近畿
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(関西 から転送)
近畿 (きんき)は日本の本州の西半分の中心をなす地方で、関西とも呼ばれている。東側は中部地方、西側は中国地方と接しており、北側は日本海、南側は太平洋と瀬戸内海に面している。
[編集] 地方
近畿地方は以下の2府5県で構成されている。
[編集] 分かる
古代中国では都とその周辺を畿内といった。古代日本でもこれにならい、歴代の都が置かれた大阪・奈良・京都近辺を畿内といい、周辺の国を含めて近畿と呼ぶ。
近畿地方は古墳時代から江戸時代にかけて長らく日本の政治・経済・文化の中心として栄えた。このため多くの文化財、社寺仏閣、伝統芸能、伝統産業などが集積し、特に京都と奈良は国内外から観光客が集まる。
その一方で京阪神地域(京都市・大阪市・神戸市周辺)は東京周辺に次ぐ日本第二の大都市圏を形成している。
このように近畿地方は伝統的な面と現代的な面を合わせ持った地方である。
[編集] 着く
[編集] 動く
[編集] 喋る
近畿地方の方言は関西弁として、漫才などを通して日本全国に知られている。関西弁には地域や世代によって色々な種類があるが、現在では共通語をブレンドした大阪弁が主流である。
近畿地方の住民は自分たちの方言に誇りを持っているので、関西弁で話しかけると気さくに応じてくれるだろう。ただし、中途半端な関西弁では「バカにしとんか」と逆に機嫌を損ねる人もいるので、注意が必要である。
[編集] 文法
- 「だ」は「や」。 (例)美味しいたこ焼きや
- 「よ」は「で」。 (例)美味しいたこ焼きやで
- 念を押したり相手に主張したりする時は「がな」。 (例)美味しいたこ焼きやがな
- 文を強調したい時は「ねん」。ただし「た」「だ」で終わる文の場合は「てん」「でん」。 (例)たこ焼き食べるねん、たこ焼き食べてん
- 「…ない」は「…ん」「…へん」「…ひん」(「…ひん」は前の音がiの時のみ)。 (例)食べん、食べへん
- 「…へん」の前はa音が一般的だが、大阪では「eへん」とする人もいる。 (例)行かへん←→行けへん
- 「する」の否定は「せーへん」だが、京都では「しーひん」とも。
- 敬語は「…はる」。 (例)食べはる(お食べになる)
- 「違う」は「ちゃう」。 (例)ちゃうちゃうちゃうんちゃう?(ちゃうちゃうとは違うんじゃない?)
- 語尾に「わ」を付けると自然な会話表現になる。 (例)お願いしますわ
- 疑問は「ん(か)?」。女性の場合「のん(か)?」も。 (例)食べるん(か)? 食べるのん(か)?
- 「じゃん(か)」は「やん(か)」。男性の場合「やんけ」も。 (例)ええやん(か、け)
- 「は」「を」「と」「へ」「に」は省略されやすい。 (例)食べてみ言われて食べてみたら、ホンマ美味しかった
- 「…く」「…った」は「…う」「…うた」になることがある。 (例)はよう(早く)、よう言うた(よく言った)
- 「…なければ」は「…な」(「…ねば」の変形)か「…んと」。 (例)食べなあかん、食べんとあかん
- 命令は「連用形(+い)」。後ろには「や」がよく付く。 (例)食べ、食べや、食べい、食べいや、食べいな
- 「する」の命令は、強く言う時は「せえ」、優しく言う時は「しい」。
- 禁止は「…なや」「…んとき」がよく使われる。 (例)食べるなや、食べんとき
- 優しく言う時は「連用形+なや」だが、若者はあまり使わない。 (例)食べなや
[編集] 発音
- 共通語に比べて母音が強く発音される。例えば「気」は「きい」、「目」は「めえ」となる。
- 「すみません」が「すんまへん」に、「それなら」が「ほな」になるように、s音がh音に変わることがある。
- 関西弁のアクセントは共通語のアクセントを逆転させればそれらしくなるという話もあるが、実際はより複雑な違いがある。
[編集] 主な表現
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