外に出してアントワープの風景を撮影できるという粋な計らいがされている。もし時間があるなら、2~3時間かけてゆっくりとまわりたいスポットである。1回のカウンターで料金を払った後に付けてもらうリストバンドが各階の展示スペースに入る際の入館証となるので、出るまでなくさないように。

 所在  Hanzestedenplaats 1 2000 Antwerpen  電話  (+32-3) 338-4434  WEB  [3]
 開場時間  火~金:10:00~17:00、土日:10:00~18:00、月休み。月の最終木曜日は21:00まで開館。  料金  €5
MAS

遊ぶ[編集]

買う[編集]

アントワープには、ダイヤモンドの取引所が4つあり、取引量は世界一である。ダイヤモンドの商社や研磨業者なども多く、当然、販売店もたくさんある。中央駅付近に多く集まっている(駅構内にもダイヤモンドの販売店がある)。


ダイヤモンドランド (Diamondland N.V.)  
アントワープ最大のダイヤモンド店。日本語可。
 所在  Applemansstraat 33A, 2018 Antwerp  電話  32-3-229.29.90  WEB  [4]
 営業時間  9:00~17:30。  値段  

食べる[編集]

安食堂[編集]

中級[編集]

デューク・オブ・アントワープ (Duke of Antwerp) 地図  
中央駅の近く、駅を背にして聖母大聖堂方面に向かって続く大通りの右側にあるレストラン街にあるパブレストラン。内装が木の重厚な感じの造りで(そのように見せているだけのような気もするが)いかにもといった雰囲気を出している。本格的な肉料理や魚料理から、サンドウィッチのようなスナックメニューや朝食メニューまでそろっている。料理は結構ボリュームがあり、味もそこそこうまい(ただし値段も「そこそこよく」、サンドウィッチと飲み物だけでも軽く€15くらい取られる)。周囲の店と比べても朝早くから夜遅くまで開いており、便利。
 所在  De Keyserlei, 29 2018 Antwerp  電話  (+32-3) 201-5985  WEB  [5]
 営業時間    予算  €20~25前後。
デューク・オブ・アントワープ

高級[編集]

飲む[編集]

泊まる[編集]

安宿[編集]

中級[編集]

レオナルドホテル 地図  
アントワープ中央駅正面出入口から歩いて1分くらい、駅の真ん前にある中級ホテル。どこに行くにも便利な抜群のロケーションにある。表の白亜の装いとは裏腹に、中は裏町のアパートっぽい雰囲気(実際、ホテルの裏側のエリアは裏町みたいな雰囲気が漂っている)で、部屋も少々薄暗い感じがするが、部屋自体は広くてきれい。ただし防音はあまりよくないようで、隣の部屋からの歌声などがよく聞こえてくる。スタッフは親切。少々うらぶれた感はあるが、中央駅の目の前でこの料金なら相場といったところか。朝食別。
 所在  De Keyserlei, 59 2018 Antwerp  電話  (+32-3) 232-1443
 FAX  (+32-3) 233-0835
 WEB  [6]
 e-mail  [7]
 時間    料金  シングル1泊€75前後~。
レオナルドホテル

高級[編集]

出かける[編集]

ネロとパトラッシュの像を前に想うこと

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かつて「カルピスまんが劇場」に取り上げられたこともあり、日本ではある年齢から上の人たちにはおなじみの「フランダースの犬」。その本場に建つ像ということもあり、日本人観光客の中にはアントワープを訪れたらこれをぜひ見たいと思う人も多いのではないかと思う。ただ、実際に訪れてみた像を前にして、感慨もひとしお、というより何となく違和感を覚える人も多いのではなかろうか。というのも、アニメ出てできたかわいらしい男の子と優しげなまなざしの犬、というより、銅像そのものはどことなくうちひしがれ、人生に疲れたような少年とその脇で凛として威厳を放つ犬、みたいに見えるからだ。

実際、ネロの方はさながら「わび助」のように背中を曲げ、表情もどこかあきらめたような、あるいは疲れ切ったようなさえない感じで、像を見る限り、みじめさとか侘しさとかそういった言葉しか浮かんでこない。原作の物語を忠実に再現しようと思うとむしろ銅像のネロの方がそれに近く、日本で放映されたアニメはかなり話を膨らましている(アニメの方は全52話で1年かけて放送されたが、原作は文庫本で60ページくらいの長さしかない)といったのが実情のようだが、アニメを見て育った世代にとっては、アニメの中の少年ネロの印象と銅像のそれとのあまりのギャップに一瞬「ハッ」としてしまうのだ(日本のアニメも結末は悲劇なのだが、ネロが天使たちに導かれて昇天するといったように、きれいな描かれ方をしている)。

ちなみに、ここが日本だったら、さしずめ、銅像を訪れる観光客相手にお土産や記念品を売る「ネロとパトラッシュの家」みたいな店が林立するところかもしれないが、ここではそんな風景も見られない。ある種特殊な取り上げ方をされたため、日本だけで異常に人気が出てしまった物語ということもあってか、日本人以外にはあまりそれを目当てに訪れる人もないようで、銅像そのものは街角にひっそりと建っている(あくまで個人的な感想だが、色とりどりの花に囲まれた銅像の雰囲気は、記念碑というより、むしろどことなく墓標に近いような印象を受ける)。

  • ホーボーケン (Hoboken) — 「フランダースの犬」のネロの家があったと言われる村で、物語を記念したネロとパトラッシュの銅像が建っている(昔からあるわけではなく、日本から訪れる観光客からの問い合わせが多かったため、1986年にこの地にわざわざ建てられたのだそうだ)。アントワープ市内からは、トラムの2番か4番で約30分。アントワープ中央駅付近から行く場合は2番、聖母大聖堂付近から行く場合は4番のトラムを利用する(ネロとパトラッシュが牛乳を運んでいた道を忠実にたどることはもちろんできないが、それに近い経路を味わいたいのであれば、とりあえず4番のトラムといったところか)。いずれの番線も終点の"Lelieplaats"下車。軌道敷に沿って左側の歩道を100m位戻ったところにある最初の曲がり角を左に曲がると、道路脇にネロとパトラッシュの像がある(銅像の靴の形から、ネロは木の靴を履いているという設定になっていたことがわかる)。地面には、ネロとパトラッシュ、牛乳を運ぶ荷車と風車が描かれたレリーフがはめ込まれている。銅像の近所には、レンガ造りの古めかしい教会もあり、ひょっとするとアニメにも村の教会として登場していたのかもしれないと想像を膨らませつつ、付近を歩き回ってみるのも楽しい。



この記事「アントワープ」は、この土地を旅したり、あるいは調べたりする際の参考になる可能性はあるものの、まだ書きかけです。加筆や訂正などをして下さるみなさんを求めています。

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