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廈門
出典: Wikitravel
目次
福建省南東部、九龍江の河口付近に位置する街。人口約243万人、経済特区にも指定されている華南地方最大の港湾都市である。日本を含め、国際的に知られている「アモイ」という地名は、「廈門」を閩南語(福建省南部や台湾などで使われている中国語の方言)で読みしたものである。
本土側とそこに付いたような形で浮かぶ、直径13km程のアモイ島からなるが、アモイ島の方が街の中心となっている。また、アモイ島の南西にぴったりと付くような形で、アヘン戦争後の南京条約で廈門が列強に開港された際、列強の共同租界が造られ、今も往時の面影を色濃く留めたエキゾチックなエリア、コロンス島が浮かんでいる。
[編集] 分かる
[編集] 概要
もともと周辺一帯の海の水深が深く、天然の良港だったことから、明代には福建省の特産品でもある茶葉の輸出港として栄えた。明朝の遺臣、鄭成功が清朝への抵抗運動の拠点としたことでも知られており、市内には「思明路」や「皓月園」などの地名(施設名)、「鄭成功紀念館」など、鄭成功に縁の場所が多数ある。また、かつては福建華僑の送り出し港としての役割も担っていたため、伝統的に東南アジアなどの華僑・華人とのつながりも深い土地柄である。
中国の他の大都市に比べると日本ではあまりなじみのない街だが、世界遺産にも指定されている、客家の土楼があることで知られる同じ福建省の永定、あるいは台湾、金門島などへのゲートウェイとしても使えることから、観光的には非常に面白い街といえる。
[編集] 気候
| 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年 間 | |
| 平均気温 (℃) | 13.3 | 13.2 | 15.4 | 19.6 | 23.5 | 26.4 | 28.9 | 28.7 | 27.3 | 24.0 | 19.9 | 15.4 | 21.3 |
| 降水量 (mm) | 37.0 | 65.0 | 99.0 | 147.0 | 152.0 | 196.0 | 140.0 | 155.0 | 117.0 | 29.0 | 37.0 | 25.0 | 1,119.0 |
| ※データ出典 | |||||||||||||
- 亜熱帯気候に属しているため、冬場でも比較的暖かい。ただし、朝晩や天気が悪いときなどは多少冷え込むこともあるので、冬場に旅するときは軽めの防寒具があると便利である。
[編集] 観光案内所等
- アモイネット — 廈門に関する旅行や生活関連情報を紹介した日本語のページ。廈門に関する日本語の情報では一番まとまっている。 WEB [1]
[編集] 出発する
- 国際線のチェックインカウンターはボーディング・パスを提示して出国審査場へのゲートを入り、X線の荷物検査を受けた先にある。国内線カウンターのように、空港出発階のロビーにあるのではないので注意。
- セキュリティチェックのゲートから先には銀行がないので、再両替をする場合はX線検査を受ける前に空港のロビーで済ませる必要がある。なお、日本円についてはほとんど在庫がなく、日本円への再両替はできない可能性が高い。その場合、余った人民元はドルなど他の通貨へ両替するか、日本に持ち帰ってから円に再両替することになる。
[編集] 着く
[編集] 飛行機で
- 中国国内の主要都市と廈門との間が空路で結ばれている。また、ソウル、バンコク、シンガポールなどアジアの主要都市との間に国際便が就航している。なお、日本からも成田国際空港及び関西国際空港との間に直行便がある。
- 廈門島北部の高崎国際空港を利用。空港から中心部(鼓浪嶼へのフェリー乗り場付近)までタクシーなら30分(85元前後)、バスなら1時間程度(直行なら1元、廈門駅など他の場所でバスを乗り換えてフェリー乗り場に向かう場合は2元)。タクシー乗り場は空港正面玄関を出たところ、またバス乗り場は空港正面玄関を出て左側に100mほど歩いたところにある。その他、空港正面玄関を出て右側に100mほど歩くと、廈門駅などへ直行するミニバスの乗り場がある。
[編集] 列車で
北京、上海、南京、西安、杭州、広州、漢口、貴陽、景徳鎮、南昌、昆明などとの間に列車が発着している。廈門駅はアモイ島のやや内陸部にあり、観光スポットからはやや離れているが、バスが頻発しているのでそれほど不便ではない。
- アモイ駅発着(経由)の列車時刻表 — アモイ駅発着の列車時刻が検索できる日本語のサイト。 WEB [2]
[編集] 車で
[編集] バスで
アモイ市内には、「湖濱長途汽車站」と「松柏長途汽車站」という2つのバスターミナルがある。このうち、規模が大きいのは松柏長距離バスターミナルの方で、北京を含む、国内主要都市との間の長距離バスが発着している。湖濱長距離バスターミナルはどちらかというと省内の主要都市間を結ぶバスが多い。なお、客家土楼で有名な永定県行きのバスは湖濱長距離バスターミナルから発車する。
コロンス島のフェリー乗り場から湖濱長途汽車站まではタクシーで所要15分程度、料金は11元ほど。また、両バスターミナル間、及び松柏長途汽車站とアモイ駅の間には直行のノンストップシャトルバスが運行している。これらのバスは通常の路線バスと同じ扱いであり、料金は片道1元。
[編集] 船で
- 香港から客船が運航されているが、現在は運休している模様。
- 台湾の金門島からフェリーが就航している。これまで外国人はこの航路を利用することができなかったが、2008年から外国人旅行客にも開放さた。金門島からアモイまでは片道750元。乗船は、カウンターなどが混んでいなければ出発前15分でもOK。パスポートを提示して切符を買い、荷物検査の後、出国審査を経て乗船する。その間の手続きは至ってスムーズ。アモイまでの所要時間は約1時間で、着いた先のアモイ側の埠頭でも、検疫、荷物検査、入国審査などの手続きが行われる(こちらも何ら問題なくスムーズに入国できる)。
- アモイの国際航路の埠頭は五通碼頭(フェリーターミナル)、東渡碼頭の2つがある。このうち五通碼頭は高崎空港側に、また東渡碼頭は鷺江路側にそれぞれあるが、どちらかというと東渡碼頭の方が便数も多く街の中心にも近いため便利(コロンス島のフェリー乗り場から東渡碼頭まではタクシーで所要15分程度、料金は11元前後)。
- 金門島からアモイへ渡る場合、通貨の両替は金門島側で済ませてしまった方がよい。アモイ側の中国銀行のカウンターで両替を行う場合、書類を数枚書かされる上に時間がかかる(なお、金門行きのフェリーの切符売り場でも通貨の両替に応じてもらえる。中国銀行に比べて多少レートは悪いかもしれないが(詳細は不明)、こちらの方はそれほど時間がかからない)。
[編集] 動く
[編集] タクシーで
主要観光スポット間を移動する場合で、どのバスを利用したらよいかわからない場合などはタクシーの利用が便利である。メーター制などで料金交渉の必要もなく、長距離の移動でなければ料金も比較的安い。タクシーの初乗りは8元。市内の2~3km程度の移動であれば、料金は10元前後である。
[編集] バスで
市内の移動にはバスが安くて便利。廈門はバス網が発達しており、市の中心部のバス停であれば、どこも大体4~5路線程度のバスが停車する。また、廈門駅と市の中心部、廈門大学と市の中心部などのような幹線ルートであれば、複数の路線が当該ルートをカバーしているため本数も多く、時間によっては5分に1本程度、あるいはそれ以上の頻度でバスが走っている。
路線バスの料金は固定制で乗車距離に拘わらず1回1元。乗車時に運転手脇の料金箱に料金を投入する。車内アナウンスはあるが中国語による案内のみ。
[編集] 船で
廈門本島とコロンス島との間は主にフェリーによる移動となる。フェリーの運行時間は朝5:30~24:00で、日中は5分に1本ほどの割合で運行している。コロンス島への所要時間は約5分。料金は往復分を一緒に徴収するしくみになっており、廈門本島からコロンス島を訪れる場合、行きでは料金を支払わず、帰りに往復分の料金8元を支払う。フェリーは2層式で下のデッキはほとんどが立ち席、アッパーデッキは座席が備え付けられている。アッパーデッキは1元増しで、行き帰りともに出航後服務員が追加料金の徴収に来る。
フェリーの料金所はコロンス島側の乗り場右手にあり、そこで8元を支払ってトークンを購入し、帰りの乗船時、改札口のトークン入れにトークンを投入する。なお、夜10時を過ぎるとフェリーの料金が無料になる(ただし中国のゴールデンウィーク期間中は別の料金体系が設定されており、無料区分もその期間は適用除外となる)。
なお、フェリー以外にも、コロンス島との間を結ぶモーターボートのサービスなどがある(ただしこちらは料金が50元と高め)。
[編集] 観る
アモイ島とコロンス島にそれぞれ見どころが分散している。時間に余裕があるのであれば、それぞれのエリアに1日程度を費やすくらいでプランを組むと、見どころを比較的ゆっくりと見てまわれる。アモイ島とコロンス島はとても近くまた連絡もよいので(詳細は「動く」を参照)、例えば午前中をアモイ島の観光にあて、午後からコロンス島の主だった見どころをまわるといった手段も取れる。
[編集] 鼓浪嶼
(→コロンス島のページを参照)
[編集] その他の地区
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[編集] 遊ぶ
[編集] 学ぶ
[編集] 働く
[編集] 買う
[編集] 鼓浪嶼
(→コロンス島のページを参照)
[編集] その他の地区
[編集] 食べる
[編集] 鼓浪嶼
(→コロンス島のページを参照)
[編集] その他の地区
[編集] 安食堂
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[編集] 中級
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[編集] 高級
[編集] 飲む
[編集] 鼓浪嶼
(→コロンス島のページを参照)
[編集] その他の地区
[編集] 泊まる
[編集] 鼓浪嶼
(→コロンス島のページを参照)
[編集] その他の地区
[編集] 安宿
[編集] 中級
[編集] 高級
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[編集] 連絡する
[編集] 気を付ける
[編集] 暮らす
[編集] 出かける
- 永定県 — 世界遺産にも登録されている、客家の土楼で有名。廈門から土楼を訪れる日帰りツアーが多数催行されている。また、長距離バスを使って行くことも可能。アモイから直行バスが1日数本出ており、所要時間は片道4時間ほど。
- 金門島 — アモイまでわずか数キロという位置にある、台湾(中華民国)が実効統治する島で、島の約四分の一が台湾の国立公園ともなっている。国共内戦時代には中国大陸との戦闘の最前線であった島で、現在でもトーチカや多数の坑道など、かつての軍事要塞としての顔を濃厚に留めた施設が島内に多数残っている。アモイからはフェリーで約1時間程であり、朝出れば日帰りも可能。一昔前まで両岸の渡航ルートは完全に閉ざされており、ここから対岸の金門島に渡るなど考えも及ばなかったが、ルートが開かれた現在では、アモイと金門島の両者が、それぞれ比較的利用しやすい台湾と大陸への玄関口となっている。

