ベイルート
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ベイルート は地中海に面したレバノンの首都。
[編集] 分かる
[編集] 概要
かつては地中海リゾートとして有名で、「中東のパリ」と呼ばれていたが、1975年に宗教上の対立や中東紛争の影響から内戦が勃発。街がイスラム教地区(西側)とキリスト教地区(東側)に分裂して激しい戦闘が繰り広げられ、街の半分以上が瓦礫と化した。
1991年の内戦終結以後、街は徐々に復興してきており、旧市街なども往時の賑わいを取り戻してきている。ただ、グリーンライン(東西の分割線)だった市中心部のダマスカス街道沿いなど、街のところどころに砲弾で蜂の巣状にされた建物がまだ残されたままとなっている。
2006年7月に始まったイスラエル軍のレバノン侵攻により、ベイルートも一時空爆に晒された。特にシーア派住民が集中し、ヒズボラ関連施設の多い市南郊(ダーヒヤ・ジャヌーベイヤ)は激しい空爆でガレキの山となった。そのほかの地域での空爆被害は少ないが、港湾施設などいくつかの建物が被弾したほか、北部ジュニエなどで高速道路などが壊され、通行不能となる被害が出た。8月14日の停戦以後、街は再び落ち着きを取り戻したが、その復興までには時間がかかるものと思われる。
[編集] 気候
| 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年 間 | |
| 平均気温 (℃) | 13.1 | 13.4 | 15.0 | 17.9 | 20.4 | 23.2 | 25.7 | 26.5 | 25.3 | 22.7 | 18.2 | 14.5 | 19.7 |
| 降水量 (mm) | 190.9 | 133.4 | 110.8 | 46.3 | 15.0 | 1.5 | 0.3 | 0.4 | 2.3 | 60.2 | 100.6 | 163.8 | 825.5 |
| ※気象庁の世界の気象統計データや『理科年表』(国立天文台編、丸善刊)、他国の気象局などのデータをもとに作成。 | |||||||||||||
[編集] 着く
[編集] 飛行機で
市の南側、海岸近くにベイルート国際空港がある。空港からハムラなどの市街へはタクシーで30分、$20~25程度かかる。タクシーにメーターなどは無いので事前に乗車賃を交渉することが必須。面倒な場合はホテルを予約する際、同時に迎えを頼むと便利である。ホテルにもよるが$15~25程度のオプション料金を追加すれば迎えに来てくれる。ちなみに空港へは公共バスが乗り入れていないため、移動はタクシーかレンタカーのみとなる。各種レンタカーオフィスは空港にあるが、交通事情が劣悪なため運転に自信が無い人はやめておいたほうが無難。
[編集] 列車で
内戦で鉄道網が全て破壊されてしまったため、現在利用可能な鉄道は無く、列車での入国は不可能。
[編集] 車で
- シリアのダマスカスからセルビス(乗り合いタクシー)が頻発している。
- セルビスはそのほとんどが早朝にダマスカスを出発する(ダマスカスの住人が日帰りでベイルートまで買出しに行くのによく使われるため)。このため、お昼前くらいに乗り場に行っても乗客がほとんどおらず、4~5人乗りのセルビスに客が集まるまで1時間くらい待たされることがあるので注意。
- ダマスカスからのセルビスは市内にあるCharles Helou(シャルルヘロウ)バスターミナルに着く。そこから中心部のハムラやアシュラフィーエなどへはタクシーを利用する。旧市街(ダウンタウン)は歩いて10分ほどである。
[編集] バスで
シリアの各都市よりバスが出ている。ほとんどがベイルートのCharles Helou(シャルル・ヘロウ)バスターミナルに到着する。Charles Helouバスターミナルは、ダウンタウンの中心部から歩いて10分ほどの場所にある。
[編集] 船で
ベイルート港へ定期船は就航しておらず、船での入国は不可能。
[編集] 動く
ベイルートは(観光という面では)それほど大きな街ではない。ハムラ、ダウンタウン(旧市街)などそれぞれの拠点内であれば徒歩で十分である。なお、拠点間の移動はタクシーか路線バスにたよることになる。
- 路線バスの場合、市内運賃は一律750LL、市外へ出る場合は行き先により異なる。LCCという民間バス会社のバス路線図[1]はハムラ地区にある観光案内所で入手できる。時刻表などはないが、7:00~17:00の間、5分~30分おきに走っている(路線による)。基本的には路線上であればどこでも乗れ、どこでも降りられる。運賃は前払いで前から乗る。たまに車内改札があるのでレシートは取って置くこと。。
- ベイルート~トリポリ間にはフランス系のバス会社であるConnex(現在はVEOLA Transportに改名)[2]
が長距離バスを運行している。料金は片道2000LL。ベイルートのCharles Helou(シャルル・ヘロウ)バスターミナルから乗れる。
- ベイルート~バールベック間は多数のセルビス(ワゴンタイプ)が走っており、片道5000LL程度。ベイルートのCola(コーラ)にあるセルビス乗り場で乗ることができる。
- ベイルート~サイダ間は多数のセルビス(ワゴンタイプ)が走っており、片道2000LL程度。ベイルートのCola(コーラ)にあるセルビス乗り場で乗ることができる。サイダからさらにティールへいく場合はサイダで乗り換える。
- 流しのタクシーは市内は基本的に5000LL~。事前に交渉が必須で、運賃は基本的に後払い。
- セルビス(乗り合いタクシー)は市内1500LL~。(原油価格の高騰により、現在は1000LLでは乗れない)事前に交渉が必須で、運賃は基本的に前払い。
- 予約タクシーの場合は7000LL~となる。予約タクシーはAllo Taxi(01-366661)が最大手で運転手が英語を話せる。電話で前もって運賃が分かる。Allo Taxiだと市内から空港まで15000LL($10)、空港から市内へは20000LL($14)と安い。
[編集] 観る
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[編集] 遊ぶ
[編集] 遊園地
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[編集] 映画館
ベイルートには映画館が多数あり、どこでもLL7500(=5米ドル)で鑑賞可能。現在上映中の作品の上映時間および映画館の検索は以下のウェブサイトで可能。 http://www.thisiscyberia.com/entertainment/cine.asp?ent=2
[編集] ボーリング・ゲームセンター
Verdun(ヴェルダン)地区にある、Holiday Inn Dunesホテルの地下にボーリング場およびゲームセンターがあり。
[編集] 学ぶ
[編集] 働く
レバノンでは日系企業が皆無に等しい上、現地の企業においても、若者の失業率が高く職が無いレバノンでは働く機会はまずないと考えて良い。どうしても働きたい場合は住み込みのメイドとして働き、雇い主に雇用ビザのスポンサーになってもらう方法がある。但し、メイドの月給は200ドル程度が相場であり、薄給激務なためフィリピン人、スリランカ人が多い。ベイルートには日本食レストランが多いが全てレバノン人経営によるもので、ウエイトレスや板前は人件費の安いフィリピン人であるため日本人は雇ってもらえない。現地に店を出して自分で経営する方法もあるが、法律上100%外資は認められていないので現地の信頼できる共同経営者を見つける必要があり、大変困難である。
[編集] 買う
レバノンでは国の通貨がレバノンポンドであるため当然価格表示は全てレバノンポンド表示だが、米ドル紙幣も使用でき、1ドル=1500レバノンポンドとして計算されている。ドルを渡しても自動的にそのレートで計算されたレバノンポンド紙幣がお釣りとして返ってくるため特に両替は不要。しかし実際の為替レートは1ドル≒1510ポンドなので、高価な物を買う時などはできれば市内の銀行でドルからレバノンポンドへ両替しておいたほうがお得。空港内のビブロス・バンク空港支店はレートが悪いのであまり利用しないほうが良い。市内のハムラ地区の銀行がおすすめ。
また、クレジットカード(Visa, Master)も小さな店を除きどこでも利用できる。カードの場合は自動的に米ドル決済(1ドル=1500レバノンポンドとして計算)となる。 市中の銀行ATMでクレジットカードや国際キャッシュカードでキャッシングする場合も、米ドルで引き出すこととなる(ATMによっては選択ボタンによって現地通貨のレバノンポンドでも引き出し可)。
ただし米ドルのトラベラーズチェックは利用できる店が殆ど無く、高級ホテルで支払いに使える程度。ベイルート市内のアメックスセンターで米ドルのトラベラーズチェックを現金化する場合、一定額の手数料(2%程度)を取られる。トラベラーズチェックの方が現金より換金レートが良く設定されているものの、現金に戻す場合には結局手数料でその分が相殺されるか、実際の手取り額が少なくなってしまうので、できれば最初からドルキャッシュを持っていった方がよい。
市内で流通している米ドルの高額紙幣の中に、(ちょうど手形の裏書みたいに)所持者だった店や銀行の名前がいくつもスタンプで押されているものを見かけることがある(これは偽造したものではないよ、ということを担保するためのものである。もちろんこのような紙幣もレバノン国内および多くの中東地域ではきちんと使用できる。ただし、日本および他の国ではスタンプの押された米ドル札は両替を拒否されることがあるので注意。)
タクシーやセルビスは運賃がレバノンポンドで、米ドルや高額なレバノンポンド紙幣だとお釣りが無いことが多いので両替の際、銀行で1000や5000レバノンポンド札を多くもらうとよい。
[編集] 書店
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[編集] ショッピングモール/デパート
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[編集] フリーマーケット
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[編集] 食べる
市内のファーストフード店などで「サンドウィッチ」のメニューを注文すると、大概はアラブ風のパン(パン種を使わない薄く平べったいパン)で具を巻いた筒状のものが出てくる。同じ「サンドウィッチ」という言葉を使っていても、出てくる物はしっかりと中東化 (?) している。日本で言う白い食パンで具を挟んだサンドイッチは「フレンチサンドウィッチ」と言い、下に挙げてあるSmith's Supermarket等で販売している。ただし日本と異なり食パンの耳がカットされていない。
[編集] 安食堂
Talal's New HotelのあるGemayze (ジュマイゼ) 地区にある、Le Chefという食堂では$5~10程度で食べられる。その他、Hamra(ハムラ)地区に近いAmerican University of Beirutの前のBliss Streetに学生向けの安い食堂がたくさん並んでいる。前払いのファーストフード方式のレストランではチップは不要。後払いの場合は請求書の代金プラス1000ポンド~3000ポンド程度を目安にチップを置けば良い。
[編集] 中級
Down Town(ダウンタウン)地区にはおしゃれな中級~高級レストランが多く並んでいる。中級レベルだと夕食はチップ込みで1人25米ドル~35米ドル程度かかる。チップは請求書の10%を目安に置くとよい。
[編集] 高級
Ashrafieh(アシュラフィーエ)地区にあるIngilizi Street(英国通り)には高級レストランが多くある。また、海岸通り沿いにあるPhoenicia Intercontinental Hotelという高級ホテル近辺にも高級レストランが多くあり、シーフード料理を中心に店を出している。その他、各高級ホテルの中に高級レストランが集中している。 高級レストランは予約必須で、服装も気を使いたい。一人当たりチップを含めて45米ドル~90米ドル程の予算を見ておけば良い。セットメニューが大抵あるので、それを頼めば大体1人50米ドル程度で済む。チップは請求書の金額に加え、10%~15%程度を目安に切りのよい数字になるように加えれば良い。(例: 二人で89米ドルの場合、100米ドルを出してお釣り不要とする。)
[編集] 飲む
Ashrafieh(アシュラフィーエ)地区にあるMonot Street(モノストリート)には各種バー・パブが集中しており、外国人も多い。値段は一杯10000LL~。
以下のサイトで情報収集可能。
[編集] 泊まる
国家収入の殆どを観光で得ているレバノンには多数のホテルがあり、首都ベイルートの海岸通りに集中している。主要なインターナショナル高級ホテルチェーンは殆ど揃っており、2006年11月現在、フォーシーズンズとヒルトンホテルが建設中である。
[編集] 安宿
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[編集] 中級
[編集] 高級
[編集] 連絡する
[編集] 気を付ける
- 水道水は飲めないので、ホテルに滞在する場合も近くのスーパーで2リットルのミネラルウォーターのボトルを買っておくとよい。1本750LL程度で買える。
- 夜の女性の一人歩きは危険なので避けたほうが賢明。
- レバノンには日本人が殆どおらず、アジア人はフィリピン人メイドや中国人シェフくらいしかいないため、女性は特にフィリピン人や中国人に間違われる事が多い。間違われても侮辱されたと思って相手を罵倒しないほうが賢明。銃器を持っている場合がある。
- 女性一人で流しのタクシーやセルビスに乗るのは運転手・同乗者のセクハラを受けることが多いためできれば避けたほうが良い。また、流しのタクシーやセルビスは英語が通じないことが多い。マナーのきちんとした英語の通じるAllo Taxi等の予約タクシーの利用がおすすめ。流しのタクシーに乗る場合、前の助手席は避けること。運転手にセクハラされる事がある。
- 男女問わず、セルビスで同乗者に財布等を盗まれる事件が時々あるため注意が必要。
- 何でも値段交渉を事前にして値段を確認する事。後からだとぼったくられる事がある。
- 7月上旬~8月下旬まで続いたイスラエルの攻撃により、ベイルート南部郊外は破壊された建物が多く残っており、倒壊の危険がある。特にベイルート南部郊外のHaret Hreikにはイスラエルに攻撃され倒壊した建物が多く残っているが、入るにはヒズボラから許可を得る必要がある。地区の入り口周辺には、ヒズボラの警備員が立っており、住民以外の動向を監視している。勝手に建物を撮影したためヒズボラに拘束・尋問された日本人もおり、注意が必要。全般的に、廃墟となった場所はアスベストや粉塵が舞い散っており健康被害の恐れがあるためむやみに近づかないほうが良い。
- 軍事関係の建物・戦車およびレバノン軍兵士、UN(国連軍)兵士を許可無く撮影することは禁止されており、勝手に撮影すると逮捕・拘束されることがある。
[編集] 暮らす
- 在レバノン日本国大使館 — 所在 Serail Hill Area, Army St., Zokak El-Blat 電話 (+961-1) 989-751~3 WEB [11]
[編集] スーパー
- Smith's Supermarket — ハムラ地区の端の警察署近くにあるスーパー。オンラインで購入でき配達してくれる。カップラーメン、うどんなどの日本食あり。 WEB [12]
- Bou Khalil HyperMarket — はとの岩に割と近い場所にあるスーパー。カップラーメン、うどんなどの日本食あり。 WEB [13]
- Spinney's — Ashrafieh等、店舗が多数あるレバノンで最も有名な総合大型スーパーの一つ。
- Monoprix — 空港近くのJnahに本店があるフランス系の総合大型スーパー。Ashrafieh、Hamra近くのConcord Square等にも支店あり。
- CityMall — Dora地区にある最新かつレバノン最大規模のショッピングモール。食品も扱う。
- Co-op — 生協。ハムラ地区のMarble Tower Hotel前にも店舗がある。
- Goodies — Verdun地区にある高級スーパー。ドバイにも支店がある。
[編集] 美容院
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[編集] 出かける
[編集] 外部リンク
- レバノン観光省の公式ウェブサイト[15]
- レバノンの観光地の案内が360度の立体映像で見られる情報サイト[16]
- レバノン国内のコンサート・展示会などのイベント情報サイト[17]
- レバノン国内の新聞社へのリンク集[18]
- レバノンのユニークな国内ツアーの紹介[19]
- レバノン最大手の旅行会社。国内日帰りツアーを多数催行。[20]

